ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

還暦過ぎ頃の九州旅行16

2018年07月09日 21時57分10秒 | 最近の出来事

まず車は開聞岳の方へと向かいます。

しばらく車を走らせますと、



おお~前方の山陰から見えてきました。
あのとんがった山が「開聞岳」です。



さらに近づいていきますと、
こんな感じです。

いやあ標高は924mと
あまり高くありませんが、
きれいな山ですねえ。

1000m以下の山ですけど、
もちろん日本100名山の一つです。

半分海に突き出ていて
神秘的な存在になっています。
きっと地元の人たちには
とても大切な山なんでしょうねえ。

今回は登る機会がなくて残念です。

西側から見ると海に突き出た姿が
よくわかりますねえ。
昨日は全然見えなかったけど、
今日は拝見できて大満足です。



では次の予定地へと向かって行きましょう。

今度行くのは「頴娃(えい)町」です。
いつも飲みに行ってるお店の
「えい」はこの頴娃町の「えい」です。

ママさん二人の故郷がこの町の生まれなんです。

そして今もママさんの弟家族は
エイでしっかり生活しているそうです。
これがその弟家族。



そんな彼女らの故郷に行くことは、
僕らの長年の夢でしたが、
ついについに今回実現することになったのです。

エイの方向を向いて走って行きますと、
あれ?また前方に開聞岳が見えてきましたよ。



いやあ、そうじゃありませんね。
形は似てますけどちょと違いますね。

実はあれもエイの名峰「大野岳」です。

交通標識を見てますと、
ここを曲がると頴娃の駅です。
ではちょっと寄ってみましょう。

ぐるぐるっと行きますと、
おおここが頴娃の駅です。



なんと無人駅で、待合所も
小さな屋根付きが1か所です。



駅前には確かお店なんかも
なかったように思います。

こんな町の駅なのにこんなに
さみしくていいのかなあと
思ったくらいです。
あとでエイのママさんに聞いたら
横の「西頴娃」の方が
しっかりした駅だそうです。

そうでしょうねえ。
ホームが一つに線路も一本。
1日7本(往復で15本)のダイヤで、
草原の中を線路が一直線に走っていましたもんね。



そしてエイのママさんたちの故郷は
この駅の海側なんだそうです。
でもここで乗り降りしたわあと、
後日写真を見せたら感激してはりました。

この後で聞いたんですけど、
この頴娃の駅から5駅くらい向こうの
「西大山」駅が本州最南端の
JRの駅なんだそうです。


ネットより

ウヒャーそこには行ってみたかったなあ
って感じです。

そこから今度は「知覧」に向かって走って行きます。

この大きな交差点を右に回っていきます。



「頴娃小学校」、「頴娃中学校」、
「頴娃高校」がここにあります。
ここが頴娃高校。

ふーん、寺子屋風ではないですねえ。
お、怒られますよ。



さらに走って行きますと、
大野岳が目の前に見えてきます。
ここからだと開聞岳も見えますし、
間に見えている双耳峰は
矢筈岳かなあ。



きれいな景色ですねえ。
大野岳の斜面には茶畑の
段々畑がきれいに並んでいます。



「ああ、あの茶畑は私らの
デートコースだったのよ」
というようなママさんの
セリフを想像してしまいました。

それにしても自然が豊富な
いいところですねえ。
この段々畑の写真と
頴娃駅の写真をお店に持っていったら
「帰りたいなあ」と
しみじみおっしゃってました。

「それにしてもあんなとこ行って、
田舎でびっくりしたやろ」と
ママさんは言ってましたが

「いやあ、いいところで感激しました」

と返事しておきましたよ。
お店では、あれから常連さんたちには
みんなにその写真を見せているそうです。

その時は、いつも一緒にエイに通っている
首Dさんと
「ついに頴娃に来たんやなあ」
と感激しながら車で走っていたのでありました。

なんか第二の故郷に来たような気分です。

さあでは大きな目標を一つ果たしました。
次は「知覧」の方へと向かいましょう。

ここには武家屋敷と特攻平和会館があるのです。

続く