男なんかのワガママに、女はもう、しばられない
現在おこなわれている、ハロプロオーディション、アンジュルム、ハロプロ新グループ、ハロプロ研修生の新メンバー募集オーディションの締め切りまであと２週間。締め切りは８月１９日、バイクの日。
１次審査は書類（ネット応募）審査、そして２次審査もネットオンライン面接。これはとってもハードルが低いね。
ハロー！プロジェクト｜新メンバーオーディション2021はこちら
２４年のハロプロの長い歴史。今月１０日で、モーニング娘。の初期メンバーエースでセンターの安倍なつみも４０歳。これにはびくり。それだけハロプロが長くつづいている老舗のアイドルグループだということがわかる。
そんな、ハロプロに入れるビッグチャンス。そのビッグチャンス宣伝キャンペーンとして、今日は、アンジュルムについて紹介。
アンジュルムというグループ名は、一般に名前募集をしたうえで、当時メンバーだった中西香菜の発案が採用されてアンジュルムとなった。フランス語かなにかの、天使というアンジュ、それに、涙、ラルムの２つの単語をくっつけた造語、それがアンジュルム。天使の涙。中西香菜は大阪の八尾出身ということで、なんかちょとｔ言葉遣いが粗雑なところがあった。屋外イベントで、ファンにむかって、お前らオタクだろ！もっと声だして！！と、空気を読めない発言も多数。でも、このアンジュルムという名前はすばらしいね。
アイドルというものは、笑顔で、いつも元気、、女の子らしくて、かわいくて、ちょっとぶりっ子。
そんなイメージだったのは、アンジュルムに名前が変わる前のスマイレージ。アンジュルムはもともとはスマイレージというグループだったということをもう知らない世代も登場してるだろうね。
スマイレージは、まさにザアイドル、歌声も、甘ったるい、花にかかったこどもっぽい歌声、あの歌い方に当時の私は全然違和感はなかったけども、女性からすると、あの歌い方はちょっとうけつけないものらしい。女性のヘルパーさんかだれかに、スマイレージの歌を聴いてもらって、ああいう歌い方ってああいうふうに歌おうとしてるんでしょうねといわれて、いやいや、あれが彼女たちの素の歌い方なんですよと抗弁した私。でも、今、スマイレージの当時の歌を聞いてみると、その当時の女性ヘルパーさんがいっていたこともわかるね。砂糖菓子のように甘すぎるね。
２００９年にスマイレージが結成されて、２０１５年に名前をアンジュルムに改名。どうして名前なんか変えるんだろうとおもっていた私。変えなくてもいいのになとおもっていた、その必要性と必然性にも気づかなかった。
名前をアンジュルムに変えてから、それまでの、あまったるいアイドルポップスの歌はひかえめにして、ロックでかっこいい楽曲をたくさん歌うようになった。大器晩成、臥薪嘗胆、七転び八起きという、四字熟語３部作の楽曲。この３曲で、方向性がかたまったね。
歌い方も、以前のスマイレージのあまったるい歌い方、鼻にかかった歌い方は封印して、ストレートな歌い方。がらっと印象がかわったね。
でも、この路線がファンに受け入れられるのか、心配な私。元気で、かわいいスマイレージが好きだったファンははなれていくのでは？
でも、その心配は杞憂。もちろん、そんなザアイドルを好きだった当時のファン、特に若い男性ファンははなれていったけど、それ以上に、若い女性ファンが一気に増えた。これは事務所は想定内だったかもしれないけど、私は想定外。
ちょうど、そのころ、YOUTUBEの違法アプロード動画のカクゴシテを、友達の女優にすすめられて、どはまりした女優の蒼井友アオイユウ。その蒼井がメディアで、アンジュルムファンを公言し、コンサート現場にもあらわれるようになってから、さらに女性ファンが増えたね。
スマイレージからアンジュルムの路線変更は、女性ファン獲得という観点では大成功。アンジュルムの日本武道館コンサートなんかは、客の半分以上が女性だもんね。（ちなみに、Juice=Juiceは武道館でも３割ぐらいかな）
なぜ、アンジュルムが女性に受け入れられたのか。それは、和田彩花イズムのおかげ、男性にこびない女性像をスマートに提示してくれたから。
アンジュルムを２０１９年に卒業した和田彩花、和田彩花は、あじゅるむになってしばらくしてから、ジェンダーについて考え始める。アイドルについて考え始める。私たちが髪をそめたらいけない、赤いリップをしたらいけないのはだれのため、誰の目線から見るアイドルイメージに私たちはしばられてるの？
ももいろクローバーが、受けたのは、少女性、おさなさを固定化することによって、女性の性を封印したことで、女性ファンがついた。ももくおｒは一切水着にはならない。そこが女性から受け入れられた。
一方、アンジュルムは、ジェンダーという概念で、和田彩花の思想で、男性の視点だけからのアイドル像から脱却し、男性支店がなくてもなりたつアイドル像を確立した。
意思をもつ女性、ひとりの人間としての女性、笑顔だけでなく、涙もにあう女性。王子様のキスをまつだけの眠れる森のお姫様から脱却し、王子様にむかってかくごしてといいせまるお姫様。それがアンジュルム。
そこがアンジュルムの魅力なんだろうね。
そのアンジュルムのアンジュルムらしさが一番出ているのが赤いイヤホンという楽曲。マイナーなメロディが何度も転調して、最後の落ちさび前の間奏からの落ちさびはすばらしいね。
うたまっぷで歌詞を検索してみたら、アンジュルムの中で、一番検索されているよう。たしかに、歌詞をじっくり読みたくなるね。歌詞がながメロディーのようにながれていき、一度きいただけでは何と言っているのかわからない。
ということで、ぜひ、歌詞をよみながら、赤いイヤホンを聞いてみてね。そして、ぜひオーディションに応募してみてね。
赤いイヤホン アンジュルム 歌詞の１番
恋愛を避けている私 彼の愛に押し切られ
冷淡な感情も愛情に染まっちゃったり？ 運命の恋を期待した
だけど実際は心通わない 彼に嫉妬されるたび
執拗な着信や確認に相当ウンザリ もう相手にしてらんない
明るい歌 聴きたくなって バッグの底 引っ張り出したイヤホン
こんがらがった赤い糸を 無理に解きたくなった
Wirelessの時代でしょ？ 言わずもがな 人間の感情もね
男なんかのわがままに 女はもう縛られない
Wirelessの時代でしょ？ 言わずもがな 人間の愛情もね
だけどどっかで夢見てる 心を繋ぐ見えない赤い糸
アンジュルム - 赤いイヤホン [LIVE 2019]
ｐｓ
でもやっぱり私は、スマイレージのスキちゃん、黄色い自転車とサンドウィッチ、有頂天LOVEなんだよな。好きちゃんの足ぶらぶらさせて、自転車の１５段変則、お紅茶の歌詞がセンチメンタルにもほどがあるほど愛おしいのよね。
現在おこなわれている、ハロプロオーディション、アンジュルム、ハロプロ新グループ、ハロプロ研修生の新メンバー募集オーディションの締め切りまであと２週間。締め切りは８月１９日、バイクの日。
１次審査は書類（ネット応募）審査、そして２次審査もネットオンライン面接。これはとってもハードルが低いね。
ハロー！プロジェクト｜新メンバーオーディション2021はこちら
２４年のハロプロの長い歴史。今月１０日で、モーニング娘。の初期メンバーエースでセンターの安倍なつみも４０歳。これにはびくり。それだけハロプロが長くつづいている老舗のアイドルグループだということがわかる。
そんな、ハロプロに入れるビッグチャンス。そのビッグチャンス宣伝キャンペーンとして、今日は、アンジュルムについて紹介。
アンジュルムというグループ名は、一般に名前募集をしたうえで、当時メンバーだった中西香菜の発案が採用されてアンジュルムとなった。フランス語かなにかの、天使というアンジュ、それに、涙、ラルムの２つの単語をくっつけた造語、それがアンジュルム。天使の涙。中西香菜は大阪の八尾出身ということで、なんかちょとｔ言葉遣いが粗雑なところがあった。屋外イベントで、ファンにむかって、お前らオタクだろ！もっと声だして！！と、空気を読めない発言も多数。でも、このアンジュルムという名前はすばらしいね。
アイドルというものは、笑顔で、いつも元気、、女の子らしくて、かわいくて、ちょっとぶりっ子。
そんなイメージだったのは、アンジュルムに名前が変わる前のスマイレージ。アンジュルムはもともとはスマイレージというグループだったということをもう知らない世代も登場してるだろうね。
スマイレージは、まさにザアイドル、歌声も、甘ったるい、花にかかったこどもっぽい歌声、あの歌い方に当時の私は全然違和感はなかったけども、女性からすると、あの歌い方はちょっとうけつけないものらしい。女性のヘルパーさんかだれかに、スマイレージの歌を聴いてもらって、ああいう歌い方ってああいうふうに歌おうとしてるんでしょうねといわれて、いやいや、あれが彼女たちの素の歌い方なんですよと抗弁した私。でも、今、スマイレージの当時の歌を聞いてみると、その当時の女性ヘルパーさんがいっていたこともわかるね。砂糖菓子のように甘すぎるね。
２００９年にスマイレージが結成されて、２０１５年に名前をアンジュルムに改名。どうして名前なんか変えるんだろうとおもっていた私。変えなくてもいいのになとおもっていた、その必要性と必然性にも気づかなかった。
名前をアンジュルムに変えてから、それまでの、あまったるいアイドルポップスの歌はひかえめにして、ロックでかっこいい楽曲をたくさん歌うようになった。大器晩成、臥薪嘗胆、七転び八起きという、四字熟語３部作の楽曲。この３曲で、方向性がかたまったね。
歌い方も、以前のスマイレージのあまったるい歌い方、鼻にかかった歌い方は封印して、ストレートな歌い方。がらっと印象がかわったね。
でも、この路線がファンに受け入れられるのか、心配な私。元気で、かわいいスマイレージが好きだったファンははなれていくのでは？
でも、その心配は杞憂。もちろん、そんなザアイドルを好きだった当時のファン、特に若い男性ファンははなれていったけど、それ以上に、若い女性ファンが一気に増えた。これは事務所は想定内だったかもしれないけど、私は想定外。
ちょうど、そのころ、YOUTUBEの違法アプロード動画のカクゴシテを、友達の女優にすすめられて、どはまりした女優の蒼井友アオイユウ。その蒼井がメディアで、アンジュルムファンを公言し、コンサート現場にもあらわれるようになってから、さらに女性ファンが増えたね。
スマイレージからアンジュルムの路線変更は、女性ファン獲得という観点では大成功。アンジュルムの日本武道館コンサートなんかは、客の半分以上が女性だもんね。（ちなみに、Juice=Juiceは武道館でも３割ぐらいかな）
なぜ、アンジュルムが女性に受け入れられたのか。それは、和田彩花イズムのおかげ、男性にこびない女性像をスマートに提示してくれたから。
アンジュルムを２０１９年に卒業した和田彩花、和田彩花は、あじゅるむになってしばらくしてから、ジェンダーについて考え始める。アイドルについて考え始める。私たちが髪をそめたらいけない、赤いリップをしたらいけないのはだれのため、誰の目線から見るアイドルイメージに私たちはしばられてるの？
ももいろクローバーが、受けたのは、少女性、おさなさを固定化することによって、女性の性を封印したことで、女性ファンがついた。ももくおｒは一切水着にはならない。そこが女性から受け入れられた。
一方、アンジュルムは、ジェンダーという概念で、和田彩花の思想で、男性の視点だけからのアイドル像から脱却し、男性支店がなくてもなりたつアイドル像を確立した。
意思をもつ女性、ひとりの人間としての女性、笑顔だけでなく、涙もにあう女性。王子様のキスをまつだけの眠れる森のお姫様から脱却し、王子様にむかってかくごしてといいせまるお姫様。それがアンジュルム。
そこがアンジュルムの魅力なんだろうね。
そのアンジュルムのアンジュルムらしさが一番出ているのが赤いイヤホンという楽曲。マイナーなメロディが何度も転調して、最後の落ちさび前の間奏からの落ちさびはすばらしいね。
うたまっぷで歌詞を検索してみたら、アンジュルムの中で、一番検索されているよう。たしかに、歌詞をじっくり読みたくなるね。歌詞がながメロディーのようにながれていき、一度きいただけでは何と言っているのかわからない。
ということで、ぜひ、歌詞をよみながら、赤いイヤホンを聞いてみてね。そして、ぜひオーディションに応募してみてね。
赤いイヤホン アンジュルム 歌詞の１番
恋愛を避けている私 彼の愛に押し切られ
冷淡な感情も愛情に染まっちゃったり？ 運命の恋を期待した
だけど実際は心通わない 彼に嫉妬されるたび
執拗な着信や確認に相当ウンザリ もう相手にしてらんない
明るい歌 聴きたくなって バッグの底 引っ張り出したイヤホン
こんがらがった赤い糸を 無理に解きたくなった
Wirelessの時代でしょ？ 言わずもがな 人間の感情もね
男なんかのわがままに 女はもう縛られない
Wirelessの時代でしょ？ 言わずもがな 人間の愛情もね
だけどどっかで夢見てる 心を繋ぐ見えない赤い糸
アンジュルム - 赤いイヤホン [LIVE 2019]
ｐｓ
でもやっぱり私は、スマイレージのスキちゃん、黄色い自転車とサンドウィッチ、有頂天LOVEなんだよな。好きちゃんの足ぶらぶらさせて、自転車の１５段変則、お紅茶の歌詞がセンチメンタルにもほどがあるほど愛おしいのよね。
