カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

三月花形歌舞伎

2011-03-29 23:59:40 | 今日のボソッ
またチケットをいただいたので、京都四条 南座へ観劇に行ってきました。
3月3日(木)~27日(日)までやっていた南座3月公演。
26日(土)の夜の部ですから、千秋楽の直前でした。演目は
猿之助四十八撰の内『獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)』
市川右近十五役早替りならびに宙乗り相勤め申し候 ってものでした。









歌舞伎ってきちんと観るのは、初めてかも・・・避けていたわけじゃ無いけど、何だか色んな先入観があって。観に行く機会も無かったものだから。
伝統芸能、辛気臭いんじゃないか、敷居が高いのでは、特別な知識も要るかもなどなど、どうも興味が湧かなかったのですが
全て吹っ飛びましたよ、面白い!
特に猿之助歌舞伎だからかな・・・アクティブだし、観客を飽きさせないエンターテイメントを味わえました。
歌舞伎界の異端児と言われスーパー歌舞伎を創り上げた三代目市川猿之助ケレンの歌舞伎らしく、宙乗りや早替わり満載の舞台でした。

南座3月公演 『三月花形歌舞伎 獨道中五十三驛』


主演の市川右近はなんと一人十五役。他にも二役をこなされてる役者が何人か居て、観ていても頭ぐちゃぐちゃ。台詞も何言ってるのかよく解らんし・・・それに東海道五十三次を京から江戸へ下るって筋書きだから、舞台も目まぐるしく変化。訳分からなくなりますが、それでもそれが面白く思いっきり楽しめました。
歌舞伎がこんなに面白いものだとは、思ってませんでした。そうそうそれに、弥次喜多の女房って設定の役どころ、(おきち)市川春猿と(おやえ)市川笑三郎のコンビが絶妙。客席まで降りてきて客をいじるいじる♪観客の子供から「あめちゃん」をもろたり、特に笑三郎(えみさぶろう)のアドリブはかなり楽しかったな。自信の次の日のブログにも「昨日の夜の部には客席に大勢のお子さま方の姿を発見し、私たち劇中のおやえ、おきちに可愛いご報謝をたくさん頂きました(癒)。」って書かれてましたけど。(^_^ゞ



この公演、三幕で幕間(まくあい)が30分、25分と2回ありましたが、最初の幕間にさっさと・・・









館内の『花萬』の幕間弁当をいただきました。
これまた楽しく、美味しいものです。



一応パンフレット。クリックすると裏面の解説が・・・





2011.3/26、南座にて。