瀬戸内一人旅の間に
もうひとつニュースを書いておきます。
もうその冊子が発行されているから
いいでしょう。
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地元市の広報の求めに応じて、
現地へ取材に行き写真撮影や
言葉を集めてきて記事を作る
という仕事をちょろちょろっとやっています。
まあフリーライター、クリエイターを
名刺に書いている身分としては
やりがいのあるありがたい仕事だ
と思うようになってきました。
そもそも長い社会人生活の中で
こういう仕事がとても
楽しかったもんなあ。
自分の書いた文章や写真、
時には詩や散文まで表に出せて、
それが役に立っているんや
と思ったらとても楽しい仕事でした。
退職してからも、
ああいう関係の仕事がちょろっとでも
できたらいいなあと思いつつ、
ちょっと見つけた募集記事に応募し
機会に恵まれてフリーライターとして
地元の新聞記者なんかもして
楽しい想いも延長してきたものだ。
医者、弁護士、司法書士や
各地で活躍している人々と
いっぱい話ができました。
挙句は芸能人までインタビューしたりして、
まあ地方のうるさい
おっさんジャーナリストの
真似事もしたものである。
それがまたここにきて、
地元市役所から思わず
やりたかった仕事に近い
立場が与えられて、
ウヒヒと楽しんでいる次第なのだ。
先月の取材は3本あった。
いずれも多くの市民が集まる
イベントに行き、写真を撮りまくったり、
話を集めたりしながら取材を行ったよ。
まあ、これが何も採用されなくても、
こういう立場でいろんな人と
話をするのもまた楽しいものである。
だいたい取材に行くときの写真は
子どもの楽しそうな絵顔を
中心に集めています。
これがねえどんなシーンでも
さりげなく笑わせるテクニックも
必要なんですよ。
昔の仕事時に、連れと一緒に培ってきた
テクニックなんです。
今回頑張ったのは、
市民体育祭の写真だ。
これはもう子どもたちの笑顔も満載だし、
大人たちも無邪気に一生懸命だから
写真を撮っていても楽しくて仕方ない。
でももっと笑わしてやろうと、
撮影時にも声をかける「早いよ~」、
「かっこいいよ~」なんて
声をかけたりするのである。
そうして取れた写真が、
走っている子どもらがみんな笑顔で
一生懸命といういい一枚だった。
市の広報に、この写真を添えて
記事も送りました。
そしたらしばらくしてから
メール連絡があり、
「写真撮影ご苦労さんでした。
運動会の取材を採用させていただきます。」
と連絡がありました。
うんうん、頑張って取材して
良かった良かったと喜んだのですが、
その後にこんな言葉がありました。
「写真撮影はすべて許可を
いただいているということで
よろしいでしょうか。」
「え~一人ずつみんなに許可を
とっているわけではないですよ。
ましてや、バックに写っている
観客なんか無理でしょう。
集合時に目立つ腕章を付けながら
『広報で~す』と言いながら
歩いていることと、
いっぱい目立つ場所で
写真を撮っていることなどで
許可をもらっていると
判断しているのですが、
それでいいのかあかんのかは
そちらで判断してください」
と返事をしておきました。
立場的には強いですね。
そののちにエライさんから
「今回の写真は笑顔がいいもので、
ぜひ採用させていただきます。
しかも表紙で」とのこと。
ウヒャーうれしいじゃないですか。
12月号の表紙ですかあ。
いろいろと確認とかしてくれたんでしょう。
もう見られた方もいると思いますが
こんな写真です。
ということは、もうこれで
二市の広報紙の写真を
ゲットしたことになりますね。
昔の写真は何度も賞を
もらいましたけどねえ、えへん。
あの時はプールでの水中写真も
賞をもらいましたなあ。
そして昔の写真で気に入ってるのは、
これ。
何気ない子供の相撲の写真なんですが、
バックに写したいものをすべて入れて、
しかも子どもの顔が二人とも映る写真なんて、
真剣勝負の中で
なかなか取れないものですよ。
百枚くらい写真を撮って、
一番いいアングルでこの一枚だけが
写っていたという、
自分にしてみれば珠玉の写真なのだ。
今やっている地元市はどうか知らないが、
広報紙はだいたい永年保存されている公文書だ。
そこにこうして載せていただいたのは、
もう市と一緒にずっと残っている
ということになるから、
ありがたいものである。
それに今回は裏表紙にも
楽しそうに綱引きしている
写真も載せていただいた。
フリーライター、クリエイターとしては
破格の喜びである。
広報のエライさん、
ありがとうございました。
今月は今のところ1回だけ
予定が入ってます。
頑張りましょう。