ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

還暦過ぎ頃の九州旅行13

2018年07月06日 21時19分47秒 | 最近の出来事

さあ、目的の砂場のところに
やってきました。
適当な大きさにくぼみがつけられており、
そこに横になります。
頭のところはちょっと枕状に
膨らんでいて、そこにタオルが
敷かれています。
doironのふさふさな毛は
それによって保護されるわけですね。



その上から体に砂がかけられてきます。

「え~っと、砂はこんな感じでいいですかあ」
といってくるので、
「はい。もっとムキムキの人の様に
かけてかたどってくださいよ」
なんて言いませんよ。
でも人によっては胸元をもう少し
砂を少なくしてください
なんていう注文をしています。

doironは「完璧です」と答えておきました。

だいたい10~15分くらい
はいってから上がってください
と言われます。感覚はというと

「う~ん、あたたかい~」

といい感じです。
背中の方から徐々にあったまってきて、
全身にその感覚が回っていきます。

海辺の部屋がいいなあとか
言ってたのですが、
そんなのは関係ないですね。
景色は天井の方しか見えていません。

と、その時です。
上を向いていた自分の顔の
鼻の頭や耳があったまって
かゆくなってきたのです。

でも手も砂の中ですから
かくにかけません。

うう~あまり我慢できなくなったら、
あのジャニーズジュニアのお兄さんが
かきに来てくれたりするのかなあ
と思いながら、こらえましたね。

スコップの先っぽで
カリカリされても困るしなあ。
とか思っていると、後ろにいるおばさんが
「鼻がかい~」とかいって騒いでいます。

思いっきりくしゃみをした後は
ついに我慢できなくなったんでしょう。
うう~といった後、
ジャニーズさんに
「手を出したからもう一回かけてえ」
と懇願してはりました。

全身が暖かくなってきますので、
ふとそんなときに思ったのです。

砂の中で脳梗塞になったり
心筋梗塞になったりする人は
いないのかなあ。

そんなに重症でなくても過呼吸で
意識がおかしくなったり、
認知症が進んだりなんてのもあるでしょうねえ。

まあひと月に2~3回くらいは
救急車を呼んだりしているんじゃなかなあ
って感じがしましたね。

まあ、doironは何とか15分間耐え、
よっこらしょと立ち上がります。

もう着物の中も砂だらけ、
あそこにも、あんなところにも
そしてこんなところにも
砂がざらざらしています。
いっぱい人がいるので
はだけて払うわけにもいきません。

変なおっさんが、変なところから
砂をまき散らしてるで~
なんて思われてもいけないので、
変な感覚のままで
男湯の方に向かうのでした。

でもねえ、昔に青島で見た新婚さんは
あちこちに砂を絡まして帰ったんやろなあ
なあんて想像をしてしまいましたね。

しかし、友達三人で、いけないところで
砂に潜り込んだりしてたら
ムカデにやられていたかも
しれませんなあ。

まあとにかくあの頃から50年ぶりに
夢を果たして大満足でした。

こんなところの大浴場なんかは
排水管のメンテなんかが大変でしょうねえ。

体中に張り付いた砂を、
ここできれいに洗い流したり
するのですからね。

ウヒャーそれにしてもさっぱりです。

部屋に帰った我らは、
大相撲5月場所を観戦しながら、
またまたビールをプシュと
開けるわけです。

栃ノ心が全勝11勝、
横綱が1敗の状況でしたねえ。

そんな相撲を見ながら

「お~い、こんなに飲んだら飯食えなくなるよ~」
とかいいつつも、ワイワイと
日本酒も明けたりするのでした。

で、いよいよ食事の時間となりました。
食事コーナーにむかいましょう。
昔は、テントの横でBBQでしたが、
今回は料理も素晴らしいという
旅館の晩飯ですから楽しみですねえ。

きっと旅行者の人も料理に
関して注文つけていたでしょうからね。
われ我は個室風のテーブル席に案内されます。

まずは献立表とかで料理の説明があり、
飲み物の注文が始まります。



担当の女の子の腰には無線機がついていました。
「こんなんつけてたら大変やねえ」
「そうなんです。さぼれないです~」
といっておりましたよ。

続く