ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

太子道11 雨で中断

2018年12月18日 20時54分22秒 | ウォーキング

大和川を渡ってからは
しばらく東向いて進んでいきます。

太子道は斜めに平地を横切っていく
「筋違道」ですから、
時々東向いて移動していく
ところなんかもあったりします。

このお寺の案内にそって左折し、



大和川堤防の下を上流に向かって
進んでいきます。



ここには「杵築神社」がありますよ。



大和川の改修に伴って・・・
あれ?さっき行った杵築神社も
同じことが書いてありましたねえ。



なんか改修に伴って杵築神社は
各地で移転の憂き目にあったようですねえ。

ん?その杵築神社の先の畑地の
真ん中に何かありますよ。



行ってみると「油掛け地蔵」
というのがありました。



畑の中に埋もれていた地蔵を
ここに祀ったそうです。



その昔、女の子が体中にできもの(クサ)
といわれるようなものを
全身に作っていたのですが、
その母親がこの地蔵に油をかけて
祈ったところクサがなおったところから、
そういうデキモノに効く
といわれています。



地蔵さんを見てみますと、
油にまみれて真っ黒です。



よく水をかけて草が生えている
ような地蔵はありますが、
こんなに油にまみれているのは
初めて見ましたねえ。





お参りするときの注意点なんかが
かかれてありました。

油だからきっちりしないとねえ。
小屋が油まみれになっても困るしねえ。

でもその場に油などは
ありませんでしたから、



doironは鼻の油を手になすり付けて
お参りしておきましょう。

さて太子道はここから南に向かって
一直線に伸びています。



これが川西町のマンふたです。



町の花コスモスと町の木ケヤキが
あしらわれていますねえ。

では一直線にあるいていきましょう。

それにしてもずっとまっすぐです。
これはもうマラソン大会とか
あったら面白いかもしれませんね。
アスファルトの道が終わっても
まだまだそのまま続いて行きますよ。



そして、寺川についたところで
河川敷を歩きます。





こんな超入り組んだ蜘蛛の巣に
包まれたカラスウリがあり、



ウヒャーこれはすごいなあと
見つめていたら、遠くから
2人の男性がじっとこちらを見ています。

ああ、doironの自由な生活に
あこがれているのかなあ、
と思ったらすぐ横に計測用の棒が
立っていました。

「邪魔なおっさんやなあ」

といわれていたんでしょうねえ。
退散です。

その先で右手の方に行くと
古墳があるようですので、
ちょっとそれて見にいきましょう。



テクテクと歩いていきますと、
あれ~ここは前に来た古墳です。
初めて古墳くびれ部の造り出しを
学んだ「島の山古墳」です。

すでに来たところでしたねえ。

経路が変わると思わぬ過去に
出会ったりします。

と、その時です。

ふさふさの頭髪にかかる一筋の雨。
ウワー結構降り始めました。



ここから予定通り歩くとなると、
あと一時間以上は歩くでしょう。
これはいけません。
どこかに逃げ道はないかなあと
検討した結果、
以前この古墳に来た時に
降りた駅を思い出しました。

歩きは中止して
結崎駅へと向かって
避難していきましょう。



幸い傘も持っていたので、
濡れるのは大丈夫でしたが、
さあではこの駅からどういう経路で
車のところまで戻りましょうか。
事前に調べた情報では、
田原本まで行き、田原本線で
王子へいきそこから法隆寺駅を
目指す方法がありますが、
結構時間がかかりそうですね。

そこで思いついたのが「筒井」駅まで行き、
そこから法隆寺までのバスに乗り、
法隆寺から駅までまたバスに乗る
という方法を思いつきました。

よーしではそれをやってみようと
電車に乗って北の筒井駅を目指しました。



電車を降りてバス停を見つけると、
法隆寺行きがすぐにやって来るようです。



これにゆられて30分くらいで
寺に到着。
ここから駅に向けて、
再度バスに乗ってようやく
法隆寺駅に到着です。

ああ雨のおかげで中途半端な
距離を残してしまいましたねえ。

今回の歩きはこんな感じ。



次回は二回に分けるか、
それとも一回で最後まで
たっぷり歩くか要検討ですね。

今回の太子道はこれでおしまい