獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

涙なしでは読めない作文 全盲の娘。とそのともだちが私におしえてくれたこと

2023-03-15 18:47:22 | 網膜色素変性症と私
希望の教室

今の月曜9時のドラマは、テミス女神の教室、20年ぐらい前には、たしか嬢王の教室というのもフジテレビであったね。4月からは、福山マサハル主演の全盲の捜査官のドラマもある。たのしみ。

ところで、教室は教室でも、大阪には、希望の教室がある。そのことを、NHKのラジオ番組、視覚障害ナビラジオで知った。

その教室は、目の見えない赤ん坊、0歳から3歳までが、週に3日程度、通って、あそびながら、いろいろなことを身に着けていく教室。

自分のこどもが、目が見えないということを知った母親のショック。それは絶望ではいいあらわせない気持ち。でも、母親は、絶望ばかりはしていられない、すぐに、ネットで検索。目の見えない赤ん坊の通うところ、そんなママやこどもがあつまる場所はないか。それでみつけたのが、希望の教室。大阪府の視覚障害者福祉協会が不の女性をうけてやっているよう。

その教室にかつて通っていたママがが、ラジオに出演していた。そこで語られるエピソードが泣ける。

不安いっぱいで、希望教室に目の見えない生後1か月のわがこをつれていく。きっと、どんよりした人があつまっているんだろうとおもったら、教室に入って、いきなり、ほかのママが、胸にだいちえる赤ん坊をみて、わー、かわいいー、かわいいーーと言いながら近寄ってくれた。

いままで、この子をかわいいとだれも言ってくれなかった。病院でも、目が見えないだけで他は健康なので、がんばって育ててください。かわいいとはいってくれなかった。

ほかにも、そのこどもが大きくなって、幼稚園にかよったエピソード。たまいれのカゴにスズをつけるアイデアを、おともだちが発案してくれたことなど、涙がでてくるね。

ぜひ、聞いてみてね。あと、その内容が作文にもなっているので、そちらも読んでみてね。作文のほうがくわしいかな。

全盲の娘の友達が、母の私に教えてくれたこと視覚障害ナビ・ラジオ|NHK福祉ポータル ハートネットはこちら

「全盲の娘の友達が、母の私に教えてくれたこと」向井由美さん 第57回NHK障害福祉賞・優秀 - 記事 | NHK ハートネットはこちら

PS
私も、おととし、この作文コンクールに応募したんだけどな・・・。
コメント
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