今日は、私にとって、月に一度の、定例の骨董市の日でした。
でも、今は寒いですね(~_~;) 年を取ると、寒さが身に凍み、寒さをものともせずに早朝から出かけるという気にはなれません(><)
それで、のそのそと8時半頃の出発です、、、。
でも、会場は、既に多くの人で賑わっていました。
しかし、展示されている商品は相変わらずで、私の狙っている古伊万里も相変わらずの貧相ぶりです。
その中で、1点だけ、「買おうかな~、止めようかな~、どうしようかな~」と迷ったものがありました。
それは、口径が20cmほどの幕末頃に作られたと思われる伊万里の色絵の「蓋物のようなもの」でした。
ここで、「蓋物のようなもの」と書きましたのは、それは、一見すると幕末頃によく見られる色絵の蓋物のように見えるのですが、よく見ますとそれとは違うんです。本体が鍔広の鉢になっていて、その鍔広の鉢に、一回り小さく作られたサイズの蓋が付けられていたんです。そうなりますと、「蓋物」というよりは、「蓋付きの鍔広鉢」ですね。
その器形は、ちょっと珍しいかな~と思ったわけです。コレクターというものは、この「珍しい」というものに弱いんですよね(~_~;)
それで、「買おうかな~、止めようかな~、どうしようかな~」と迷ったわけです(~_~;)
しばし悩みましたが、これは、時代的には幕末物で若いですし、器形的には珍しくいので資料的価値は高いかもしれませんが、美術的価値としてはそれほどでもないですので、最終的に、買うのを止めることにしました。
それに、明日は、月に一度の古美術品交換会の日ですから、乏しい軍資金は、少しでも明日に持ち越しておいたほうがいいかな~と思ったことも、買うのを止める一因となりました。
ということで、明日に期待ですが、今日出会った物以上の物でなければ手を出さないことにしたいと思います。明日は、今日買えなかった反動で、つまらない物に手を出さないようにしたいと思います。