一方通行を逆に歩かないように、
示された方向に向かって行くと、
池の周りを歩いていきます。
こんなコバンソウが咲いています。
ヨーロッパ原産やから
日本の古来からの植物でもないんですが、
いまはもう各地にはびこっているから
いいんですよねえ。
でもねえ、そう考えたら外来植物も多い。
山の中で見たキショウブも外来植物だし、
このアレチハナガサも
注意すべき外来植物なのだ。
なかなか日本古来の植物だけで
群落なんて無理だよねえ。
こうして外来植物も含んだ、
いまや日本の普通の植物群落の中で、
自然はどんなふうに移っていくのか・・
そういうことを知っていくのも
ビオトープの役割なのかなあ。
でもこんなオカトラノオなんかも
きれいに咲いていましたよ。
池をぐるりんと回っていくと、
テントが張られてあったりします。
ああ、ここで自然を眺めながら
BBQ?それともフグの暴れ食い?
なあんてことはないですね。
このウォーキングに合わせて、
魚の展示とかしてはります。
このビオトープの案内テントで
観察会の受付もしているようですが、
先着何名ですからここはまあ
他の人に譲っておきましょう。
こちらには生き物おたくのジダンや
doiron植物愛好家もいますしねえ。
ここでやっとジダンの会社の人が現れました。
「いつもOOさんにはお世話になられてます」
と挨拶しようと思ったのですがあ、
まあここはおとなしくしときましょう。
会社のえらいさんの品位を
下げてもいけませんからね。
彼女は観察会に入るようなので、
フグの唐揚げなんかをいただいて
少し休憩した後は、また二人で
進んでいきます。
いただいた地図から言っても、
もうそんなに厳しいところは
ないでしょう。
すこし車が走るような
ロードに出てから、
しばらく行くとまた右の山道の方に
入っていきます。
こんな丸い石の地蔵さんや
山の洞を眺めた後は
結構な登りにさしかかります。
意外に素人ウォーキングの大会ですけど、
かなり登りますねえ。
そして送電線の塔がいくつか表れて、
表式に沿って右折。
ちょっと眺めのよさそうなところを
過ぎたら住宅街に出ていきます。
コースそのものには何人もの
電鉄会社の若い人が立って
案内をしておりました。
「大変やねえ」と声をかけたら
「休みの日にかり出されています」
といってはりましたな。
まあ、こうしていろいろ活用して、
将来山歩きなんかを
楽しむ人になればいいんやけどね。
さあ、もう駅が近づいてきましたよ。
と、その時に我らは貴重な
ものを発見したのです。
もうビオトープ歩きには欠かせない、
我らの生態をくすぐるものです。
そう、それは何と、
お酒の自動販売機です。
欠かさず買いましたねえ。
doironはビールをジダンは
とりあえずの電車旅のトイレ探しに備えて?
チューハイの購入です。
駅のベンチで「ぷは~」、うまいです。
もう生態系がどうなってもいいです。
たくさんの想いがウヒャヒャーと
あふれてきます。
そうこれこそが「ビオトープ」
観賞のおまけです。
これを我らの「ビアトープ」
と呼びましょう。
そこから南海電車に揺られて、
次の会場へと向かいます。
またまたこの阪南辺りの古墳や
神社の追加ウォーキングを
頭の中で企画しながら、
次の企画地岸和田で下車です。
そうここでこの岸和田の
歴史についてみて回りましょう・・・
ああ、この商店街は懐かしい。
doironの45年前のうろつき地です。
あの頃は「昭和といわれていた時代で・・」
などと感想を述べるのではなく
もう我らは一直線に
「王将」に突入なのです。
餃子は外来植物ですが、
もう関係ありません。
それにジダンの努力で王将は
もう7%引きなのです。
そうしてわれらは「ビアトープ」の
熱心な観察会へと入っていくわけです。
あ~とは知らない、
二人はふる~い
おしまい