ヒヤリングループ
最近は、ほかの障碍者の話を聞くことがある。いろいろな障碍者があつまって意見を出し合うワークショップ。これがためになるね。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。
視覚障害者なので、自分は障碍者全体のこともわかっているとおもっていたけど。そうじゃないのね。
エスコートゾーン、ハクジョウ、あいうるらえれりおろ、誘導ブロック、警告ブロック、視覚障害者にとってはあたりまえのこと。私はなんでも知っていると思ていた。
だけど、今日、磁気ループ、ヒヤリングループという言葉をはじめて聞いた。なにやら、聴覚障碍者の世界では、これがもうあたりまえのよう。
ループといえば、握手会イベントで、何枚も参加権をもって、それを1枚ずつだし、何度も握手することを、ハロプロ界隈ではループという。ループといえばそれがすぐにおもいつく私。
でも、磁気ループというのは、そんなくりかえすことではない。
床になにか磁気を発生させるタイルをはっておけば、その近くにいる補聴器をつけた聴覚障碍者の耳には、その補聴器を通じて音がきこえるらしい。イベント会場など人がたくさんいるところでは補聴器をつけた人は雑音でさらにまわw理の音がきこえづらくなるらしく、聞きたい音を聴覚障碍者にピン巣スポットで伝えるのが磁気ループ、ヒヤリングループらしい。言葉で説明されても、実際にどういうものかさわってみないといまいちイメージつかないね。
知らないことがまだまだあるな。
そういえば、まだ私が弱視のころ、エレベーターのちかくにピンポーンといつもなっている装置があった。これはなんのためだろうとわからなかった。人におしえてもらってはじめて、あれは視覚障害者の人が、エレベーターがどこにあるか知らしているんだよ。だからずっとなり続けているんだよとおしえてもらった。
へー、そうかと弱視の私。
もっと、いろいろな人から話を聞かなきゃね。障碍者からも健常者からも。