はあはあ言いながら、
ときおり石で組まれたような
階段も上がっていくと、
そこが客山展望台です。
別名「船が空飛ぶ展望台」だと
名前が付けられているように
海の上にいる船が飛行機にように
見えるそうです。
ああ、飛行機が海に
浮かんでいるんじゃないですよ。
でもこの展望台に上るには
ちょっと長い行列ができていました。
これは登ってみたいのですが、
時間の節約をしないとね。
どうせ今日のような気持ちいい道は
またもう一度再び訪ねてくるだろうと
思っていたので、今日はパスです。
展望台の下からも、
まあまあ遠くの景色は見えており、
以前飯盛山を目指したときに、
途中で寄った高野山(こうのやま)
が見えています。
あの時にこちらの方を向いて撮った
写真がこれですねえ。
写ってるかな?
さあ、ではここから道を下っていきましょう。
ジダンのギャグに滑って転ばないように
足元には注意です。
あ、ここにはイノシシの
背こすり跡があるそうです。
熊のこすり跡じゃないでしょうねえ。
イノシシが、「ここかゆいの~」と
いいつつこすりつけた跡ですね。
おおぜいの人が立ち止まって見ています。
前に団体さんが歩いていたりすると、
彼らのペースで進んでいくことになるわけですね。
時折通り過ぎる「ドウダンツツジ」や、
池とも沼ともわからんような
湿地に咲くキショウブなんかが
コースを彩っている。
あ、キショウブは外来植物なんですけどね。
そのあと時折でっかい送電線の塔の
横を通り、車道に出たらそのあたりから
「いきいきパークみさき」
の方へと入っていきます。
ここにあるのが、今回のウォーキングの
一つの目玉があります。
それは「青木松風庵」の
「月化粧」という目玉のような
お菓子を焼いているところです。
なので「目玉」なんです。
まあそのお菓子を作っている工程を
見学することができ、
お土産までくれるという
豪華なシステムなんだそうです。
そして、なんとさらに豪勢なことに
トイレまでかりれるというおまけつきです。
これはもう喜んで入っていかねばなりません。
工場の中には火鉢がずらっと
並べられており、そこに
おばあさんがずらりと座って
猫を膝の上に置きながら餅を焼いています。
なあんてことはなく、
近代的な工場で次々と
お饅頭が仕上がります。
なにせ3秒で1個売れているそうです。
でもさあ作る方は3秒で50個ぐらい
作られているんやないかなあ、
なんか計算が合わないような・・
あ、工場の創業時間とかも
あるんやろねえなどと
会社の都合なんか気にしながら、
休憩室で焼きたてのお菓子を
いただいたのでありました。
さあ、ではトイレも済まして
帰るときには、月化粧のはいった
お土産もいただきましたねえ。
まあ、実はdoironはお菓子の「むか新」の
えらいさんとは、高校の同級生同士の
つながりがあるので、
この店とはつながりはないのです。
でもまあ、こうしてもらえたので
月化粧は三年に一個くらいは
買ってあげるようにしましょう。
ここから広いグランドのような
ところをくるりんと回っていきます。
あ、ここに「ミサッキー」が
回ってきていますよ。
う~ん、宣伝活動の一つとして
頑張っているんでしょうねえ。
でもこのキャラについている
お兄ちゃんがなんかユニークな
感じだったんですけど・・・
なんていってたらあきませんね。
かつての同業者です。
そしていよいよビオトープの
方に入っていきます。
入り口のフェンスのところには、
ジャーン、
本日の参加者の数が発表されています。
う~ん、なんか参加しやすい
こんな大会の割には少ないような、
多いような、微妙な数でしたね。
入っていくとすぐに池に出ます。
ここでは申し込み順で解説員が
ついてビオトープ探索をしているそうです。
何人かのグループが既に説明を聞いています。
こそーっと入っていったら
「あ、狸だあ~」といって
騒がれてしまいそうです。
池のふちを歩いていたら
「ああ、そこは一方通行の反対向きに
歩いていますよ」と叱られてしまいました。
一方通行かあ、ふーむ、
ビオトープも難しいですなあ。
続く