法の女神テーミスと救世主キリスト
今日は平日月曜日。土曜日から東京に来ている私。せっかくななので、今日月曜日は夏休みをとって3連休。3日連続で、宮本佳林の音楽劇を東京丸の内コットンクラブで観賞。こなうれしいことはないね。
せっかく大阪から東京円生してるのだから、今日月曜日は、佳林お芝居以外にも、いろいろうごきまわる私。うごきまわるといっても、目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。事前の準備が大事。大阪にいるときに、ボランティアさんやヘルパーさんにグーグルマップをみてもらって、東京の地図を開設してもらう。
そのおかげで、目の見えない私でもなんとかはじめての場所でもいけるのよね。ありがたい。
朝8時前に起床。昨日は参議院選挙の投開票が夜遅くまでやっていて、水道橋博士の深夜の生配信をみる。1時まえぐらいにようやく水道橋博士の当選確実の発表があり、それをリアルタイムで私も見ていた、東横インのベッドの上。今は、おそらくすべての候補者がこういったことをやっているんだろうね。NHKのニュースをまたずとも、候補者の動画配信でその候補者の当選落選を知ることができるのね。なんかいいね。
なので2時すぎに寝て。8時まえにおきて、朝食バイキング。今日はからあげとおにしめがあった。おにぎりも3こたべて大満足。オレンジジュースとホットコーヒー、みそ汁もあったかいのがうれしいよね。
着替えて、身支度をととのえて、黄色の盲人Tシャツを着て、白いキャップとサングラス、それにリュックと白杖。盲人スタイル。
9時40分に東横インをチェックあうとし、丸ノ内線新宿御苑前駅から、新宿三丁目駅へ、そこで副都心線にのりかえて渋谷へ。渋谷のC2出口をでて、渋谷ストリームというビルのわきにでる。さて、ここから私が向かうのは、伊藤塾、司法試験予備校。
渋谷の桜岡という住所にある伊藤塾。すんなりいけるかとおもったら、交差点をわたる横断歩道が歩行者用がなく、自転車専用だったり、再開発で、トンテントンカンとずっと大きな音がしていてこわいね。警備員さんとかいろいろな通行人にたすけてもらって、ようやく、桜ケ丘のファミマ、そして、桜ケ丘のセブンイレブンに到着。そして無事伊藤塾に到着。桜岡っていうのは、ほんと丘なのねのぼり坂をのぼったところに伊藤塾はあった。
11時ごろに到着して。受付の人に不審がられるも、受講生です、受験相談にきましたというと、丁寧に対応してくれた。かしこそうなスタッフが司法試験の予備試験について説明してくれた。
今の司法試験予備試験は合格者450ひとのうち、350人が大学生大学院生とのこと。びっくり。大学生は法科大学院をめざすのが通常ルートだから、予備試験なんて受けないとおもっていたけど、法科大学院を目指す学生も法科大学院に通っている学生もなんと予備試験をうけているとのこと。去年の予備試験受験者は11000人出年々増えているらしい。合格率4ぱパーセント。聞くと、社会人で合格しているのは去年で30人ぐらい。あとは無色が50人ぐらいとのこと。働きながらの合格ってのはほんと難しそうだね。
30分ほど話をきいて、おわかれ。伊藤まこと塾長へ、お手紙と宮本佳林CDをプレゼント。きっとスタッフは伊藤まことにわたしてくれるはず。
帰りぎわ、伊藤塾の入口のところにある銅像と2ショット。法の女神てーみすの等身大の大きな銅像。それと社指針をとる。てーみすは右手に天秤、左手に剣をもっている。なんか神々しいね。盲人と女神。いい組み合わせ。
渋谷の次は、霞が関の法務省え。
j半蔵門線の渋谷駅から永田町でのりかえて桜田門駅。5番出口をでて、点字ブロックにそって法務省へ。赤レンガの法務省はゆ名だけど、いまこの建物はあまりつかわれていなくて、その東となりに法務省はあるとのこと。点字ブロックがちゃんとつながっていうれしいね。
13時にアポイント。司法試験委員会とアポイント。2週間、前に司法試験予備試験の試験方法について合理的配慮の要望書を提出して、今日は直接話をきいてもらう日。黄色の盲人Tシャツが私に自信をあたえてくれる。
警備員で名前をつげると、すんなりとおしてくれた。事前のアポ糸ってほんとだ時だね。1階のロビーに12時35分ごろ到着。13時に職員がきますとのこと。12時50分ごろに2人の職員がきてくれて、地価の会議室で話をきいてもらった。
私が要望したのは、次の4項目。
・試験前日パソコンセッティングのために同伴者必須とするのはやめてください
・視覚障碍者にだけプリンタの試験会場への持ち込みを強要するのはやめてください
・受験申込書は手書きでなく、データ提出でも可としてください
話はきいてみるもので、別に同伴者はもとめていません、ただ、ご自分でパソコンの初期化をしてもらいます。それがひとりでできるのであれば同伴者はこちらは求めません。
プリンタについては、そのようなご意見ははじめてうかがいました。今までの受験生の中でプリンタをもってきてくださいというと、みなさんはいわかりましたといってプリンタをもってきてくれました。今回はじめてそのような要望があったので検討します。
オンライン申し込みは今現在数sめているところ、来年度それがスタートできるかどうかはわからない。来年度神ではなく、データテキストの申込書を一度提出してみてください。それから対応を考えます。
プリンタについては、法務省はプリンタをもっていないので、受験生にもってきてもらっていますとのこと。おかしくないかい?視覚障碍者の受験生が3人いたとして、そのひとたちがそれぞれでっかいプリンタを試験会場にもちこませるなんて、どう考えてもなにかがおかしい。なにがおかしいとはいえないけども、おかしいことははっきりわかる。
やっぱり直接会って、聞いてみることだいじだね。
13時15分ごろ法務省をあとにして、駅の途中、赤レンガの法務省庁舎のまえで写真を撮影。盲人と赤レンガ。@despairrphope デスペア のツイートみてね。赤レンガの写真をとってくれた女性にありがおつカードと宮本佳林CDをプレ是前途。これで今回の遠征にもってきたCDはすべてくばりおえられた。もっとたくさんもってきておけばよかった。今回は出し惜しみをしてしまった。
さて、これからどうするか、今日の佳林の音楽劇は18時30分開演。まだ5時間ぐらいある。こういった空き時間のつぶしかたっていうのが視覚障碍者は苦手。うーんどうしよゆ。
結局、半蔵門線で飯田橋にいって、そこから東西線にのりかえて中野駅へ。ハロプロの聖地、中野サンプラザのある中野駅。14時3ごろに中野に到着。ガスとへ。日替わりランチとドリンクバーとソフトクリームを食べる。クーポンをつかって税込み1013円。株主優待食事券とDポイントで支払う。3時ごろまで客はたくさん。3じすぎると客はおちついてくるのね。やさしい気のいいおばさん店員、いつもたのしそうに注文をとったり食事をはこんだりしていた、うまく注文gが厨房につたわっていなくてもぐちをいうわけでもなく、いつもニコニコしてすべてを対応していた。イライラの様子はまったく見せなかった。こういう人に私もなりたいね。
16時40分、ガストを出て、中野駅にもどる。駅員に手引きしてもらって、中央線の電車にのる。正確に言うと手引きしてくれるのは駅員でなく警備員。ホームで電車をまっていると警備員が私のTシャツ、黄色の盲人Tシャツを見てこういう。
同じTシャツを来ている視覚障碍者の方を私、大宮駅、埼玉の大宮でも手引きしましたよ。
びっくりな私。この黄色の盲人Tシャツは、ハロプロ研修生の研修生Tシャツリスペクトの、私独自のTシャツとおもってていたら、私とまったく同じ盲人Tシャツを着ている視覚障碍者が大宮にいるのね!!ドッペルゲンガーか?和退社大宮駅など一度もいったことがない。うーん不思議。
17時20分に東京駅に到着。丸の内南口改札をでて、3度目の点字ブロックルート。やっぱりコットンクラブの建物につづく展示ぶろうっくは歩道からはつながっていない。ビルの敷地からは点字ブロックがあるのにね。わずか1メートル。それを見つけようとうろうろしていたら、今日もコットンクラブに行く人に声をかけてもらって無事たどりつけた。その人は今日がはじめての観劇とのこと。リピーターだけかとおもったら、ちゃんと新規の客も終盤になってもいるのね。てっきりほとんどリピーターかと思っていた私。
17時50分に会場。昨日と同じスタッフに手引きされて、入場、トイレにはいり、盲人Tシャツをポロシャツに着替える、汗ふきシートで体を入念に清める。すっきり。
今日の額や飯は、しゃぶしゃぶとサラダうどんとのこと。おいしそうだけど、さっきがストでランチたべてきたばかりなのでやめておいた。コラボカクテルは、初日と2日目のがふっかつして、土日の抹茶俺とどちらか選べた。私は500円のオレンジジュースを注文。さわやかな飲み物がのみたかった私。コラボカクテルはあまtったるいのよね。アイスコーヒーがよかったけど、取り扱ってないとのこと。
18時25分、客席からのうどんをすする音もなくなり、佳林の開園前アナウンス(録音)が流れる。さて、私にとって3回目、佳林にとって、9回目、ラス前のの音楽劇がはじまる。
デスペア的宮本佳林音楽劇悪転生の見るポイント
1、謎が解けて、涙がとまらなかった
私が帰りの新幹線の中で書いたツイートより
デスペア @despairrphope
同じ音楽劇を3度見た
1回目はうるうる2回目は涙出ず3回目ボロボロ涙
8月行く予定なかったけど行きたくなった
見るたびに新たな解釈ができる
これが芝居というものなのね奥が深い
見る側の知的好奇心教養が試される
#悪嬢転生 #宮本佳林 #視覚障害者 でも121%楽しめた
ラストなぜ罪を認めて自ら処刑されたのかピンとこなかった
3度見てやっとわかった
これはイエスのオリーブ山からゴルゴだの丘のメタファー
世界は美しいそこに私はいない
世界は優しいそこに私はいたい
また会いましょうのなぞがすべて解ける
涙がとまらなかった
#悪嬢転生 #悪転ネタバレ
かつて佳林はハロプロの申し子ハロプロの救世主と言われていた
今回のお芝居で脚本家はそれをモチーフにしたのね
それに気づいて涙がとまらなかった
最後処刑されるシーンあれは救世主キリストのメタファーなのね
#悪嬢転生 #悪転ネタバレ #宮本佳林 #視覚障害者 が音楽劇の音と声だけから解釈してみた
最後、佳林が自ら処刑されるシーン。これが謎だった。一応、シンデレラの幸せのためには私が邪魔なので私がすすんで罪を認めて処刑されるという流れだけど、ここがいまいち。そこまで、佳林はシンデレラのことを思ってはいない。そこが弱いのよね。佳林とシンデレラの間に、現実世界や別世界でなにか運命があって、なんらかの強い関係性があれば理解しやすいのだけどね。
最後の佳林の歌は、シンデレラの好きな森にひとりはいり、夜、その森にひとりではいって、山野の稜線からあがる朝日をみて、その朝日が朝露をひからせ、生命をめぶかせることそして太陽がおちまた暗闇になっていく。そして佳林はこう熱唱する。
世界は美しい そこに私はいない
世界は優しい そこに私はいたい
これがなぞだったけど。これはイエスキリストをモチーフにしているのね。イエスはまったく罪などおかしていないのに、世の民をまどわしたという罪のため処刑される。その処刑の前夜、イエスはオリーブ山にのぼりいのる。そして朝が来て、とあらえられ、十字架をかつがされゴルゴだの丘をああるかされる。三津からが張り付けになる十字架をかつがせさせられるイエス。
この物語を、メタファーとしているのね。最後佳林は、公衆の面前で処刑される、その道すがら、医師つぶてが私になげられ、それが顔にあたる。だけど、私は、その時でさえ、笑顔をうかべます。と佳林。これはゴルゴだのの丘にむかうイエスの描写。きっとイエスは医師つぶてをなげられようとも、怒らず、恐怖におびえることなく、逆にその石をなげた人をもゆるす、笑顔。それを描写しているのね。
このことに気づいて、涙がとまらなかった。
そして、佳林はかつて、ハロプロの申し子、ハロプロの救世主とよばれていた。それを、昔から佳林のことをしっている脚本家オオタゼンヤが、知っていて音楽劇として伏線回収をしたのね。涙がとまらなかった。
世界は美しい そこに輪退社いないというのは、処刑されることがわかっているイエスが、父なる神にもし願いが叶うなら、この世の中にいさせてくださいと祈る。でも、その願いはかなわないことはイエスはしっている。つまり、この世界に私はいられない、いない。
そして、世界は優しい、そこに私はいたい。これはイエスが父なる神のもとに、帰っていくということ。
そして、処刑される直前、佳林は、にやっと笑顔をうかべてこういう、
また会いましょう。
これは、イエスの復活のメタファーなのね。
つまり、宮本佳林はキリスト。
こういった、妄想とも言えなくもない、解釈を加えてみると、もう涙がとまらない。まるで神の啓示、目からうろこが落ちたよう、そうか、そうだったのか!涙がとまらなかった。
お芝居っていうのは、こういった、見るものが、その経験や考えなどをもとに、自由に解釈をし、それに意味をあたえるものなのね。48歳にしてやっと、演劇、お芝居の正しい楽しみ方がわかった。
たしかに、ミステリー、サスペンスストーリーは、最後壮絶な伏線回収によって、気持ちよくなれるけど。でも、そこに見る側の思考はないのよね。ただ勝手に謎をふっかけられて、そして最後にたねあかし。これは本当のお芝居、演劇、物語ではないのね。それを、この音楽劇、宮本佳林イザベラは私に教えてくれた。演劇ってすばらしい。宮本佳林ってすばらしい。あらためてそうおもわせてくれた。
2、MCトーク
橋田は、シンデレラに小さい頃かrああこがれていた。なので、シンデレラのガラスの靴、本物の靴をさわれてうれしかった。(橋田が佳林や小関にガラスの靴をはかせるよう)
松原は、緊張してたけど、にこにこ笑顔でやりとげられたとのこと。その声はあまりにこにこ声じゃなくて、あまり感情亜gでてこないしゃべり方なのよね。そこが松原の個性だね。
小関は、たしか研修生2人のことをしゃべっていたような、何かいいこと言っていたけど、失念おもいだした。小関は、今回の舞台はプロジェクションマッピングをつかっていますといっていた。それで私ははじめて知る。なので小関情報ありがとうと思った私。
佳林は、楽屋について。楽屋は、佳林と小関、研修生2人の楽屋とのこと。研修生2人はほんとかわいい、まわりは、みんなかわいいなっていう目でずっと見ている。おけいこ帰り、近所にたいややさんがあって、それを研修生二人がたべたそうにしてたから、それに気づいて先輩佳林はみんなで食べに行こうかと声をかける。佳林がこんな社交性を見せるとはびっくりな私。佳林によると、研修生からはなかなか一緒に食べにいきましょうっていうのは言いづらいので、私が行ってみたとのこと。佳林がたいやきみんあなで食べに期待?と橋田に聞くと、橋田は食べたいと答えるので半句、おなかすいてますと婉曲的に答える。その遠慮深さがかわいいとのこと。松原は、今日アイラインをつよくいれてます。あぁでももうユリヤちゃんステージにあがらないやヘヘヘとかりん。小関まいちゃんは、ほんとかわいい。だけど、楽屋っで、かわいいかわいい言うとあれなので、じとt見て、声にださず、ウヘヘヘヘと一人たのしんでますとのこと。
あと、乾燥ツイートみてます。みなさんちゃんとネタバレツイートしてくれていて、うれしい。そのネタバレツイートで、いろいろみなさん解釈してくれていて、こういう解釈あるの?この解釈ははてな?っていうのもありますけど、こうやって、結論をおしつけてない、こういうのも楽しいですよね。結論がこうだといってないからこそ。いろいろナ解釈ができるんですね。
20時18分に終えん、その後規制退場。私は一番最後。今日の座席は、2階席バルコニー席のカウンター席。この席は、ひとりひとり椅子が独立していていいね。カウンターのテーブルも奥行きがあって広い。視覚障害者にはおすすめの席だね。この席は早く規制退場になっていたけども、私は一番最後。
20時30分に丸の内南口改札到着。21時3分発ののぞみにのる私。だけど、なかなか誘導の駅員さんがきてくれず20分ほど待つ。なんとか3分ののぞみにのれたのでよかったけど、あやうかかった。今度丸の内南口から新幹線乗り換え口までひとりで点字ブロックにそっていけるようになておくべきだと思った。点字ブロックにQRコードを印刷してくれておけば、シカイアプリでたどりつけるので、ぜひ導入してほしいね。
のぞみにのり、大阪へもどる。佳林のMCに触発されて私も、ネタバレついー@とをしてみる。#悪嬢転生 #悪転ネタバレ をつけてツイート。私も、3回目にしてやっと、意味がわかった。メタファー、モチーフがわかった。やっぱりお芝居は何回もみなきゃね。特に視覚障碍者は。
実に充実した東京円生3日間だった。外にでる、遠征する、実際にそこに行く、人に会う、ライブを見るっていうのはやっぱり視覚障碍者にとってとっても大事だね。新体制っていうのが視覚障碍者にはとても重要。そうやってはじめて視覚障碍者は世界の美しさ、やさしさを感じられるのよね。
世界は美しい、そこに私はいない
世界は優しい、そこに輪退社いたい
では、みなさん。
また会いましょう。