獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

CDジャーナル2021年サマー夏号 を読んだ。性別にこだわらない宮本佳林と、結婚が普通なのかと問う工藤遥、そして勝間和代。

2021-08-14 20:06:08 | モーニング娘。と私
ミニアルバム2枚とファーストシングルアンダーザサン

今日は土曜日、福岡でハロコンがあるようだけど、九州と中国地方では大雨の予報、大雨というか、これまでの数時間ですごい雨がフッテイルヨウ。ハロメン大丈夫かな。そして、明日モハロメンは福岡でハロコン、こちら大阪では、NHK大阪ホールで、宮本佳林らが出演するハロプロOGによるエムラインスペシャルコンサート。5月に延期となったコンサートの振り替え公園。たしか、あましアルカイックホールの振り替え。あましんのコンサートは夜公園だけしか行けなかったので夜公園のみのチケット。明日のNHK大阪も夜公園のみ。昼公演チケット買おうと思って、ぴあを見たら、売り切れ。コロナのため客席は半分だけど満員でうれしいね。

ということで、今日、土曜日は、いつものルーチン。午前中スポーツジムにいって、昼から図書館での対面朗読。緊急事態宣言がでてるということで、図書館ではなく、私の自宅と図書館の対面朗読室をオンラインで接続して、ズームでオンライン会議システムを使っての対面朗読。こんなご時世でも対面朗読を続けてくれる図書館、そしてなによりボランティアさんには感謝だね。目のみえない私。網膜色素変性症な私デスペア。雑誌は読めないのでよんでもらう必要がある。ありがたい。

今日、読んでもらったのは、CDジャーナル2021年夏号。2か月も前に発売された音楽雑誌。宮本佳林、工藤遥のインタビュー記事がのっている。あとは、ハロプロオタク小説家の柚木あさこ、アサイリョウ、パイパイでかみの対談記事。テキスト多めの雑誌なので、うれしいね。よみごたえたっぷり。
デスペア的CDジャーナル2021年夏号のポイント

1、性別にとらわれない

髪の毛を短くした、ボーイッシュになったという話題から、元メンバーとのグループラインをやっていて、メンバーから、なんか一人だけ返信が男の子がまじってるみたいです、といわれたという話をする宮本佳林。

Juice=Juiceのグループラインで、稲場愛香に言われたとのこと。たしかに、私は、女の子のスタンプとかじゃなくて、男子みたいなスタンプつかってますしね。でも、それでいいんだと思うんです。今のご時世、性別にとらわれて、好きなものをきめるのはおかしいと思うんです。性別に関係なく、私は好きなものは好きでいたいんです。と佳林。

文脈は、男の子が好きなアニメ漫画にはまってて、その理由説明として、性別にこだわらないと佳林はいっているようにみえて、よく文章をよんでみると、佳林自身のセックス、ジェンダーについて言及しているようでもある。女とか男とか関係ないと思うんです。これは、佳林自身のことを言っているのかもしれない。

和田彩花は、いろいろな媒体で、セックス、ジェンダーについて語っている。和田がよく言うのは、性愛っていうのが私はわからない。一時期、女性にそういった感情をいだいた時期もあったけど、やっぱり私には性愛というものがわからない。(水道橋博士のメルマガに和田彩花定期的にエッセイを寄稿している)

この和田彩花のエッセイを読んでいたためか、佳林のこのインタビュー発言も、私はセックスフリー、男性を好きにもなるし、女性も好きになる、好きなものは好きという宣言に受け取ってしまう。ちょっとどきっとするね。

あと佳林は休みは欲しいとはおもわない。ずっと仕事のほうがいいという発言。でも一方で、音ゲーとかアニメまんがにはまっているとも言っている。佳林のいう休みとは、1週間とかそんな長い休みのことなのね。たしかに、私も、何もすることのない長い休みほど、気分が滅入ることはないね。たぶん佳林もそれと同じなんだろうな。

ソロになってから、オフの日は、ダンス教室に通っている。そのダンス教室は、左の部屋は、プロのダンサーが体ほぐしにくるようなコースで、右側は、普通のこーす。私はまだ右側なので、いつか左にいきたい。これは、先日のエムラインスペシャルコンサートでしゃべっていたね。

作詞作曲はしないの?と聞かれて、佳林はもうしないみたいなことを言っていた。自分で作曲してはみるんだけども、それを聞くと吐き気がするぐらいつたない。それなら、プロの作曲家さんにお願いして局をつくってもらうほうがいい。こちらからこういうふうな楽曲でお願いしますといったほうがいいとのこと。楽典を勉強していたのも、レコーディングをしていて、このコードのこの音がどうのこうのという会話を理解できるために楽典を勉強しはじめたのも理由のひとつなので、これからは作曲とかにはこだわらない。

びっくり。てっきり。コツコツ作詞作曲はしてるのかとおもったけど、もう見切りをつけていたのね。佳林らしいといえば佳林らしいね。

あと、ハロプロ研修生のコーチ役みたいのをしていて、土日予定がなかったら、オフの日でも、わざわざ研修生のリハをみにいくとのこと。そして、ここはこうすればいいよってたくさんアドバイスしているとのこと。研修生はどうしても脱力をすることを知らない。すべてを全力でやってしまう。ここはここだけ力いれたほうがよく見えるよとアドバイスしてるとのこと。Juice=Juiceのときは、まったくメンバーにアドバイスとかはしなかったとのこと、だって、指摘して、そのあと、私ができてなかったらはずかしいじゃないですかとのこと。でも、ハロプロエッグ時代のときは、私も後輩に指摘していたので、そういう素質はもともとあるんですと佳林。

あと、一時期、会話とかSNSで、変といわれて、なやんだけども。今は、変といわれて、ありがとーとおもうぐらいにふっきれたとのこと。

でも、変のオンとオフはきりかえてほしいね。というか、変な素の部分は、1割程度にしてほしいのよね。中島みゆきがあのへんなアニメ声でトークするのは深夜ラジオだけだし、伊集院光が毒舌キャラになるもの深夜ラジオだけ。佳林にもそのぐらいの割合で変を追求してほしいね。タモリがNHKのブラタモリで、ずっと4か国語マージャンをやっていたらおかしいのよね。

今までの佳林には、松田聖子や80年代アイドルというロールモデル、自分が担うべき役割のモデルが明確だったけど、これから突き進む佳林の道は、お手本がないのよね。そこが不安で心配なとこであり、佳林から目をはなせないところなんだよなー。

2、女優一本かとおもっていた私

佳林の1つ年下、でもハロプロ卒業は4年佳林よりも早かった工藤遥(元 モーニング娘。)

私が、工藤の姿をみた最後は、たしか、ゴールデンウィークの中野サンプラザのエムラインコンサート。そこで、ソロオリジナル曲を歌う工藤。その歌の上達具合にびっくりした私。

その工藤遥のインタビュー記事を読む。てっきり、女優一本でやっているのだとおもいきや。そうではないよう。音楽と芝居両方ともがんばるという内容。テレビドラマだけでなく、お芝居、声優もやっているとのこと。びっくり。
さらに、びっくりしたのは、なんと、工藤遥は去年、CDデビューしているということ。ミニアルバムをすでに2枚だして、この6月にファーストシングル アンダーザサンという新曲をリリースしているということ。このシングルCDがなんと1万円。ライブDVDとオフショット写真集100ページがついて1万円。

さらにびっくりなのは、工藤は自分で作詞をしているとのこと、しかもこんな局長がいいですと作曲家に発注して、そのデモテープをききながら、作詞をするとのこと。これにもびっくり。

しかも、レコード会社は、ピッコロタウンとかハチャマとか、いわゆるアップフロントワークス系列ではなく、日本クラウンからCDリリース。これにはびくり。

工藤にはNHKの朝ドラの主役とかやってほしかったけど、やっぱりあのハスキーボイスではヒロイン役は無理なのかな?でもあのハスキーボイスは歌を歌うのにはちょうどいいね、特にグループではなくソロで歌を歌うにはちょうどよい声色だね。あのハスキーさだけで歌に深みがでてくる。アイミヨンとかから楽曲提供されたらどはまりしそうだね。

ちょっとこれから工藤ハルカの音楽活動にも注目していこう。娘時代のあのたくさんいた工藤の女性ファンはいまでもしっかりついていってるのかな?そこも気になる。

なお、女優の新垣の結婚についても語る工藤。最近は、結婚しなくてもいい時代になってきた。多様性がみとめられる時代になってきた。フツウって何だろう?ていうか、フツウってのがなくなってきた。これはいいことと工藤。佳林といい、工藤といい、結婚や性愛から遠ざかっていく発言。これは真にそうおもっているのか、何かのカモフラージュなのか。どちらにしても、すこし心配。多様性は認めつつも、あえて、狭い奥の細道をわざわざ進まなくてもいいと思うの。細道を歩いている私はそう思ってしまう。

3、ももも
パイパイでかみは、東京の駅のホームで、研修生の北原ももを偶然みかけたという話をしていた。もももは、マスクをしていて、親御さんと一緒みたいだったけど、一目見てもももだとわかった。目がばっちりあった。向こうも、気づいたようで、きっとあ!オタクの人だ!って気づいたようだったとのこと。もちろん、話しかけず、一緒に歩いていた仲間とちょっと遠くの自販機まで移動。移動してから、あれ、もももだったよねとオタ会話。おもしろいね。

実にデリケートなオタク。ハロオタあるある。町でプライベートでハロメンをみかけたら、一瞥して、さっと立ち去る、あたかも、私はオタクじゃありません一般人ですとよそおって、その場を離れる。ハロプロオタクあるある。なんだろうこの感覚は、学校で気軽にはなしかけてくれる先生に町でばったりあったら、こっちからさけてしまうようなあの感覚。オタクとしては、ライブ現場や個別現場でのあの関係性をこわしたくないっていうのがあるのかな。実にデリケート。

あそうそう、デリケートといえば、CNNの番組をみていて、アメリカのプリンスの博物館をたずねる番組をみていて、プリンスの命日にあつまるファンへのインタビュー。

あなたはどこからきたのですか?という質問にはるばるどこどこからきました。するとインタビューアーは、

OH!あなたは、デリケーティッドファンなのね。

いや、私は、ファンじゃない、プリンスのソルジャー、兵士なんです。ファンとは呼ばれたくないんです。

以前のハロプロ現場では、負傷兵と揶揄される人たちはみかけたけど、自分をソルジャーだという人はいなかったね。

そのソルジャーという単語も新鮮だったけど、さらに新鮮だったのは、デリケーティドファンという言葉。繊細なファンを、熱狂的なファンの意味があるのかなとおもう私。
調べてみて、そうじゃないのね。

デリケートではなく、デディケート。繊細なではなく、献身的なという意味。。デディケーティドファン、いいフレーズだね。

ハロプロファンは、デディケートでもありデリケートでもあるね。いいファンだ。

なお、浅井リョウはハロプロ研修生にも興味はあるけども、もうひとりのハロオタ小説家の柚木あさこは、研修生にはまったく興味がないよう。これももハロプロファンあるある。なぜか、研修生ファンには女性は圧倒的に少ないんだよな。なぜだろう。不思議。

さて、CDジャーナル2021年秋号ももうそろそろ発売かな・アマゾンで予約しなくちゃ。キンドルの電子ブックも音声読み上げ対応してたらうれしいな。そうすれば、発売日にすぐ読めるんだけどな。小説などの電子ブックはほぼ100パーセントアイフォンのボイスオーバーでの音声読み上げに対応してるんだよな。雑誌mもテキストレイヤーと、写真レイヤーにわけさえすれば、いいとおもうんだけどな。雑誌は全部が写真なんだよな。テキストも写真の一部なのでよみあげないのよね。


ps
浅井リョウ、柚木あさこのインタビューで、勝間和代のことが語られていた。
LGBTを公言している経済評論家、勝間和代が、太陽とシスコムーンのCDとDVDはすべてもっているほどのファンとのこと。カラオケでは、ガタメキラとマジックオブラブは必ず歌うとのこと。ぜひ、Juice=Juiceのライブにもきてほしいね。


追記:
工藤のアンダーザサンの曲MVを貼り付けようと検索したところ、聞きなれない歌声。そして、名前を確認してみる私。
クドウハルカは、クドウハルカでも、漢字がちがっていた。工藤晴香り、晴れのち雨の晴れに、かおりのコウで、ハルカ。元モーニング娘。は、遥かなる甲子園のハルカ一文字でハルカ。
びっくり。てっきり、クドゥかとおもったらちがった、声優のクドハルこと、クドウハルカと勘違い。
失礼しました。
視覚障害者あるあるということで、ブログ自体はそのままにしておきます。
コメント
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