はてなダイアリーの疑問
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会社の目指すこと
2001年の創業とともに『人力検索はてな』というサービスを世に送り出した私たちは、更新チェックサービス『はてなアンテナ』やブログサービス『はてなダイアリー』、ソーシャルブックマークサービス『はてなブックマーク』など、これまでにはなかったサービスを次々と創出して参りました。
『人力検索はてな』は創業以前に目の当たりにした「ネット検索に苦労する父親を手助けしたい」という想いから始まったものでしたが、多くのサービスを運営する今ではネットを利用される皆さんの生活を「より豊かで楽しく、そして便利にしたい」という想いへと志を高くし、またネットサービスの先駆者として功績を残せるようなサービスの創出に取り組んでおります。
現在、私たちが提供するサービスを利用される方は80万人を超える規模に、サイトを訪れる方は1,000万人に達する勢いにまで増加して参りました。
この皆さんの期待に応えるべく、これまでにない新しく魅力的なサービスを常に考え、新たな体験の創出を追い続けるとともに、ブログサービス『はてなダイアリー』などの既存サービスは、皆さんの想いを預かるサービスとして安心・安全に運営を行い、さらに満足度が高まるように品質の向上に努めて参ります。
2008年4月には開発拠点を創業の地・京都に集約し、新しい発展の契機をつかむと同時に、学生や他の企業、国際色豊かな人材など多様なスタッフを受け入れ開発を行うことで、インターネット産業の流れを変えるべく変革をもたらし、さらには世界に通用するウェブサービスを世に送り出すことを目指して参ります。
代表取締役社長 近藤 淳也
『「はてな」 会社紹介』より
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デンマンさん。。。これは「はてなダイアリー」のサービスを提供している会社「はてな」の経営理念ですね?
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そうなのですよう。
どうして、また、この“「はてな」の目指すこと”を書き出したのですか?
偶然というのは面白いもので。。。
それ程、偶然が面白いのですか?
いや。。。考えてみると、偶然のように見えても、実は偶然ではないという事が良くあるものですよう。
どう言う事ですか?
僕が「はてなダイアリー」の欺瞞に気づいて次の記事を書いたのですよう。
■ 『欺瞞か?はてなダイアリー (2008年10月20日)』
10月20日ですね。
そうです。でもねぇ、僕のブログが非公開(プライベート・モード)にされてしまった7月9日から僕は「はてなダイアリー」の事を調べていたのですよう。
。。。で、何かあったのですか?
僕は上の記事を書いてから1週間ほど経った10月28日に日本へ帰省したのです。
小百合さんに会いに行ったのですわね?あたしは次の連載記事を読ませてもらいましたわ。
■ 『夢とロマンのデンマン日本紀行 (2008年12月4日)』
■ 『デンマン in Japan (2008年10月31日)』
あのねぇ~。。。もちろん、小百合さんにも会いに行ったのだけれど、一番の目的は老い先短い母親に会いに行くことだったのですよう。
お母様って、それ程良いものですか?
とにかく、“お袋の味”って言うものがありますからね。。。やっぱり、こればっかりは自分の母親以外の人では出せない味ですからね。。。
それで、そのお母様の味と「はてなダイアリー」が何か関係あるのですか?
全く関係ないのですよう。うへへへへ。。。
関係ないお話はしないでくださいな。
あのねぇ、実は、帰省している間にテレビで次の興味深い番組を見たのですよう。
2008年11月10日午後10時
NHKのドキュメンタリー「NHKスペシャル」
『Digital Natives』
(デジタルネイティブ)
次代を変える若者たち
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デジタルネイティブとは?
一口に言えば、「幼いころからインターネットに慣れ親しんだ世代の人」。
インターネットが一般に普及してから約10年が経ち、子供の頃から「水」や「空気」のようにインターネットに親しんできた世代を「デジタルネイティブ」と位置づけ、「自ら情報を発信し共有することで成立するネット・コミュニティ」を自由自在に使い、見ず知らずの人々と瞬時につながって、次々と常識に縛られない「価値」を生み出している若者達を紹介する。
15~19歳の3人に1人はテレビがなくてもこまらない、と言う。
「スカイプ」や「メッセンジャー」でボイススチャットしながら、キーボードをたたいて友達とチーム組んで楽しんでいる。
また、番組では動画投稿を受け付け、世界中のデジタルネイティブの人達から投稿してもらった動画を紹介していくという試みも行われた。
子供の頃からインターネットを使いこなしてきた「デジタルネイティブ」とも言うべき若者たちが増えている。
「現実の社会とネットの社会を区別して考えない」
「人を年齢や人種、性別、肩書きなどの属性で区別しない」
「自分が満足できるかどうか?に価値観を置き、お金だけを目的とはしていない」
このような考え方が「デジタルネイティブ」に共通している。
番組では15歳のCEOアンシュール・サマー(Anshul Samar)君が紹介される。
CEO とは、Chief Executive Officer で経営最高責任者のこと。
サマー君は13歳で教育用カードゲーム(Elementeo)をネット販売する会社を起業し、全米メディアで注目を集めた。
擬人化された元素カード66枚を使って、できるだけ多くの化学反応を起こした方が勝ちというゲームです。
サマー君は、そのカードゲームを製作し販売している。
インターネットが浸透した環境で成長したため、ネットの世界を現実の世界と区別せず、ネットを駆使してサマー君は、さまざまなことにチャレンジしている。
必要な人材(主に大人たち)をサマー君はネットで検索して探し出し、仕事を発注する。
面白そうな番組ですわね。
レンゲさんは見なかったのですか?
あたしは、民放のお馬鹿番組を見ていたと思いますわ。うふふふふ。。。
“お馬鹿番組”ってどう言うモノですか?
番組を見ていると、見ている人の方が優越感を覚える番組のことですわ。(微笑)
要するに番組に出ているタレントの馬鹿馬鹿しさが面白いのですか?
そうですわ。うふふふふ。。。それで馬鹿笑いしながら優越感に浸るのですう。おほほほほ。。。
あのねぇ~。。。それもたまにはイイけれど、レンゲさんも、たまには人生勉強になるような番組を見たらどうですか?
そうですわねぇ~。馬鹿馬鹿しい番組を見て優越感に浸るなんて、前向きではないですよね。うふふふふ。。。で、そのNHKの番組と「はてなダイアリー」が何か関係あるのですか?
あるのですよう。実は、番組の中で「はてなダイアリー」のサービスを提供している会社「はてな」が日本の「デジタルネイティブ」が立ち上げた会社として紹介されたのですよう。
社長の近藤さんと言う人が「デジタルネイティブ」なのですか?
そうなのですよう。37歳と紹介されていたように思うのだけれど。。。、15歳のサマー君に比べると、かなり年を喰っているけれど、幼いころからインターネットに慣れ親しんだ世代の人のようですよう。
デンマンさんも「デジタルネイティブ」なのでしょう?
レンゲさんは良く知っていますねぇ~?実は、そうなのですよう。うしししし。。。僕は海外ではテレビを持った事が無いですからね。もう20年以上も自宅にテレビを置いてないのですよう。
テレビを見たいと思いませんか?
思いませんね。日本の埼玉県の実家に帰省するとテレビがあるので、ついつい見てしまうけれど、バンクーバーに居る時にはすべての情報はネットとCNNのラジオ放送からゲットするのですよう。
でも、デンマンさんの小さな頃はネットはなかったのでしょう?
あのねぇ、日本で一般の人にネットが普及したのは10年ほど前からだったけれど、ネットの歴史は意外に古いのですよう。
そうなのですか?
ネットの歴史について、以前、僕が記事を書いたのでちょっと読んでみてくださいよう。