ダメなものはダメなのヨ

先のプロトモデルネタの続きだけど、自転車は
車種を問わずバランスが大事と考えています。
だから、フレームの基本設計から大きく逸脱
するようなポジションやパーツフィッティングは、
余程の達人以外は止めたほうが無難であることが
多いですね。

試乗した２０インチロードも、乗車ポジションに
ある程度の余裕があるかどうか、パーツとの相性は
どうなのか、全体的なバランスはどうかなどを
重点的にチェックしました。

例えば、クオリティの低いフレームに高級パーツを
奢ってもその性能を十分引き出すことは難しい
ように、バランスをどこでとるかは大変重要なこと
だと思うのです。

ＭＴＢにおいても、ただがむしゃらにストロークの
あるサスをただインストールしても、バランスが崩れて
乗りにくくなったりするわけで、まずはフレームの性格を
知ることがポイントですね。

マスプロメーカーにも見られるローレベルのフレームに
グレードの高いパーツという組み合わせで目先を変える
という手法（笑）も、ともすればバランスを欠くことも
あり得るわけで、このあたりは一般ユーザーとしては
購入の際注意したいところ。

まあ、最終的には乗り手がどこにコストをかけるかに
なるのかもしれません。
このあたりはそれぞれのポリシーとかスタイルの違いが
垣間見れて興味深いところね（笑）
自転車の奥深さを感じるシーンのひとつだね。