Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

染付 唐子 雪遊文 六寸皿

2023年03月20日 10時47分46秒 | 古伊万里

 昨日は、私にとって、月に一度の、定例の骨董市と古美術品交換会の日でした。

 昨日は、一昨日とはうって変わって、良いお天気となりました(^-^*) でも、花冷えとでも言うのでしょうか、ちょとヒヤヒヤとしたお天気ではありました。

 なにはともあれ、先ずは我が家の近くの骨董市へ、、、!

 暖かくなってきましたし、お天気も良いので、皆さん、出足が良いようです。近くの駐車場は満杯で、出遅れた私は、ちょと離れた場所に駐車です。

 骨董市会場内も多くの人出で賑わっています。もう、完全にコロナ前の状況ですね(^_^) 違うのは、マスクをしている人が多いということくらいでしょうか、、、。

 そんななか、さっそく、「伊万里 染付 唐子 雪遊文 六寸皿」を発見です!

 この、「伊万里 染付 唐子 雪遊文の皿」は、よく図録等にも登場してくるもので、お馴染みの古伊万里ですね。以前、2021年9月7日にも、同じような文様の「伊万里 染付 唐子 雪遊文 八寸皿」を紹介しているところです。

 ただ、この六寸皿は、全面に細かな貫入が走り、焼も甘く、いわゆる甘手ですし、良く見ると口縁に小さなホツ直しもあり、疵物です。一般には、甘手は疵物とされていますので、疵の上塗りというところでしょうか(~_~;)

 でも、疵物だからといって、このまま見過ごして置き去りにするのも可哀想なので、連れ帰ることに、、、(^-^*)

 ということで、骨董市では、一応、1点ゲットしましたので、次なる古美術品交換会会場へと向かいました。

 古美術品交換会も随分とコロナから脱却したようです。会員の出席率も良くなり、その結果、競りにかけられる品物も多くなり、盛況となってきました。会場内でも、マスクをしていない者がチラホラ見られます。

 しかし、私のお目当ての古伊万里では、さしたる物は登場せず、競り落としてみたいという物は登場しませんでした。

 ということで、昨日の戦果は、「伊万里 染付 唐子 雪遊文 六寸皿」1点のみでした。

 次に、その「伊万里 染付 唐子 雪遊文 六寸皿」を紹介いたします。

 

 

伊万里 染付 唐子 雪遊文 六寸皿

 

表面

唐子が楽しそうに雪遊びをしています。

口縁の5時の方角に小ホツ(2mm程の大きさ)直しがありますが、ちょっと見には判りません。

 

 

表面の一部の拡大

全面に細かな貫入が走り、甘手です。指で弾いてみても、

キ~ンキ~ンという磁器特有の金属的な音がしません(><)

 

 

裏面

 

 

裏面の一部の拡大

裏面にも全面に細かな貫入が走っています。

 

 

生 産 地 : 肥前・有田

製作年代: 江戸時代後期

サ イ ズ : 口径18.6cm 底径11.4cm