今回は、「色絵 紅葉文 蓋茶碗(一対?)」の紹介です。
写真から分かりますように、二つの内の一つの茶碗は蓋が欠損していますので、一対とは言えないかもしれませんが、一応、一対として紹介したいと思います(~_~;)
これは、平成24年に(今から9年前に)骨董市から買ってきたものです。その頃は、古伊万里ブームも去り、古伊万里は随分と安くなっていましたし、もともと、どういうわけか、蓋茶碗というものは安かったものですから、余計に安くなっていましたので、喜んで買ってきたわけです(^-^*)
一対
右側の茶碗の蓋は欠損しています。
代表の1個の正面(仮定)
代表の1個の正面の裏側面
代表の1個の蓋を外したところ
代表の1個の本体を伏せ、蓋を裏返したところ
代表の1個の蓋を外し、本体を伏せたところ(その1)
代表の1個の蓋を外し、本体を伏せたところ(その1)の反対面
代表の1個の蓋の表面
摘まみの内側にまで絵が描かれています。
本体の高台内の拡大
銘:「壽」
生 産 地 : 肥前・有田
製作年代: 江戸時代後期
サ イ ズ : 蓋口径;9.3cm 本体口径;10.9cm 本体底径;3.5cm 高さ(蓋共);7.0cm
底銘の壽も珍しいですね。
この間の私の葎椀以来、蓋が気になってしょうがありません。当然この碗も上にのっているだけですので、動きやすいですね。蓋がピタッとくる品は碗ではなく入れ物になってしまうし、考えてみればなかなか難しいですね。
底銘の壽も珍しいかもしれませんね(^_^)
この蓋摘まみは、葎椀とちがって、上に行くにしたがって開いていますので、蓋を持ち上げることが出来ます。でも、上に乗っているだけですから動きやすいですね。
どういうわけか、蓋茶碗は人気がないようですね。