9890から12760へアップされたのに・・・
この1週間は、大阪地方裁判所へ2度通った私。そのひとつの裁判は、同行援護裁判。目の見えない私、網膜色素変性症の私、盲人ウエカジ。どうしても、はじめての場所に行くときは、安心安全にいくためにはガイドヘルパーさんが必要。そのガイドヘルパーを1割負担で利用できる福祉サービス、同行援護サービス。
でも、この同行援護の月あたりの利用上限が、私の住んでいる豊中市では50時間。これだと、余暇活動は十分におこなえないね。なお、この同行援護というのは、日常生活に必要な外出というよりも、そもそも、視覚障害者のレジャー余暇のための外出支援。病院や役所への外出なら通院等解除というにたようなサービスがあるのよね。
そんな同行援護。2011年10月にはじまって、もう12年たつのね。費用は、利用者が1割負担(ただし、負担している視覚障害者は1割にもみたないのよね)、それ以外は、国が2分の1、大阪府が4分の1、のこりの4分の1を豊中市が負担。
豊中市は、この4分の1をへらしたいために、50時間という制限をもうけている。4分の1の費用で、福祉サービス提供できるのに、なぜか50時間を上限としている豊中市不思議。
この同行援護 月50時間 大阪市 月51時間 の謎にせまっているおはなし動画、盲人ウエカジチャンネルをどうぞご覧ください。このブログの一番最後の動画です。
デスペア的中核市の同行援護支給基準のポイント
1、なぜ月50時間なのか
2016年に同行援護裁判を豊中市に提訴した私。たったひとりの裁判。弁護士もつけずに本人訴訟。その裁判の中で、豊中市が提出してきたのが、中核市の同行援護支給基準時間。基準をもうけている中核市の平均は月50.2時間。なので、われわれ豊中市は月50時間支給しているので、なんら問題はないという主張。
その資料を見ると、中核市の多くは月50時間という上限設定、ちなみに中核市ではない政令市である大阪市は月51時間。
なぜ50時間なのか。これは、視覚障害者の外出ニーズを調べて、だいたい、月50時間は外出するよな、そういう調査をして決めたわけではない。豊中市も36時間から50時間にひきあげたとき、なぜ50時間にしたのかという根拠資料はないとのこと。
ここで、考える盲人ウエカジ。
ポイントは、国庫負担基準9890単位。
国は視覚障害者1人ひと突きあたり、9890単位の同行援護サービスまでなら、国が費用を2分の1もちますよということらしい。裏返せば、この単位をこえて、同行援護を視覚障害者に支給すると、その超過分は、全額豊中市負担になってしまうのね。
そして、この9890単位というのは、サービス単位。同行援護1時間にかかる平均的費用単位は196単位。ここで、やっと着き50時間のなぞがとける。9890わる196は、50.4時間。つまり、豊中市の50時間、大阪市の51時間というのは、国が補助をしてくれる支給時間を月上限にしてるのよね。
つまり、豊中市も大阪市も、その地域の視覚障害者の外出ニーズなど無頓着で、ただ単に国がいくらまでなら補助をだしてくれるか、補助をだしてくれる額まではしかくしょうがいしゃに同行援護を支給しようという、安易な考え。
でも、この国の負担基準というのは、もと融通がきくもの。たとえば、視覚障害者が2人いて、それぞれ9890単位だけど、ひとりの視覚障害者が、あまり同行援護サービスを使わなかった場合、そのつかわなかった単位は、より多くつかった視覚障害者の分にふりかえることができるということ。つまり、国は、視覚障害者ひとりが同行援護を何時間つかったかは気にしない。ただ、その市の視覚障害者で同行援護支給をうけている人数がきになるだけ、その人数かける9890単位。
ちなみに、豊中市の2015年あたりの視覚障害者のうち同行援護を支給されている視覚障害者の月平均同行援護利用時間は25時間程度。なので、国庫負担基準はありあまっているのよね。
なのに、豊中市は、月50時間をこえて、同行援護の追加支給はしないのよね。不思議。なぜだろう?
2、2021年の国庫負担基準は12760単位
そして2023年、あらたな同行援護裁判を豊中市に提訴した私。この裁判の資料で、豊中市が、2021年の中核市の同行援護支給基準表を提出してきた。
その表をみてびっくり。なんと、かつて、国庫負担基準 精算単価 9890単位 だったものが。
12760単位にあがっていた。中核市のいくつかで、この12760単位をもとに、同行援護の月基準を64時間にしている市があった。愛媛県の松山市とか、福井市とかね。
これにはびっくり。
当然、このことを豊中市は知っているのに、9890単位から、12760単位に、国庫負担基準があがったのに、それを完全に無視する豊中市。今までの豊中市のスタンスなら、国庫負担基準までは同行援護の支給を認めるというスタンス。それをやらない豊中市。びっくりだね。
うーん、どうすれば、豊中市はかわってくれるんだろうか?わからないね。なので、私は、私のできることをコツコツとやっていくしかないね。
参考データ
以下、同行援護の費用、2015年ごろの中核市の同行援護基準、2021年の中核市の同行援護基準をはりつけておきます。
@同行援護サービス費
所要時間
30分未満 1900円
30分以上1時間未満 3000円
1時間以上1時間30分未満 4330円
1時間30分以上2時間未満 4980円
2時間以上2時間30分未満 5630円
2時間30分以上3時間未満 6280円
3時間以上の場合 6930円
に所要時間3時間から計算して所要時間30分を増すごとに650円を加算
ちなみに、同行援護6時間で、10830円
@ここから2015年全国中核市のうち同行援護基準をさだめている中核市一覧表 基準は最高基準時間
柏市 100
船橋市 90
東大阪市 80
枚方市 80
尼崎市 60
西宮市 60
横須賀市 60
長崎市 60
郡山市 60
秋田市 60
福山市 58
岡崎市 57
豊中市 50
高槻市 50
奈良市 50
姫路市 50
宮崎市 50
豊田市 50
函館市 50
下関市 50
いわき市 50
岐阜市 42
豊橋市 40
前橋市 40
高崎市 35
那覇市 32
川越市 30
宇都宮市 30
金沢市 30
富山市 30
松山市 28
久留米市 25
倉敷市 20
@ここから
2021年全国中核市まとめ 56市】移動支援、同行援護調査票 (令和2年8月27日
1.旭川市
■ その他( )
(その内容)実態に則した支給量を決定している。
2.函館市
■ 上限時間を設定
(その内容)45時間/月
3.青森市
■ その他( 上限なし )
(その内容)個別の状況を勘案し決定
4.八戸市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害者、障害児:25時間/月
5.秋田市
■ 上限時間を設定
(その内容)障がい者、障がい児:43.5時間/月
※2人介護が必要な者は60時間/月
6.山形市
■ その他(支給基準単位数を設定)
(その内容)障がい者、障がい児:12,730単位
7.郡山市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害者、障害児:60時間/月
8.いわき市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)障がい児者50時間 但し必要に応じてそれ以上も支給する。
9.福島市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)58時間/月
10.水戸市
■ その他( )
(その内容)令和2年度に基準時間を定める予定
11.宇都宮市
■ 上限時間を設定
(その内容)障がい者、障がい児:30時間/月
(加算後支給量:50時間/月)
12.前橋市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害者:40時間 障害児:20時間
13.高崎市
■ 上限時間を設定
(その内容) 障害者、障害児:35時間/月
14.川越市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害者、障害児:30時間/月
15.越谷市
■ その他(利用上限時間を設定していない。)
(その内容)支給量について基準は設定していないが、国庫負担基準の2倍を
市基準としてサービス利用単位数を決定している。
16.川口市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害児・者 45時間/月
17.船橋市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)障害者、障害児:50時間/月
18.柏市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)50時間/月
19.横須賀市
■ 上限時間を設定
(その内容)児者ともに30時間/月
20.富山市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)障害者、障害児:30時間/月
21.金沢市
■ 上限時間を設定
(その内容)基本支給量:21時間/月
最大支給量:30時間/月
22.福井市
■ その他(基準単位数を設定)
(その内容)区分にかかわらず、グループホーム入居者3,100単位/月、
その他12,760単位/月
23.甲府市
■ 上限時間を設定
(その内容)40時間/月
24.長野市
■ その他(市障害福祉サービス支給決定基準に基づき決定)
(その内容)
25.岐阜市
■ その他( 上限単位数を設定 )
(その内容)12,760単位(必要性が認められれば左記の単位数を超えて
支給決定をすることができる。
なお、12,760単位の1.5倍を超える支給決定を行う場合は、
非定型審査会での審査を経て支給決定している。)
26.豊田市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)30時間を目安としている。
27.豊橋市
■ 上限時間を設定
■ その他(国の基準に基づく)
(その内容)12,730単位(およそ62時間/月)
28.岡崎市
■ 基準(標準)時間を設定
□ その他(移動支援と同様 )
(その内容)*移動支援と同じく標準13時間+必要量
29.大津市
■ その他(なし )
(その内容)
30.高槻市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)標準支給量
障害者 50時間/月 障害児 18時間/月
*原則、標準支給量内での利用とするが、急な冠婚葬祭等で、支給量が不足する
際には必要時間数を認めることがある。
31.東大阪市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害者、障害児:80時間/月
32.枚方市
■ 上限時間を設定
(その内容)18歳以上:50時間/月、ただし単身世帯及びそれに準じる場合
(
同居者が障害者又は要介護認定者、GH入居者など)80時間/月。
18歳未満:小学生25時間/月、中学生30時間/月、高校生35時間/月
33.八尾市
■ その他(基準や上限の設定なし)
(その内容)
34.寝屋川市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害者:50h/月
児童の決定は今のところない。
35.吹田市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)①支援の必要度(障がい支援区分を3段階に分けたもの)
②家族の介護力 ③社会参加(外出活動の程度)の3つの指標から、
利用時間の提供水準を設けている。
36.姫路市
■ 上限時間を設定
■ その他( 例外あり )
・同行援護について、障害者団体等の活動のため、審査会の審議のうえで
支給量を超えた時間を認める場合もある。
(基本的には移動支援と同様)
37.西宮市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)
・障害者(18歳以上)…60時間/月
・障害児(高等部)…50時間/月
・障害児(中等部)…30時間/月
38.明石市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)内部規定につき非公開
39.奈良市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)障害者、障害児:40時間/月
40.和歌山市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害者、障害児:40時間/月
41.鳥取市
■ 上限時間を設定
(その内容)30時間/月
42.松江市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)障害者(児) 30時間/月
43.倉敷市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)20時間/月
44.福山市
■ 上限時間を設定
(その内容)44時間/月
45.呉市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害児・障害者 50時間/月
46.下関市
■ その他( 必要量を支給 )
(その内容)
47.高松市
■ その他( )
(その内容)申請者の外出実態に即した時間
48.松山市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)市基準による
区分無し、区分3未満 63.7時間/月
区分3以上、盲聾者 43.7時間/月
49.高知市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)24H/月
50.久留米市
■ 上限時間を設定
(その内容)25時間/月
(利用状況等により50時間を上限とする)
51.佐世保市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)障がい者、障がい児:原則40時間/月とし、
必要性に応じて個別に相談に応じています。
52.大分市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)大分市介護給付費支給基準の単位に基づいて設定 12,760単位/月
53.宮崎市
■ 上限時間を設定
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)
・基準最大支給量 10時間/月
・加算後最大支給量
生活に必要な外出+余暇50時間/月
(障害児は余暇目的支給の対象外)
54.鹿児島市
■ その他( 必要に応じて )
(その内容)
55.那覇市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容) 介護力 一般/弱い 非常に弱い
身体障害者手帳1級 23時間/月 32時間/月
身体障害者手帳2級 16時間/月 23時間/月
56.豊中市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害者、障害児:50時間/月
@参考資料ここまで
毎週土曜8時 ライブおはなし配信 盲人ひとり中核市の同行援護支給基準を熱く語る 9890単位から12700単位へ その他阪急岡町駅ボンシンタニのケーキのきれはし250円など雑談
00:00 ライブ配信チェック
02:50スタート はじめての証人尋問
04:41 ボン シンタニ のケーキのきれはし 250円
12:00 赤信号 青信号 検知アプリ オコ OKO
19:00 宮本佳林バスツアー参加者 盲人、こども、そして耳の聞こえない人も参加
28:00 2015年ごろの中核市の同行援護支給基準 月上限基準
42:00 なぜ中核市の同行援護基準は月50時間にかたまっているのか その答えは国庫負担基準 9890単位
58:00 2021年ごろの中核市の同行援護支給基準 月上限基準
1:02:30 山形市の同行援護月基準は時間じゃなくて単位、12730単位
1:10:20 福井市の同行援護基準 12760単位
1:13:50 豊橋市の同行援護 月基準 12760単位で62時間
1:25:00 松山市2015年は28時間、2021年は63.7時間、ただし重度の視覚障害者・盲聾者は43.7時間
1:30:00 宮崎市は生活に必要な時間プラス余暇時間50時間
以上
この1週間は、大阪地方裁判所へ2度通った私。そのひとつの裁判は、同行援護裁判。目の見えない私、網膜色素変性症の私、盲人ウエカジ。どうしても、はじめての場所に行くときは、安心安全にいくためにはガイドヘルパーさんが必要。そのガイドヘルパーを1割負担で利用できる福祉サービス、同行援護サービス。
でも、この同行援護の月あたりの利用上限が、私の住んでいる豊中市では50時間。これだと、余暇活動は十分におこなえないね。なお、この同行援護というのは、日常生活に必要な外出というよりも、そもそも、視覚障害者のレジャー余暇のための外出支援。病院や役所への外出なら通院等解除というにたようなサービスがあるのよね。
そんな同行援護。2011年10月にはじまって、もう12年たつのね。費用は、利用者が1割負担(ただし、負担している視覚障害者は1割にもみたないのよね)、それ以外は、国が2分の1、大阪府が4分の1、のこりの4分の1を豊中市が負担。
豊中市は、この4分の1をへらしたいために、50時間という制限をもうけている。4分の1の費用で、福祉サービス提供できるのに、なぜか50時間を上限としている豊中市不思議。
この同行援護 月50時間 大阪市 月51時間 の謎にせまっているおはなし動画、盲人ウエカジチャンネルをどうぞご覧ください。このブログの一番最後の動画です。
デスペア的中核市の同行援護支給基準のポイント
1、なぜ月50時間なのか
2016年に同行援護裁判を豊中市に提訴した私。たったひとりの裁判。弁護士もつけずに本人訴訟。その裁判の中で、豊中市が提出してきたのが、中核市の同行援護支給基準時間。基準をもうけている中核市の平均は月50.2時間。なので、われわれ豊中市は月50時間支給しているので、なんら問題はないという主張。
その資料を見ると、中核市の多くは月50時間という上限設定、ちなみに中核市ではない政令市である大阪市は月51時間。
なぜ50時間なのか。これは、視覚障害者の外出ニーズを調べて、だいたい、月50時間は外出するよな、そういう調査をして決めたわけではない。豊中市も36時間から50時間にひきあげたとき、なぜ50時間にしたのかという根拠資料はないとのこと。
ここで、考える盲人ウエカジ。
ポイントは、国庫負担基準9890単位。
国は視覚障害者1人ひと突きあたり、9890単位の同行援護サービスまでなら、国が費用を2分の1もちますよということらしい。裏返せば、この単位をこえて、同行援護を視覚障害者に支給すると、その超過分は、全額豊中市負担になってしまうのね。
そして、この9890単位というのは、サービス単位。同行援護1時間にかかる平均的費用単位は196単位。ここで、やっと着き50時間のなぞがとける。9890わる196は、50.4時間。つまり、豊中市の50時間、大阪市の51時間というのは、国が補助をしてくれる支給時間を月上限にしてるのよね。
つまり、豊中市も大阪市も、その地域の視覚障害者の外出ニーズなど無頓着で、ただ単に国がいくらまでなら補助をだしてくれるか、補助をだしてくれる額まではしかくしょうがいしゃに同行援護を支給しようという、安易な考え。
でも、この国の負担基準というのは、もと融通がきくもの。たとえば、視覚障害者が2人いて、それぞれ9890単位だけど、ひとりの視覚障害者が、あまり同行援護サービスを使わなかった場合、そのつかわなかった単位は、より多くつかった視覚障害者の分にふりかえることができるということ。つまり、国は、視覚障害者ひとりが同行援護を何時間つかったかは気にしない。ただ、その市の視覚障害者で同行援護支給をうけている人数がきになるだけ、その人数かける9890単位。
ちなみに、豊中市の2015年あたりの視覚障害者のうち同行援護を支給されている視覚障害者の月平均同行援護利用時間は25時間程度。なので、国庫負担基準はありあまっているのよね。
なのに、豊中市は、月50時間をこえて、同行援護の追加支給はしないのよね。不思議。なぜだろう?
2、2021年の国庫負担基準は12760単位
そして2023年、あらたな同行援護裁判を豊中市に提訴した私。この裁判の資料で、豊中市が、2021年の中核市の同行援護支給基準表を提出してきた。
その表をみてびっくり。なんと、かつて、国庫負担基準 精算単価 9890単位 だったものが。
12760単位にあがっていた。中核市のいくつかで、この12760単位をもとに、同行援護の月基準を64時間にしている市があった。愛媛県の松山市とか、福井市とかね。
これにはびっくり。
当然、このことを豊中市は知っているのに、9890単位から、12760単位に、国庫負担基準があがったのに、それを完全に無視する豊中市。今までの豊中市のスタンスなら、国庫負担基準までは同行援護の支給を認めるというスタンス。それをやらない豊中市。びっくりだね。
うーん、どうすれば、豊中市はかわってくれるんだろうか?わからないね。なので、私は、私のできることをコツコツとやっていくしかないね。
参考データ
以下、同行援護の費用、2015年ごろの中核市の同行援護基準、2021年の中核市の同行援護基準をはりつけておきます。
@同行援護サービス費
所要時間
30分未満 1900円
30分以上1時間未満 3000円
1時間以上1時間30分未満 4330円
1時間30分以上2時間未満 4980円
2時間以上2時間30分未満 5630円
2時間30分以上3時間未満 6280円
3時間以上の場合 6930円
に所要時間3時間から計算して所要時間30分を増すごとに650円を加算
ちなみに、同行援護6時間で、10830円
@ここから2015年全国中核市のうち同行援護基準をさだめている中核市一覧表 基準は最高基準時間
柏市 100
船橋市 90
東大阪市 80
枚方市 80
尼崎市 60
西宮市 60
横須賀市 60
長崎市 60
郡山市 60
秋田市 60
福山市 58
岡崎市 57
豊中市 50
高槻市 50
奈良市 50
姫路市 50
宮崎市 50
豊田市 50
函館市 50
下関市 50
いわき市 50
岐阜市 42
豊橋市 40
前橋市 40
高崎市 35
那覇市 32
川越市 30
宇都宮市 30
金沢市 30
富山市 30
松山市 28
久留米市 25
倉敷市 20
@ここから
2021年全国中核市まとめ 56市】移動支援、同行援護調査票 (令和2年8月27日
1.旭川市
■ その他( )
(その内容)実態に則した支給量を決定している。
2.函館市
■ 上限時間を設定
(その内容)45時間/月
3.青森市
■ その他( 上限なし )
(その内容)個別の状況を勘案し決定
4.八戸市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害者、障害児:25時間/月
5.秋田市
■ 上限時間を設定
(その内容)障がい者、障がい児:43.5時間/月
※2人介護が必要な者は60時間/月
6.山形市
■ その他(支給基準単位数を設定)
(その内容)障がい者、障がい児:12,730単位
7.郡山市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害者、障害児:60時間/月
8.いわき市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)障がい児者50時間 但し必要に応じてそれ以上も支給する。
9.福島市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)58時間/月
10.水戸市
■ その他( )
(その内容)令和2年度に基準時間を定める予定
11.宇都宮市
■ 上限時間を設定
(その内容)障がい者、障がい児:30時間/月
(加算後支給量:50時間/月)
12.前橋市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害者:40時間 障害児:20時間
13.高崎市
■ 上限時間を設定
(その内容) 障害者、障害児:35時間/月
14.川越市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害者、障害児:30時間/月
15.越谷市
■ その他(利用上限時間を設定していない。)
(その内容)支給量について基準は設定していないが、国庫負担基準の2倍を
市基準としてサービス利用単位数を決定している。
16.川口市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害児・者 45時間/月
17.船橋市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)障害者、障害児:50時間/月
18.柏市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)50時間/月
19.横須賀市
■ 上限時間を設定
(その内容)児者ともに30時間/月
20.富山市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)障害者、障害児:30時間/月
21.金沢市
■ 上限時間を設定
(その内容)基本支給量:21時間/月
最大支給量:30時間/月
22.福井市
■ その他(基準単位数を設定)
(その内容)区分にかかわらず、グループホーム入居者3,100単位/月、
その他12,760単位/月
23.甲府市
■ 上限時間を設定
(その内容)40時間/月
24.長野市
■ その他(市障害福祉サービス支給決定基準に基づき決定)
(その内容)
25.岐阜市
■ その他( 上限単位数を設定 )
(その内容)12,760単位(必要性が認められれば左記の単位数を超えて
支給決定をすることができる。
なお、12,760単位の1.5倍を超える支給決定を行う場合は、
非定型審査会での審査を経て支給決定している。)
26.豊田市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)30時間を目安としている。
27.豊橋市
■ 上限時間を設定
■ その他(国の基準に基づく)
(その内容)12,730単位(およそ62時間/月)
28.岡崎市
■ 基準(標準)時間を設定
□ その他(移動支援と同様 )
(その内容)*移動支援と同じく標準13時間+必要量
29.大津市
■ その他(なし )
(その内容)
30.高槻市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)標準支給量
障害者 50時間/月 障害児 18時間/月
*原則、標準支給量内での利用とするが、急な冠婚葬祭等で、支給量が不足する
際には必要時間数を認めることがある。
31.東大阪市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害者、障害児:80時間/月
32.枚方市
■ 上限時間を設定
(その内容)18歳以上:50時間/月、ただし単身世帯及びそれに準じる場合
(
同居者が障害者又は要介護認定者、GH入居者など)80時間/月。
18歳未満:小学生25時間/月、中学生30時間/月、高校生35時間/月
33.八尾市
■ その他(基準や上限の設定なし)
(その内容)
34.寝屋川市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害者:50h/月
児童の決定は今のところない。
35.吹田市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)①支援の必要度(障がい支援区分を3段階に分けたもの)
②家族の介護力 ③社会参加(外出活動の程度)の3つの指標から、
利用時間の提供水準を設けている。
36.姫路市
■ 上限時間を設定
■ その他( 例外あり )
・同行援護について、障害者団体等の活動のため、審査会の審議のうえで
支給量を超えた時間を認める場合もある。
(基本的には移動支援と同様)
37.西宮市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)
・障害者(18歳以上)…60時間/月
・障害児(高等部)…50時間/月
・障害児(中等部)…30時間/月
38.明石市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)内部規定につき非公開
39.奈良市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)障害者、障害児:40時間/月
40.和歌山市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害者、障害児:40時間/月
41.鳥取市
■ 上限時間を設定
(その内容)30時間/月
42.松江市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)障害者(児) 30時間/月
43.倉敷市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)20時間/月
44.福山市
■ 上限時間を設定
(その内容)44時間/月
45.呉市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害児・障害者 50時間/月
46.下関市
■ その他( 必要量を支給 )
(その内容)
47.高松市
■ その他( )
(その内容)申請者の外出実態に即した時間
48.松山市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)市基準による
区分無し、区分3未満 63.7時間/月
区分3以上、盲聾者 43.7時間/月
49.高知市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)24H/月
50.久留米市
■ 上限時間を設定
(その内容)25時間/月
(利用状況等により50時間を上限とする)
51.佐世保市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)障がい者、障がい児:原則40時間/月とし、
必要性に応じて個別に相談に応じています。
52.大分市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)大分市介護給付費支給基準の単位に基づいて設定 12,760単位/月
53.宮崎市
■ 上限時間を設定
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容)
・基準最大支給量 10時間/月
・加算後最大支給量
生活に必要な外出+余暇50時間/月
(障害児は余暇目的支給の対象外)
54.鹿児島市
■ その他( 必要に応じて )
(その内容)
55.那覇市
■ 基準(標準)時間を設定
(その内容) 介護力 一般/弱い 非常に弱い
身体障害者手帳1級 23時間/月 32時間/月
身体障害者手帳2級 16時間/月 23時間/月
56.豊中市
■ 上限時間を設定
(その内容)障害者、障害児:50時間/月
@参考資料ここまで
毎週土曜8時 ライブおはなし配信 盲人ひとり中核市の同行援護支給基準を熱く語る 9890単位から12700単位へ その他阪急岡町駅ボンシンタニのケーキのきれはし250円など雑談
00:00 ライブ配信チェック
02:50スタート はじめての証人尋問
04:41 ボン シンタニ のケーキのきれはし 250円
12:00 赤信号 青信号 検知アプリ オコ OKO
19:00 宮本佳林バスツアー参加者 盲人、こども、そして耳の聞こえない人も参加
28:00 2015年ごろの中核市の同行援護支給基準 月上限基準
42:00 なぜ中核市の同行援護基準は月50時間にかたまっているのか その答えは国庫負担基準 9890単位
58:00 2021年ごろの中核市の同行援護支給基準 月上限基準
1:02:30 山形市の同行援護月基準は時間じゃなくて単位、12730単位
1:10:20 福井市の同行援護基準 12760単位
1:13:50 豊橋市の同行援護 月基準 12760単位で62時間
1:25:00 松山市2015年は28時間、2021年は63.7時間、ただし重度の視覚障害者・盲聾者は43.7時間
1:30:00 宮崎市は生活に必要な時間プラス余暇時間50時間
以上