サイレン娘
私が20年以上、ハロプロを見てきて、一番歌がうまいな、迫力のある歌だなとおもったのは、宮本佳林でもなく、松浦亜弥でもなく、藤本美貴でも、高橋愛でもない。だれかというと、元Juice=Juiceの高木紗友希サユキ。
高木紗友希のどこがすごいかというと、そのフェイク、シャウトフェイク。それまで、ハロプロではフェイクを入れる楽曲はほとんどなかったと思う。フェイクをハロプロにもちこんだのも高木紗友希。
ハロプロのつうの間では、ハロプロ研修生から高木紗友希がJuice=Juiceに選抜されて、まもなく、彼女は歌姫だという人もちらほらあらわれていた。たしかに、あの高温の歌声、なのに声量もある歌声は、うまいとはおもったけど、それほど私は歌姫だとはおもわなかった。ただ、数年後、Juice=Juiceのネバーネバーサレンダーという曲で、終盤、間奏明けの高木紗友希のソロフェイク、シャウトフェイクがすばらしかった。いままでハロプロでは聞いたことのないような、高温ッシャウトフェイク、私はそのフェイクをまるで、サイレンのようだと思った。なので、私は高木をサイレン娘と呼ぶ。
高木のネバネバのフェイクは、クレッシェンドでどんどん声が大きくなり、そして、同時音程もどんどんあがっていく、まるで、高校野球のプレイボール前のあの、サイレンのよう。いったいいつまで、音程があがりつづけるのかわからないようなあのサイレンの音。そのような歌声の高木紗友希。
そのシャウトフェイクで、高木のすごさがやっとわかった私。
そんな彼女はもうハロプロ、Juice=Juiceにはいない、今はソロで活動しているよう。ユーリのプロデュースなのかな？
高木がいなくなって、このネバネバの高音シシャウトフェイクをだれがやるのかとおもっていた私。高脱退後２年ちかく歌われなくて、ようやくJuice=Juiceがねばねばを披露。そのシャウトフェイクのパート受け継いだのが、新人の有澤一華アリサワイチカ。おにぎりみちあな顔でひょうきんものの有沢。英語が堪能なせいもあってか、日本語のイントネーションがどこか変、そんなちょっとかわりもののアリサワが、サイレン娘のパートを引き継いだ。
先日、日本武道館でおこなわれた、Juice=Juiceのコンサートで、ネバネバが披露され、アリサワのフェイクがすごいと、何人ものJJファンから聞いた私。ネットでも評判。
ネバネバは2022年秋のツアーで、Juice=Juiceが歌っていて、そのときアリサワがフェイクをしていた。それを聞いて、私は、てっきり工藤由愛18歳かとおもっていた、高音なんだけど、ちょっと声がうすい、高木ほどの。まだまだかなとおもっていた。それが実はアリサワのフェイク。たしかにうまいけど、高木を超えることはできていないな。
そんな私。巣先日のハロステ、ユーチューブ動画を見る。Juice=Juiceの日本武道館公演の歌唱映像がながれる。ネバネバサレンダー。それをきいてびっくり。アリサワのシャウトフェイクがすごかった。
高木の声量とくらべれても見劣りしないレベルで、（ただし、私のアイフォンから流れるアリサワのシャウトの「の歌声だけどね）。
そして、高木のシャウトフェイクを上回っていたのが、その独創性。今まで聞いたことのないようなフェイクだった。高木も時々、フェイクにアレンジをくわえていたけど、アリサワのフェイクはそれとまったくちがっていた。高木のマネでｈない、アリサワのオリジナルフェイクだった。秋ツアーのアリサワのフェイクは、高木のマネ度合いがつよかったけど、今回は、まったくそれを感じなかった。
聞いたことのないフェイクだった。おそらく、アリサワはバイオリンを小さいころからやっていて、お音楽の素養があるので、クラシック的なフェイクなんだろうなとおもった。
考えてみれば、選手の土曜日の、松下IMPでの宮本佳林エムライン座長コンサートでも、アリサワは急遽、ハプニングをフォローすべく、赤いフリージアを松永とうたって、いきなり、ハモリをいれていたもんな。
アリサワやるな。私の中でアリサワの評価、うなぎのぼり。
宮本佳林は、アイドルサイボーグからはじまり、今はだんだん、おわらいキャラ、おふざけキャラになっていったけど。アリサワはもしかしたら、その逆をいっているのかもね。おわらいおもしろキャラから、正統派アイドルへの逆輸入。アリサワから目が話せられない。
といいつつ、アリサワにはアイドル性、物語性をまったく感じないんだよな。なんでだろう？アリサワは、むかのロック歌手みたいに、無口な笑わないキャラクターを演じたほうがいいのかな？ うーん、それだとアリサワの魅力は半減するか。難しい。
以下の動画の26分からが、ネバーネバーサレンダーです。ぜひ、聞いてみてね。
【ハロ！ステ#468】Juice=Juice CONCERT TOUR ～final: nouvelle vague～特集！ハロー！キッチン 譜久村聖 MC:松本わかな＆一岡伶奈
私が20年以上、ハロプロを見てきて、一番歌がうまいな、迫力のある歌だなとおもったのは、宮本佳林でもなく、松浦亜弥でもなく、藤本美貴でも、高橋愛でもない。だれかというと、元Juice=Juiceの高木紗友希サユキ。
高木紗友希のどこがすごいかというと、そのフェイク、シャウトフェイク。それまで、ハロプロではフェイクを入れる楽曲はほとんどなかったと思う。フェイクをハロプロにもちこんだのも高木紗友希。
ハロプロのつうの間では、ハロプロ研修生から高木紗友希がJuice=Juiceに選抜されて、まもなく、彼女は歌姫だという人もちらほらあらわれていた。たしかに、あの高温の歌声、なのに声量もある歌声は、うまいとはおもったけど、それほど私は歌姫だとはおもわなかった。ただ、数年後、Juice=Juiceのネバーネバーサレンダーという曲で、終盤、間奏明けの高木紗友希のソロフェイク、シャウトフェイクがすばらしかった。いままでハロプロでは聞いたことのないような、高温ッシャウトフェイク、私はそのフェイクをまるで、サイレンのようだと思った。なので、私は高木をサイレン娘と呼ぶ。
高木のネバネバのフェイクは、クレッシェンドでどんどん声が大きくなり、そして、同時音程もどんどんあがっていく、まるで、高校野球のプレイボール前のあの、サイレンのよう。いったいいつまで、音程があがりつづけるのかわからないようなあのサイレンの音。そのような歌声の高木紗友希。
そのシャウトフェイクで、高木のすごさがやっとわかった私。
そんな彼女はもうハロプロ、Juice=Juiceにはいない、今はソロで活動しているよう。ユーリのプロデュースなのかな？
高木がいなくなって、このネバネバの高音シシャウトフェイクをだれがやるのかとおもっていた私。高脱退後２年ちかく歌われなくて、ようやくJuice=Juiceがねばねばを披露。そのシャウトフェイクのパート受け継いだのが、新人の有澤一華アリサワイチカ。おにぎりみちあな顔でひょうきんものの有沢。英語が堪能なせいもあってか、日本語のイントネーションがどこか変、そんなちょっとかわりもののアリサワが、サイレン娘のパートを引き継いだ。
先日、日本武道館でおこなわれた、Juice=Juiceのコンサートで、ネバネバが披露され、アリサワのフェイクがすごいと、何人ものJJファンから聞いた私。ネットでも評判。
ネバネバは2022年秋のツアーで、Juice=Juiceが歌っていて、そのときアリサワがフェイクをしていた。それを聞いて、私は、てっきり工藤由愛18歳かとおもっていた、高音なんだけど、ちょっと声がうすい、高木ほどの。まだまだかなとおもっていた。それが実はアリサワのフェイク。たしかにうまいけど、高木を超えることはできていないな。
そんな私。巣先日のハロステ、ユーチューブ動画を見る。Juice=Juiceの日本武道館公演の歌唱映像がながれる。ネバネバサレンダー。それをきいてびっくり。アリサワのシャウトフェイクがすごかった。
高木の声量とくらべれても見劣りしないレベルで、（ただし、私のアイフォンから流れるアリサワのシャウトの「の歌声だけどね）。
そして、高木のシャウトフェイクを上回っていたのが、その独創性。今まで聞いたことのないようなフェイクだった。高木も時々、フェイクにアレンジをくわえていたけど、アリサワのフェイクはそれとまったくちがっていた。高木のマネでｈない、アリサワのオリジナルフェイクだった。秋ツアーのアリサワのフェイクは、高木のマネ度合いがつよかったけど、今回は、まったくそれを感じなかった。
聞いたことのないフェイクだった。おそらく、アリサワはバイオリンを小さいころからやっていて、お音楽の素養があるので、クラシック的なフェイクなんだろうなとおもった。
考えてみれば、選手の土曜日の、松下IMPでの宮本佳林エムライン座長コンサートでも、アリサワは急遽、ハプニングをフォローすべく、赤いフリージアを松永とうたって、いきなり、ハモリをいれていたもんな。
アリサワやるな。私の中でアリサワの評価、うなぎのぼり。
宮本佳林は、アイドルサイボーグからはじまり、今はだんだん、おわらいキャラ、おふざけキャラになっていったけど。アリサワはもしかしたら、その逆をいっているのかもね。おわらいおもしろキャラから、正統派アイドルへの逆輸入。アリサワから目が話せられない。
といいつつ、アリサワにはアイドル性、物語性をまったく感じないんだよな。なんでだろう？アリサワは、むかのロック歌手みたいに、無口な笑わないキャラクターを演じたほうがいいのかな？ うーん、それだとアリサワの魅力は半減するか。難しい。
以下の動画の26分からが、ネバーネバーサレンダーです。ぜひ、聞いてみてね。
【ハロ！ステ#468】Juice=Juice CONCERT TOUR ～final: nouvelle vague～特集！ハロー！キッチン 譜久村聖 MC:松本わかな＆一岡伶奈
