今日は月1回の妻の通院日だった。雨の予報だったので、昨日100円ショップでポンチョを買って来た。車の乗り降りの時、車椅子で移動するときに、雨が降っていると、とても厄介なことだ。朝、起きたときは小降りで、少しほっとしていたが、出かける頃になると、かなり強い雨に変わっていた。前々から、こういう日があることを想定し、近所の喫茶店に、朝の時間だけ、車を置かしてくれないかと頼んでおいた。いったん駐車場から喫茶店の前に車を移動し、家に戻った。雨はますます強くなるばかり、病院の予約時刻が迫っているので、小降りになるのを待つこともできず、妻にポンチョを着せた。妻は、「あんたもポンチョが必要なんじゃない?」とまた余計なことを言い出す。一瞬、ムッときたが、そこは我慢して、車椅子に乗せ、土砂降りの中を移動して、そして車に乗せた。ホッと一安心。車は、順調に走って、予定通りに病院に着いた。病院での車への乗り降りは、屋根のあるところなので、妻が濡れる心配はないが、そこから車を駐車場に移動して、戻る間に、私はしこたま濡れねずみになった。
診察を待っている間も、空模様がずっと気になっていた。小降りの様子で、幾分、安心していたのだが、いざ、病院を出る頃になると、また、土砂降りの状態。途中、薬局に立ち寄ったが、そこでも、土砂降り。そこでも、しこたま濡れた。帰宅途中は、土砂降りの中での運転、最近では珍しいドラックの水しぶきに、視界を遮られ、ヒヤッとすることも何度かあった。昔、雨の中、高速道路に入ると、良く経験したことだが、最近は、舗装が改善され、水しぶきが掛かるということは少なくなってきていた。久々の経験だった。
自宅が近くなっても、雨の降り方は変わらず、今度は、車から車椅子への乗り換えが待っている。路上で乗り換えるよりも、駐車場の方が乗り換えやすいのだが、妻は、「駐車するのに時間が掛かる。その間、私は雨の中でいなくてはならないの?濡れちゃうよ!」と一言、家の前に駐車して乗り換えることにした。土砂降りの中、他の車を気にしながらの作業は大変だった。妻を部屋に入れ、車を駐車場に入れて、家に戻った。その後、コンビに弁当を食べ終える頃になって、下の道路の様子を見ると、傘を差さずに歩いている人が目立つようになった。「なんだよ!止んでるじゃん!もう少し遅く帰ってきたら、濡れずに済んだのになぁ・・・」、まあ、間の悪い時ってあるもんだ。
人生、長くやっていると、晴れるときも、雨降るときも、風のときも、時には雪の降るときも、色々ある。散々だった一日、お前は良く頑張ったと、自分を褒めておこう!ふふふ。
追伸、ポンチョは便利だよ。明日でも、もう1つ買って来よう・・・・・