ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

山麓リボンの道33 カーレーター

2018年12月25日 20時55分33秒 | ウォーキング

さあて神戸歩きの続きです。
今日は長年の夢だった
カーレーター乗車の話です。

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山陽電鉄の須磨浦公園駅に行きますと、



そこがなんと電車とロープウェイの
駅になっています。



ここからロープウェイに乗って、



それからカーレーターへと



つながっていきます。

以前からここの乗り物である
カーレータ―は
非常に乗り心地が悪いと
聞いていたのです。

滋賀県は廃止になりましたので、
ここも近いうちに廃止になるんじゃないか
と心配もありました。
でもまあ、なんとか行けてるようですねえ。

こんな風に定期検査を手厚くして
安全を保っているのでしょう。



ああ、でもここの駅前の広場は
思い出しますねえ。
あの六甲全山縦走レースに
出たところの出発地点です。

あの時は何とトップでゴールしたのを
思い出しますねえ。

今回は乗り物で上がっていきます。

ただし、買う切符は片道だけね。
下りはささーっと歩いて降りてきましょう。

まずはロープウェイです。
片道450円で、乗ったのは
「うみひこ」と名付けられた
東側のゴンドラです。



これに対して西側のゴンドラは
やまひこといいます。



ゴンドラの下の方に陣取り、
上昇中に写真を撮りましたよ。



これからこの辺りは、
六甲山ろくの端っこですが
かなり急傾斜であることがわかります。



そして下の方の景色を見ると、
海のすぐ近くまで山が続いている
ことがわかりますねえ。
この地形で、神戸は西からの風を
とめられていることになり、
良港の条件を満たしているそうだと、
ブラタモリでも話していましたねえ。



揺らユラと揺られて約3分半で到着します。

そして、いよいよお待ちかねの
カーレーターに乗りましょう。

片道切符は200円です。

ここが入り口です。



入ったところに、



「この乗り物は乗り心地を
悪くするように適正に調整してます」
みたいな案内がありますよ。

ホームページを見ても、
こんな解説が乗っています。

『カーレーターはロープウェイ山上駅と
回転展望閣を結んで、
昭和41年3月に開通いたしました。
その姿も当時のままで、
「乗り心地の悪さ」が評判です。
「いもむし」に乗った感じをお楽しみください。
なお、振動がありますので、
体調の優れないお客さま、
また、妊婦の方は平行してある
ハイキングコースをご利用ください。』
と書かれています。
駅員さんが、案内してくれますが
スピードが速くなったりしますので
注意してください。
みたいな案内をしています。
二人乗りのゴンドラに一人で座ると・・・



ガタガタガタ~、



ウヒャー、あれあれ
大丈夫かなあ見たいな感触です。
お尻の下がなんかゴツンゴツンしますよ。
乗り心地がわるいと事前に聞いているので、
「なあるほど」でしたが、
何も考えずにパッと乗ったら
かなりビックリでしょうねえ。

坂道にさしかかるまでは
ローラでタイヤの上を
転がしているような感じでしたが、
坂道に入ったところで
かなり落ち着きましたねえ。

う~ん、これは日本一乗り心地の悪い
乗り物かあ。
でもそんなに驚くほどでもなかったかなあ。
だんじりの前でブレーキ踏んでいるよりは
乗り心地が良かったかもしれません。



案内にはほかにもサンケイバレイの
カーレーターは維持費が
大変だったために運航を中止し、
今はロープウェイになっていますので、
ここが唯一のカーレーターです。
と書かれています。

そうそう、カーレーターというのは
車(カー)とエスカレーターを
くみあわせた造語だそうです。

そうして約2分半で到着します。



到着時のデコボコもまあ
ちょっと見どころですね。

ああ、でも本当に乗れてよかったです。
本当にそんな乗り心地が悪く、
サンケイバレイもやめている
ぐらいですから、ここもきっと
そのうちに終わるんじゃないか
という恐怖感があったのでね。

でもまあ来てみると、
それなりにうまく悪さを売り物にして
頑張っているようですねえと続く。