2万人こえ
私の職場でもちらほらまたコロナ感染者がでてている。家に帰って大阪府の今日1日のコロナ新規感染者数が初の2万ひとこえというニュース。880万のおおさかふの人口のうちの2万人。440人に1人なのね。そりゃ、身近だね。
どうやらこどものいる家庭でひろがっているよう。ということは、独身ひとり暮らしの私はきっと大丈夫。
マスクをして、手指消毒をもって、夜、講演会を聞きに行く。ガイドヘルパーさんにも聞かせたいとおもって、一緒に行く。部落問題についての講演会。
関東ではほとんど部落問題は学校教育ではあつかわれないけども、大阪ではいまでもしっかり授業かなにかでおそわるよう。でも、それもだんだんなくなっているとか。
講演会はふしぎな部落問題というテーマ。ほかの差別問題、障碍者差別、女性差別とかあるけども、部落差別は。それとはちがう。もし障害者がこの世からいなくなれば障害者差別というものはなくなる。差別する対象がなくなればなくなる。
でも、部落はそうじゃない。差別する対象がはじめにあるのではなくて、差別意識が部落差別を生んでいる。たしかにそうだね。はたからみたらもう部落ということは見た目ではわからない。なのに差別があるのは、差別が先にあるからだね。
講師は、みんな部落民ではないけども、みんながすこしずつ部落関係者になったらいいと思う。部落民が100パーセント部落民だとしたら、10パーセント、1パーセント、
0.1パーセントでも、自分は部落になんらか関係しているとおもったら、差別はなくなるんじゃないかと言っていた。
これは障害者差別にも言える、私が受けた一番の障害者差別とは、結婚相談所で、障碍者というだけで入会を拒否されたこと。
こういった差別も、障碍者と関係する人が結婚相談所の中や、あるいは会員の中にすくないんだろうね。
そういう私も、目が見えなくなって、障碍者になる前は。ほとんど障害者とは接点がなかったもんね。町で障害者をみかけても風景の一部と思っていた。
いかに、障碍者の関係者になってもらうか。これが大事だね。
ということで、これからも、私は、ハロプロ研修生の黄色の名前Tシャツをまねした、黄色の盲人Tシャツを着て、街を歩こう。
そう思った。
PS
逆に、近寄りがたくしてしまうのかな?
いや、でも盲人Tシャツを着てても来てなかろうが、声をかけてくれる頻度はかわらないのよね。
<a href="https://kadookanobuhiko.tumblr.com/post/189379501304/%E4%BA%8C%E5%8D%81%E6%AD%B3%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E5%90%9B%E3%81%B8">二十歳になる君へ | 角岡伸彦 五十の手習いはこちら</a>
いい文章を書くね。私にもこどもがいないので、涙がでてくる。部落問題、結婚差別を感じるにはとてもすばらしい文章だね。