でも、憂鬱
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毎晩ベッドで愛し合っているのに、ふと自分を見つめる時、
心の奥深いところで空虚なモノを感じてしまうのですわぁ~。
あたしは。。。あたしは。。。いったい、
どうすれば良いのでしょうか?
by レンゲ
『なんだか憂鬱 (2007年12月5日)』より
レンゲさんの悩みは贅沢(ぜいたく)と言うものですよ。
あたしは、決して贅沢だとは思いませんわ。あたしは。。。、あたしは。。。、女として自分の心に忠実なだけですわ。デンマンさんも、あたしの素直なところが素晴しいとおっしゃったではありませんか?
そうですよ。確かに僕はレンゲさんの素直さ、率直さ、誠実さ。。。そういう性格が人の心を引き寄せると言った覚えがありますよ。
だったら、あたしの悩みをもう少しマジに考えてくださいな。あたしは、自分の悩みを率直にデンマンさんに打ち明けているのですわ。
でもねぇ~。。。アンケートの結果を見ても、日本の女性の悩みは、もう少し次元が低いのですよ。
次元が低いって、どういうことですの?
だから、回数が極めて少ない事を問題にしているのですよ。39歳の真美さんのように、すでに5年間も夫にしてもらっていないのですよ。
オンナは永遠に「恋」をしたい
![](http://members.aol.com/davie1720/myhomepage/images/breakup0.gif)
2007年11月22日10時30分
六本木のサルサパーティに行ってみると「恋人のいるお金持ちミセス」のオンパレードだ。
聞いてみると「ダンナは社長・・・仕事が忙しいので、帰るといつも疲れて、家で子供とテレビを観ている」とのこと。
昔はオトコが外で遊び、オンナは家庭を守るという図だったのが、
一体いつの頃から逆転したのだろうか?
ご主人が貿易会社の社長で、サルサ歴3年の真美さん(39歳)は
今3人目のパートナーと付き合っている。
「主人(43歳)は私の顔を見ると『疲れた』『疲れた』を連発し、
食事の後はゴロゴロとソファに寝転がってテレビばかり観ています。
私には『疲れてるからキミの夜の相手はできないよ』と
毎日私に向かって言っているように感じます。」
真美さんは、このように話す。
現に、彼女はこの5年間、ご主人との夜の生活は皆無で、
最近ではもっぱら恋人が相手だそうだ。
世界最大のコンドームメーカー、デュレックス社恒例の2005年セックス白書によれば
2005年度の世界中の人々の年間セックス平均回数は103回となっている。
世界中の人々は、年間平均3.5日に一回はセックスをしているとの結果。
トップのギリシャの138回を筆頭に、フランスの120回、イギリスの118回、アメリカ113回、
カナダ108回、イタリア106回、ドイツ104回、とサミット主要国は軒並み年間100回以上。
それに比べて、日本はダントツビリの年間平均46回だ。
お隣り中国の96回にも倍以上負けている。
これはいったいどういうことだろう?
少子化問題の根はここにあるのでは?と思えてきた。
最近では、真美さんの家庭のように、5年間何もなし、という夫婦も決して珍しくないと聞く。
しかし、サルサパーティでの実態を見るとオンナはいつも「恋」をしたがっている。
つまり、帰ってくると「疲れた」「疲れた」を連発してセックスをしないオトコたちが、
セックス白書の平均値を下げているということではないだろうか?
夫たちにいったい何が起きているのか?
ネット上のデータや、医療サイトを見ると「仲が良いのにセックスレス」という夫婦が案外多いとのこと。
深層心理的な部分も関わってくるので一言では言えないようだが、
妻を「女性として」見ることから、「家族として」見るようになる男性側の一方的な心理変化が要因という診断が多い。
確かに、家族化してしまうことでセックスをしづらくなってしまうのかもしれない。
デュレックス社の「セックスライフにもっと満足するには?」の筆頭には、
「健康でストレスが無いこと」とある。
こちらは肉体的な要因だ。
ストレスの取材で翌朝に疲れが残ると答えたサラリーマンは30代40代が最も多かった。
うつ病の予備軍も30~40代が最も多いと聞く。
心理的な要因には専門医の治療が必要だろうが、
肉体的にはくれぐれもストレスの連鎖の中にハマり込まないよう、
それを断ち切る工夫をして、
健康でストレスの無い肉体を取り戻して欲しい。
だって、オンナは永遠に「恋」をしたがっているのだから。
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出典: 『ライブドアニュース (2007年11月22日)』
何度も言うように真美さんの悩みから比べれば、レンゲさんの悩みは天国の悩みですよ。毎日ベッドで愛し合っていると言う事は1年に365回ですよ。日本人平均の46回と比較して、回数だけに限って言えば、レンゲさんは8倍幸せなんですよ。真美さんは5年間に一度も夫にしてもらっていないのです。レンゲさんは現在のペースで清水君と愛し合うならば5年間に1825回ですよ。39歳の真美さんと比べれば、1825倍の幸せをつかむ、と言う事でしょう?
デンマンさんは。。。、デンマンさんは、どうして。。。どうして。。。回数にこだわるのですか?
やだなあああぁ~。。。僕は回数にこだわっていませんよ。日本のマスコミや、ライブドアの記者やコンドームメーカーが回数にこだわっているのですよ。
。。。んで、デンマンさんは何にこだわっているのですか?
だから、ロマンですよ。
ろまん。。。? 。。。ですか?
そうですよ。清水君と毎晩ベッドで愛し合っているにもかかわらず、レンゲさんの心は虚(むな)しいと言う。。。つまり、心に冷たい空っ風が吹いているという事でしょう?
冷たい空っ風が吹いているとは思いませんが、なんとなく虚しいのですわ。あたしの心の中に、ぽっかりと空洞が開いているような。。。、あたしは、このままでいいのかしら。。。? ふと。。。、ふと、洋ちゃんとの関係に疑問が頭をもたげるのですわ。
だから、それは回数とあまり関係ないところでレンゲさんが問題を意識しているという事ですよ。
どう言う事ですの?
つまり、レンゲさんと清水君の愛情生活にロマンが欠落しているという事ですよ。
あたしと洋ちゃんの愛情生活にロマンが欠落している、とデンマンさんはおっしゃるのですか?
そうですよ。
それで。。。それで。。。具体的に、ロマンとは、どのようなものなのですか?
だから、おととい僕は言ったでしょう?レンゲさんは次のようなすっげぇ~♪~ロマンを込めて詩を書いたのですよ。これが壮大なロマンでなくて何ですか?レンゲさんは、このようなすっげぇ~ロマンを見い出す事ができるだけのオツムを持っているのですよ。もう一度じっくりと読んでみてくださいよ。
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お願い、もう一度抱きしめて
2006/07/14
あなたとわたしは大きな広いベッドで
一日中愛しあった
甘い蓮華の花が咲く
広くて果てしないお花畑
それがあなたとわたしが愛しあったベッド
ぬけるように青い空が
あなたとわたしが愛しあうのを
微笑を浮かべて見つめていた
祝福するように
うらやましそうに
楽しそうに
蓮華の花びらが敷き詰められた
肌ざわりのいいシーツと
柔らかなダウンがいっぱい詰まっている
大きなまくら
朝から晩まで
あたなとわたしはベッドの中にいて
いっぱいキスして過ごした
ふたりはずっとわらっている
わたしはしあわせすぎて
時々泣いたりした
あなたはわたしの涙を
優しい唇で拭ってくれた
ああ、あなた...
いとしい人...
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/kiss003.gif)
今のわたしの涙は嬉し涙
しあわせなメロディーが
この胸の中にとまらなくて
あなたの胸へと伝わってゆく
そしてわたしは
あなたのくちびるが
わたしのくちびるに
かさなる瞬間まで
じっと見つめていた
まぶたをとじて
じっくりと味わう
わたしの愛を
あなたのくちびるに差しだす
あなたは舌でからめとる
わたしの愛が
甘く透きとおって
あなたの舌のうえで
ゆっくりととけてゆく
あなたの愛は
甘露のようにわたしの心に広がってゆく
あなたのくちびると
同じ味がする
わたしは全ての感覚で
あなたを愛しているから
わたしの全てが
あなたを恋しく思う
ああ、あなた...
いとしい人...
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わたしはあなたの腕の中で生まれかわった
あなたはわたしの殻を破ってくれた
わたしはあなたの女になった...
あなたの愛がこの身体に
沁み透るように伝わってくる
その愛を全身に感じながら
わたしはもがき続けた
あなただけの女に生まれるために
わたしは苦悩する
そして強くなる
わたしは生まれかわった
あなたのために
ああ、あなた...
いとしい人...
あなたの全てがいとおしい
あなたのまぶたをくちびるで愛撫する
くちびるから全身にしびれるような
熱い波がひろがってゆく
狂おしいまでに
わたしはあなたの腕に抱きしめられて身悶えた
わたしの思考を空白にする甘美な衝撃
身を焼くようなあの歓喜
全身を打ち震わせるあの悦楽
女の芯をしびれさせる官能の疼き
あの悦びの瞬間を
わたしはあなたの愛の中で
あなたと溶けて一つになって
全身で感じていた
激しい歓喜の波が押し寄せては引いてゆく
わたしはその悦びの波に翻弄されながら
あなたの愛に耳を澄ませ
全身であなたの愛を感受して
あなたの腕に抱かれて
長い長い悦楽に酔いしれた
あなたがわたしをつつむやすらぎの光
おだやかな時がいつまでも流れてゆく
あなたにやっと出会い
そして愛し合う
![](http://members.aol.com/davie1720/myhomepage/images/renge37.gif)
あんなに強く抱きしめた腕
ふたりは確かに結ばれて
身も心もとけあった
ああ、あなた ・ ・ ・
いとしい人 ・ ・ ・
あなただけが与えてくれた
あの至福
あなただけが教えてくれた
あの悦び
あなただけが癒してくれた
あの寂しさ
あなただけが満たしてくれた
あの虚しさ
ああ、あなた ・ ・ ・
いとしい人 ・ ・ ・
初めての出会いから
分かっていた
あの夜のしじまの中で
あなたと交わした愛が
とこしえに続くことを
愛している
あの朝、すべてが澄み切って
誰にもじゃまはできなかった
あなたとわたしは確かに結ばれて
身も心もとけあった
ああ、あなた ・ ・ ・
いとしい人 ・ ・ ・
お願い、もう一度抱きしめて
by レンゲ
『お願い、死ぬほど愛して (2006年7月16日)』より
素直で、率直で、誠実で。。。それで居て詩的で情熱的で自分を表現しなければ居られないレンゲさんだからこそ、このようなすっげぇ~♪~詩が書けるのですよ。
そうでしょうか?
39歳の真美さんは詩を書く代わりにパーティーに出て相手をしてくれるボーイフレンドを探す。。。やはり、レンゲさんとは、どこか次元が違っているように僕には思えるのですよ。
あたしも、パーティーに出て相手をしてくれるボーイフレンドを探せ、とデンマンさんはおっしゃるのですか?
やだなあああぁ~。。。笑ってもらえるような事をわざとらしく言わないでくださいよ。僕はマジなんだから。。。
あたしだってマジですわ。洋ちゃんとロマンが持てないのであれば、他の人を探せとデンマンさんがおっしゃっているように思えたのですわ。
あのねぇ~。。。人間なんて、どの男を見ても大して変わりがないのですよ。“理想の男”なんて絵に描いた餅ですよ。そのような男が居る訳がない。
でも、デンマンさんはあたしが書いた詩をありがたがって読んでくれますわ。
それはそうですよ。レンゲさんが上の詩を書いて僕に“きっと読んでくださいね。あたし、デンマンさんのために書いたんですから。。。” そう言ってくれたのですよ。覚えているでしょう?
もちろん、覚えていますわぁ。去年の夏の事でしたわ。
僕はレンゲさんがどのような詩を書いたのだろうか?心を弾ませて掲示板を見ましたよ。それで、レンゲさんの書いてくれた詩をワクワクしながら読みました。
それで。。。?
正直言ってうれしかったですよ。この地球上に30億という女性が居るんですよ。その30億という女性の中で僕のことを星の王子様と想って詩を書いてくれる女性なんてレンゲさんだけしか居ませんよ。
。。。そう言ってもらえると、あたし、とってもうれしいですわ。
そこですよ。。。。そこですよォ~。
どこですの?
そうやってレンゲさんはとぼけるのですか?つまり、レンゲさんだってオツムを使ってロマンを立ち上げて、緊張した幸せを感じることができるのですよ。上の詩は、まさに、そのようにしてレンゲさんが立ち上げた壮大なロマンの世界じゃないですか!
そうでしょうか?