DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

鬼怒川決壊、洪水騒ぎに思うこと!

2015-09-13 22:04:23 | 雑感

 鬼怒川決壊、洪水騒ぎで、先週は持ちきりだった。濁流に押し流される家、水に浸かった家屋や自動車、どれだけの人を不幸のどん底に突き落としたことか。こんな大惨事をいったい誰が予想しただろうか。これだけの惨劇を引き起こした空も、翌日にはすっきり晴れ、嘘のようだ。東日本大震災の津波もそうだったが、今回も、現実離れした光景が一日中、テレビで流されていたが、どんな思いでテレビを観ていたのだろうか。あそこに自分が住んでいたらと思うと、悲痛と混乱が押し寄せ、背筋が冷たくなってくる。自然の力に比べ、人の力はこれほどまでに非力だったのかと改めて思う。被災地のみなさんが元気な笑顔を取り戻せるよう祈るばかりだ。

 ところで、江戸時代、江戸の街は何度も大火に襲われ、ほとんどが消失し、そして、復活してきた。当時は、ほとんどが木と紙でできた家で、燃えてしまえば、後が残らない、瓦礫の処理も、楽だったと思う。そして、住民の多くが長屋住まいで、持ち物も今では信じられないくらい少なかった。大きな風呂敷に包んで、持ち運べる程度のものだったらしい。古道具屋や古着屋や貸布団屋がはやっていたという。焼け出されたといっても、一時的に住む家に困ることがあっただろうが、今のように自分の家というわけではないので、借金が残るということもない。一方、大家は、耐火の蔵を持っていて、火事から財産を守り、そして、新たに借家を建てる。長屋ができれば、店子が戻ってきて、また、元通りの生活に戻る。その繰り返しだったようだ。

 そんな江戸時代と違い、今は、持ち家が非常に多く、いったん災害が起こると、そこの住民には、住宅の借財だけが残り、その後の人生に多大な影響を与えてしまう。生活を切り詰め、蓄えた金を全て注ぎ込み、さらに長いローンを組んで家を持つ。そして、家を持つことができた喜びに浸る。しかし、今回のような自然災害があると、一瞬にして家はなくなり、借金だけが残るという悲惨なことが起こる。

 借金で一番苦しいのは、せいぜい数百万の借金だ。その返済に困って自殺する人は多い。しかし、数億円、数十億円と巨額の返済に困って自殺した人の話はあまり聞いたことがない。頑張って返せる金額ではないし、また、返済を取り立てる方も、本気で取り返せるとは思っていないから、損益処理で片付けてあきらめてしまうからだ。

 物が持てるということは嬉しいことだが、持ち物を増やしすぎるのも、気苦労が増えるだけで、ろくなものじゃない。身の回りはできるだけすっきりさせておきたいものだ。家も、持ち家に拘りすぎるのもどうかと思う。いったん今回のようなことがあると、それが、手かせ足かせになってしまい、身動きが取れなくなってしまう。

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集団的自衛権の怪!

2015-09-13 11:17:32 | 雑感

 今話題になっている「集団的自衛権」、今一、意味が分からない。例えば、人から殴られた場合、さらに危害を加えられないように防ぐことは正当防衛として誰にも認められた権利だが、どんな場合でも認められるかというとそうではないだろう。他人の家に押し入って、そこの住人から攻撃を仕掛けられた、形的には相手が手を出したから反撃したという見方もできるが、そもそも他人の家に押し入ったという違法な行為があってのことで、正当防衛が認められるはずもない。

 日米が協定を結んで、お互いに、自国に攻め入られたら、助け合って防ぎましょうという、それが集団的自衛ということなのではないだろうか?ところが、米国が今戦っているのは、他国内であって、米国に攻め入られたわけではない。そもそも米国には個別的自衛権も成立しないのである。それは、立場や見方によっては侵略戦争と言っても間違いないだろう。根本にあるのは利権の争いなのだ。そんなものに日本が巻き込まれ、あるいは、率先して関わっていこうとする。これは明らかに、憲法違反であるし、日本国民の誰もが望んでいないことだ。それを何で好んで強行採決してまで、進めようとするのだろうか?私には全く理解できない。

 安倍総理は事あることに、『命を守ることを最優先に最大限の努力をします。」と口にするが、それでは実際具体的に何を指示したのだろうか?今回の洪水騒ぎでも、同様の言葉を口にした。いつもあるのは、「関係部署に指示しました。」という言葉、具体的にどんな指示を出したのかは一切口にしない。災害を減らす、あるいは、未然に防止しようという気持ちが本当にあるのだろうか、はなはだ疑問だ。こんな具合だから、もし、日本が他国から侵略される危機に直面したときも、防衛省に指示しました、米国に支援を申し入れましたという一言で済ませ、自分は一歩も二歩も後退した場所から高みの見物と決め込むのではないだろうか?

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集団的自衛権の怪!

2015-09-13 11:17:32 | 雑感

 今話題になっている「集団的自衛権」、今一、意味が分からない。例えば、人から殴られた場合、さらに危害を加えられないように防ぐことは正当防衛として誰にも認められた権利だが、どんな場合でも認められるかというとそうではないだろう。他人の家に押し入って、そこの住人から攻撃を仕掛けられた、形的には相手が手を出したから反撃したという見方もできるが、そもそも他人の家に押し入ったという違法な行為があってのことで、正当防衛が認められるはずもない。

 日米が協定を結んで、お互いに、自国に攻め入られたら、助け合って防ぎましょうという、それが集団的自衛ということなのではないだろうか?ところが、米国が今戦っているのは、他国内であって、米国に攻め入られたわけではない。そもそも米国には個別的自衛権も成立しないのである。それは、立場や見方によっては侵略戦争と言っても間違いないだろう。根本にあるのは利権の争いなのだ。そんなものに日本が巻き込まれ、あるいは、率先して関わっていこうとする。これは明らかに、憲法違反であるし、日本国民の誰もが望んでいないことだ。それを何で好んで強行採決してまで、進めようとするのだろうか?私には全く理解できない。

 安倍総理は事あることに、『命を守ることを最優先に最大限の努力をします。」と口にするが、それでは実際具体的に何を指示したのだろうか?今回の洪水騒ぎでも、同様の言葉を口にした。いつもあるのは、「関係部署に指示しました。」という言葉、具体的にどんな指示を出したのかは一切口にしない。災害を減らす、あるいは、未然に防止しようという気持ちが本当にあるのだろうか、はなはだ疑問だ。こんな具合だから、もし、日本が他国から侵略される危機に直面したときも、防衛省に指示しました、米国に支援を申し入れましたという一言で済ませ、自分は一歩も二歩も後退した場所から高みの見物と決め込むのではないだろうか?

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人間掃除機

2015-09-13 09:52:29 | 雑感

 妻は、左足が良くあがらないため、足をいつも引きずるようにして歩く。スリッパを履くと、思うように足が動かない。そこで、ソックスのままで過ごしている。おまけにソックスの色は黒のことが多く、ゴミや汚れ、髪の毛などがソックスに絡みつく。ソックスの汚れ具合を見て、私が掃除したか、サボっていたかが一目瞭然でばれてしまう。

 ソックスを妻自身が履いたり、脱いだりしていたときは、気が付かなかったが、毎日、入浴前に脱がせるようになったら、ソックスの汚れ、ゴミが気になるようになった。まさに、妻のソックスは掃除の成績を測るバロメータとなっている。ソックスが汚れていると、ああ、掃除が足りなかったのかといつも自問自答する毎日だ。

 いっそのこと、モップを履かせて、自動的に床を磨いてもらえれば良いのだが、モップ兼用のソックスなんてまだ商品化されていない。これが商品化されれば、売れるかも・・・・・。

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男と女の違い!

2015-09-13 00:19:50 | 雑感

 男は妻が亡くなると、とたんに老け込み、抜け殻のように気力を失って、すぐに死んでしまうが、女は夫が亡くなると、ストレスから開放され、若返り、元気になって、どんどん外に出るようになって、友達も増え、社交的になると良く言われる。

 この違いはいったいどこから来るのだろうか?

 私の周りにも、とにかく若々しく、元気で、やれヨーロッパだ、やれアメリカだと飛びはねている。話を聞いてみると、未亡人が多い。まあ、平均寿命は圧倒的に女性の方が高いというのもうなずけることだ。一見弱そうに見えて、実に強く、たくましく、粘り強く生きている。一方、男は強そうに見えて、実は、脆く、折れやすいのだ。

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