おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

工務店の役割

2006年11月06日 03時27分13秒 | Weblog
昨日お問い合わせいただいた事例を紹介したいと思います。

一年ほど前に、『水漏れがしているかもしれないので見て欲しい』 と、リブラ店にお電話をいただきました。その時とても早く対応してくれた、ということが好印象として記憶に残っていたのだそうです。

その後、カタロ通信を送付させていただく形でお付き合いが始まりました。そして、通信物だけではなく対面のフォローもして行こうということになり、社員が訪問した際今回のご相談があったのです。

それは二つありました。ひとつは、雨樋から雨が大量に落ちてくるというものと、洗面台と洗濯機の水が極端に出てこない、というものでした。

私が担当ということで訪問してみると、ありゃりゃ、確かに雨樋が雪に押されたのであろう、そっくり返ってしまっていました。樋受け金具を一本一本手で押し返してあげて完了。雪止め金具があればこんなことにはならなかったと思われます。また、たて樋による排水が南北に1か所ずつしかなく、大雨のときは排水しきれないことも想像できます。

もうひとつは、台所もトイレもお風呂も全く異常がない水圧が、洗濯機と洗面台のところだけ出ないのです。困りました。バルブやストレーナーなどの点検をしても異常なし。これは私では直すことができませんでした。設備職人の出番です。

これらの不具合を、お客様は数ヶ月も我慢していたそうなのです。かなり不自由な生活であったことが想像されます。大雨があるたび下が踏み場もないほどびじゃびじゃ。毎日の洗濯は、相当な時間がかかっていたことでしょう。

工務店経営からすれば 『割に合わない仕事』 です。しかし、『工務店の役割』 という観点からすれば、実に重要な仕事であることが現場の実感です。お客様は 『どこに頼んでいいかわからなかったんだよねぇ』 を連発していました。

これからも北澤工務店は、『工務店の役割』 をしっかりと自覚して、常にお客様の近くにいる存在であり続けたいと改めて感じた事例でした。

いつでも、なんなりとお電話ください。

ではまた。

おさむ
コメント (2)
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