
15歳のLibraちゃんというボクサー犬である。飼い主と15年間ずっと一緒に過ごし、病を得て15歳で旅立った。写真は、最後のドライブのときのものだという。
きっと、ドライブが大好きだったのだろう。いく先々で楽しい思いをしてきたに違いない。この幸せに満ちた表情からどんな生涯を送ってきたかよくわかる。
わが家のシェラもまた17年間、いつも一緒だった。シェラや、その4年後に家族に加わったむぎを一緒によそへ預けたり、家に置き去りにして旅に出たことは一度もない。
名古屋での法事のときでさえ、ふたりをクルマに乗せて東名道を往復している。犬連れでやってきたぼくたちに親戚は呆れていた。
わが家の旅はいつもキャンプだった。
犬も一緒に泊まれる旅館やホテル、ペンションがあるのは知っていたが、利用したことはもとより、気持ちが動いたことなど一度もない。そんなところへ泊まったときのシェラのストレスがわかるだけに試してみようとさえ思わなかった。
むぎのほうは、自分を守ってくれる母犬がわりのシェラがいればどこでも平気だったろうが……。
ぼくも家人もわんこたちと楽しめるキャンプ以外の旅など考えたこともなかった。いつも幸せな旅立った。
「15年間沢山愛を注がれ過ごしてきたLibraちゃんは幸せな生涯だったのではないか」と記事は結ばれているが、むしろ、いつも一緒に過ごし、わんこたちから無償の愛をもらっていた飼主こそ幸せだったと思う。
ぼくと家人はいまも、幸せな17年を共有してくれたシェラと14年をともに楽しませてくれたむぎに心から感謝している。
今週末から、ぼくたちはルイと一緒に清里高原へキャンプに出かける。シェラやむぎと何度も泊まり、遊んだキャンプ場である。むぎを喪ってすぐ、シェラがむぎのにおいがついたわんこ用のベッドをひっかいてけんめいにむぎを探していたのもこのキャンプ場だった。
シェラもむぎもいないいま、ぼくたちの「幸福ノート」にはルイが新たな1ページを綴ってくれる。
世の中に、「むぎ」というわんこが他にもいないものかと、ふと検索してみたのがきっかけで、hiro様のブログに出会うことが出来ました。
シェラちゃん、むぎちゃん、ルイちゃんのあまりの可愛らしさ、愛情あふれる生活のご様子に、むさぼるようにブログを拝見し、バックナンバーから最新まで、全ての記事を読み終えました。
それまでは、うちのむぎの他に、可愛いわんこがいるはずないと信じてきたのですが、hiro様のわんこ達にはかなわいかもしれません((^-^))
初めて拝見した記事は、むぎちゃんが旅立たれた時の記事でした。通勤の電車の中で、涙を止めることが出来ませんでした。このように犬を愛されていらっしゃる生活を記事をもっと読みたいと、最初の記事へとさかのぼり、愛と笑い、そして時には悲しみがある記事の大ファンになりました。
このように、犬を我が子として、愛し、愛される生活。シェラちゃん、むぎちゃん、ルイちゃんはお幸せだと思います。
さて、hiro様。最新の記事からもう3ヶ月も更新されていらっしゃいませんね。もしや、ルイちゃん、ご家族様に何かおありになられたのかと、勝手ながらご心配しております。
ルイちゃんの最近のご病気のご様子は、わが家のむぎとそっくりです。うちのむぎも、ここ一年くらいはようやく落ち着きましたが、病院のお世話になりっぱなしです。それに、いたずらっ子な点もそっくり(^-^)手が掛かるこほど、可愛いものですね。
ブログの更新、心よりお待ちしております。
お元気です?
あらためてお詫びとお礼を申し上げます。
そうですか、むぎちゃんというコーギーの男の子とお暮らしですか。うれしくなります。ブログにも書いたと思うのですが、むぎを喪った悲しみを埋めようとルイを探し当てたとき、「男の子は大変だよ」と女房に話しました。この5年近く、ルイとの生活で、彼女が想像した以上の大変さにヒーヒーいってきましたが、ぼくから見るとルイはぼくが昔経験したよりはるかにおとなしい男の子です。
去年からちょっとつらいことがあって落ち込みがちだったわが家で、ルイの腕白ぶりがどれだけ癒しになり、元気を呼んでくれたかわかりません。
いまとなっては、弱虫わんこのくせに腕白小僧の男の子でよかったとしみじみ思っています。
そのあたりも、おいおいご披露していきたいと思っています。
そちらのむぎちゃんのご様子もときどき教えてください。
すてきなコメントをいただき、心からうれしく思っております。ありがとうございました。
毎日、ハンコしか捺してないのに、夕飯を食べると女房の目を盗んでソファーで爆睡し、2時ごろに目を覚ましています。まだ、「ラジオ深夜便」で夜明けを迎えるまでにいたっていませんが、典型的な高齢者モードです。
今朝は、午前3時にルイを引っ張り込んで一緒にソファーで5時半まで寝ました。
そんな変哲のない日常をまたアップしていきます。