カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

シーズンオフ?の平安神宮。

2014-04-26 23:04:52 | 京都徘徊記
平安神宮の神苑に入るのは初めて。ここは紅枝垂れの桜が有名で、
ライトアップもされます。今年は2014年4月10日(木)~4月13日(日)
4日間のみですが、その間、恒例「紅しだれコンサート」が催されました。

それが済むと、観光客もぐんと減り人出は少なくなっているだろうと・・・



案の定、少ないです。ま、ひっそりとまではしませんが。(^_^ゞ



ただ、神苑の紅枝垂れは見頃を過ぎ、左近の桜はもう完全に散ってしまってw

そんな中、華やかに満開なのが・・・





期間限定の「桜(はな)みくじ」。その結び木でした。
・・・吉もない、凶もない、花の季節だけの運だめし・・・
薄紅の桜色をした紙に、吉凶の代わりに「つぼみ、つぼみふくらむ、咲き初む、
三分咲き、五分咲き、八分咲き、満開」というように運勢が書かれています。
願い事を書いてこの結び木に結び、満開成就を願うそうです。
ここだけは枯れ木に花が咲いたように満開でした。




神苑の特設受付ももう終了? しめしめです。人出は思った通り少なそう♪
常設の入口から入って行きます。







盛りは過ぎているとはいえ、まだ楽しめました。

平安神宮 神苑、総面積は33,000平方m(約10,000坪)の池泉回遊式庭園。
国の名勝に指定されています。
作庭は7代目小川治兵衛(明治から昭和にかけて「植治(ウエジ)」と
呼ばれ東山界隈に円山公園、無隣庵を始め幾多の名園を残す。)
神宮境内の三方をぐるっと囲むように、南神苑・西神苑・中神苑・東神苑が
あります。虫垂炎や中耳炎は無かったな・・・(^_^ゞ



南神苑の南の端っこに展示されている日本最古の電車、チンチン電車です。
もともと平安神宮は明治二十八年(1895年)、平安遷都1100年を記念して
行われた京都博覧会のメインパビリオンとして建設されたもの。
電車は、それに合わせて日本で初めて営業運行を開始したものです。
電源確保のため琵琶湖疏水を造り、これまた日本初の水力発電を開始するなど
京都の近代化、観光都市化を象徴するようなものですね。
それにしては、保管状態はイマイチ・・・





桜散り、ツツジが咲き出す季節の移ろいを感じます。
順路を進むとちらちら社殿が見えるのも楽しいですね。



神苑には白虎池、蒼龍池、栖鳳池と三つの池が配され、それぞれの池を
結ぶように小川も流れています。
作庭の際、びわ湖から水を引いて閉じ込めてしまったおかげで、
今はびわ湖で絶滅危惧種となった淡水魚がここでは見られるそうです。



平安神宮でれんげ草が見られるとは思ってませんでした。ま、京都御苑には
いっぱい咲いていますけどね。(^_-)




桜が終われば藤の花、ここは藤も・・・と思って来たのですが、
咲いていたのはここだけw 少し早かったようです。
紫の花の藤棚は東神苑、栖鳳池(せいほういけ)の泰平閣の近くにあります。



白の藤棚があるのは中神苑、蒼龍池のほとりです。
蒼龍池には臥龍橋と呼ばれる飛び石があり、珊琥島につづいています。
この飛び石、豊臣秀吉による京都大復興の際、造営された三条大橋と
五条大橋の橋脚に使われていたものだそうです。



初夏ともなると、池には睡蓮や河骨(こうほね)が咲き、杜若(かきつばた)
花菖蒲も咲き競い、八つ橋が架けられるので趣のある風景が観られます。









シーズンオフでしたが、それなりに楽しめました♪




2014.4/20、平安神宮 神苑にて。