昔々、歌謡曲に、「うちの女房には髭がある!」という歌があったような気がする。だれが歌ったのかは覚えいない。もっとも、私が生まれる前に流行った、昭和初期の、藤山一郎などが活躍していた時代の歌ではないかと思う。
今日、雨のため、結局美容院に行くのを中止したのだが、夕食後、妻が「やっぱり今日行かなくて良かったよ。顔を剃ってもらったけど、髭が残っていた。行っていたら恥ずかしかったから・・・剃ったよなんて、いい加減なことを言って、面倒になったから剃ったと言ったんだろう。本当にいやんなっちゃうよ!」と言い出す。私が黙っていると、「本当にいい加減なんだから、全てそうなんだ。中途半端で、いい加減!」と続ける。顔を剃ったのは、2日前のこと。それから、深剃りしていないところは、伸びてきても自然なことなのに、そんなことには全く考えが及ばない妻、全く腹が立つを通り過ぎて、ただ、呆れるばかりだ。
そんなときに、ふと思い出したのがこの歌。それで一気に私の溜飲は下がって、笑ってしまった。そんなに威張っていたら、髭はどんどん伸びるぞ!今に見ていろ!はははは・・・・・。