DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

増える自然災害に思うこと

2015-09-10 10:10:53 | 雑感

 台風が来るたびに、どんどんレベルアップし、強大化し、記録を塗り替えている。そんな中、被害も大きくなるばかりだ。日本は、台風の通り道ということで、古代から現在に至るまで、水との戦いを続けてきた。その一方、その被害をもたらす水を上手に利用し、運河を作り、川から川への移動を可能にし、たくさんの物資を輸送してきた。

 戦国武将として有名な武田信玄、上杉謙信などは、治水の技術に長け、洪水を防ぎ、農業用水を張り巡らし、新田を開発し、生産量を拡大し、国を富ませ、民の暮らしを豊かにした。戦いに強いばかりでなく、地道に内政にあたってきた。彼ら戦国武将自ら治水のノウハウを持っていたかどうかは定かではないが、治水の大事さを知り、治水に長けた者を重用していたことは間違いなさそうだ。

 やれ人道支援だ、やれ国民の命を守るだと御託を並べ、外国の目を気にし、いい格好しいばかり、そして、口を開けば諸外国を刺激して、数々の不利益を国にもたらし続け、それを全く自覚しないどこかのだれそれとは大きな違いだ。

 もう一度、自分の国の現状につぶさに目を向け、台風被害を少なくする地道な努力を続けて欲しいものだ。日本の安心・安全は先人たちの地道な努力の積み重ねがあって達成できたことであり、現状に安住し、愚策に現を抜かしていると、そのつけは国民に回され、われわれはたまったもんじゃない。

 私が思うに、今、他に頼りになる政党はない。そして、ないからといって投票に行かずに、意思表示をしないでいると、政治家というものは身勝手、我田引水で自分に都合の良いように考えるという特技を活かし、はっきりと「No」と言わない人達は自分たちに賛成していると恥ずかしげもなく主張するのだ。われわれが持っている唯一の意思表示の手段は、投票で意思をはっきり表すことなのだということを忘れてはいけない。戦争に反対するのであれば、戦争を進めようとする政党以外に票を投じるしかないのだ。「Best」はだめでも、Betterはたくさんある。取り敢えず、それで我慢してみよう!

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