おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

カスタマーセンター

2006年11月09日 19時33分30秒 | Weblog
各メーカーにはそれぞれ名称が違うものの 『カスタマーセンター』や『メンテナンスサービス』 といった機関があります。

横文字で言うと聞こえがいいのですが、その中身は 『苦情窓口』 です。

だからそのサービスマンの方々は、メーカーきっての温厚な方ばかりです。短気な人では・・・・・想像がつきますねー!

最近このサービスマンと話す機会が多く、先日は世間話にも花が咲きました。

『正直なところ、かなり無理を言われるお客様が増えましたねぇ。ごね得というか、無理を言ってもメーカなんだから何とかなるだろうって・・・・。』

現代の世相を反映しているのでしょうか。『権利』を主張するのです。私も昔、一度強烈な言葉を頂戴しました。『一円払えば客なんだからな!!』と。

知人で、J○のお客様相談室に一度配属された方は、一週間で 『ノイローゼになってしまいます。どんなところでもいいですから移動させてください』 と懇願したそうです。

こんなこと、ブログに書いてしまっていいのか躊躇しないわけではないのですが・・・・。

完全とか、完璧なんて、人間社会ではあり得ないと思います。それを目指すところに人間らしさがあるわけですが、でも完全・完璧になれない。失敗をする。間違える。忘れる。それを繰り返す。。。。私も、社員も、誰もが。

自分もそうであることを忘れて、上記のような過剰なクレームが過剰な防衛線(法律とか、逃げ道、わからないようにやってしまうとか)をつくる事になり、一番大切な、人間的なあたたかな関わりが全く失われようとしていると感じるのです。

そのサービスマンの方が言ってました。

『逆に、とっても親切で、こっちが申し訳なくなるようなお客様もいらっしゃいます。そういう場合は、会社の決まりを無視してでも、助けてあげたくなりますね。』

そういう交わりのできる会社でありたいと思いました。

ではまた。

おさむ

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近隣挨拶

2006年11月08日 03時29分11秒 | Weblog
毎朝北澤工務店では朝礼を行っているのですが、その時、『共有の自己宣言』 という三つの宣言を斉唱します。その2番目に

『私たちは、仕事を通じて人間的成長を果たします』

というのがあります。これが私の会社経営における根源的願いです。

ただ家をつくるんじゃない。この家づくりという、お客様にとっても人生最大とも言える事業のパートナーとして、この仕事を通じて人間的成長をしていくんだ、という願いです。

そういう視点からすると、この願いはどんな仕事にも当てはまります。人は、仕事を通して社会とつながり、良い事・そうでない事、いろいろな体験・経験を通じて成長していくんですね。

昨日は、着工前の 『近隣挨拶』 に伺いました。

この場面でもいろいろと勉強になります。ピンポーンとインターホンを押して初めてお会いする近隣様。笑顔で 『お疲れさまー、お互い様なんだから大丈夫よ』 なんて言ってくださる方もいれば、ブスっとして不機嫌そうな人もいます。インターホン越しに 『何のよう・・・んじゃポストに入れておいて』 で終わってしまう人まで。

最近は否が応でも警戒心を強めなくてはならない時代になってしまいましたから仕方がない面もあります。そんな時こそ、どうすれば良いコミニケーションをとることが出来るのか、考えることによって一歩成長です。

『すべて、無駄なものは、何一つない』 とは、芳村思風先生の言葉。すべてに意味と価値があるのだそうです。すべてに意味と価値が。

今日も一日 がんばりましょー!!

ではまた。

おさむ
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いろいろあるけれど

2006年11月07日 16時54分20秒 | Weblog
また、校長先生が自殺をするという事態が起きました。

いじめを苦にする少年が、大臣に遺書を送りつけたことも大きくマスコミに取り上げられています。

建築屋の私には関係のないことかもしれないが、異常です。

このブログにふさわしくないかもしれませんが、ほんとうに異常事態です。

誰もがそう思っているはずです。

周りを見渡しても手に届かぬような大きな問題ばかり。いったいどこへ行ってしまうのか。ある校長先生が言っていました。『いや、ほんと、いったい何が起きるか、毎日、ひやひやしているんだ・・・何が起きてもおかしくない・・・・』 真実の言葉だと思います。

談合問題も然り、環境破壊、いじめ、詐欺、少子高齢化社会・・・・そういう手の届かぬような大きな問題に押しつぶされそうになります。自分の力の弱さにくじけそうになります。自分の生きている意味はなんなのか、路頭にたって一人ぼっちになってしまう。その結果、うつ病になったりひきこもりになったりする人が激増しています。

ある意味、今の世相に生きていく中で、平然と生きていける人のほうが病気なのかもしれない。異常なのかもしれない。

・・・・・で、どうすればいいのか。

やっぱり、足元から、自分の手の届くところだけは、ほんとうの幸せ、本当の喜びを感じることのできる時間・空間にしたい。

だからまず、夫婦関係。親子関係の家族から。そして次に、運命共同体の職場の仲間。まずはそこだけでも理想を追求していきたい。

家づくりについて書くブログのはずが、毎回脱線ばかり。お許しください。

ではまた。

おさむ
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工務店の役割

2006年11月06日 03時27分13秒 | Weblog
昨日お問い合わせいただいた事例を紹介したいと思います。

一年ほど前に、『水漏れがしているかもしれないので見て欲しい』 と、リブラ店にお電話をいただきました。その時とても早く対応してくれた、ということが好印象として記憶に残っていたのだそうです。

その後、カタロ通信を送付させていただく形でお付き合いが始まりました。そして、通信物だけではなく対面のフォローもして行こうということになり、社員が訪問した際今回のご相談があったのです。

それは二つありました。ひとつは、雨樋から雨が大量に落ちてくるというものと、洗面台と洗濯機の水が極端に出てこない、というものでした。

私が担当ということで訪問してみると、ありゃりゃ、確かに雨樋が雪に押されたのであろう、そっくり返ってしまっていました。樋受け金具を一本一本手で押し返してあげて完了。雪止め金具があればこんなことにはならなかったと思われます。また、たて樋による排水が南北に1か所ずつしかなく、大雨のときは排水しきれないことも想像できます。

もうひとつは、台所もトイレもお風呂も全く異常がない水圧が、洗濯機と洗面台のところだけ出ないのです。困りました。バルブやストレーナーなどの点検をしても異常なし。これは私では直すことができませんでした。設備職人の出番です。

これらの不具合を、お客様は数ヶ月も我慢していたそうなのです。かなり不自由な生活であったことが想像されます。大雨があるたび下が踏み場もないほどびじゃびじゃ。毎日の洗濯は、相当な時間がかかっていたことでしょう。

工務店経営からすれば 『割に合わない仕事』 です。しかし、『工務店の役割』 という観点からすれば、実に重要な仕事であることが現場の実感です。お客様は 『どこに頼んでいいかわからなかったんだよねぇ』 を連発していました。

これからも北澤工務店は、『工務店の役割』 をしっかりと自覚して、常にお客様の近くにいる存在であり続けたいと改めて感じた事例でした。

いつでも、なんなりとお電話ください。

ではまた。

おさむ
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7丁目交流祭

2006年11月05日 08時30分51秒 | Weblog
北澤工務店の事務所が所在し、また私の自宅もある藤ヶ丘7丁目はとてもまとまりのある町内会です。

昨日も年に一度の 『交流祭』 が開催され、350名を越す参加者で大変にぎわいました。役員の皆さんは何度も打合せを重ね、また前日の仕込み・準備、当日の早朝から大忙しでした。

でもこの大変なのがいいんですね。新興住宅街ですから、人間関係が疎遠なのです。隣近所でも名前程度しか知らない。役員会もそうなんですね。でも、この交流祭を通してとても仲良くなる。大変なことを手分けして、一緒に汗を流すことで仲が良くなす。会議もとても明るく活発になります。

建築に携わるものとして、またとても重要なことに気づきました。

それは、『土地選び』 です。

東南角地よりも、立派な建物よりも、近隣にどういう人がいるのかが重要かもしれない。

隣地とのトラブルは、想像以上に多いのが実情です。先日も 『隣との境界に2.5メートルのブロック塀を作って欲しい。』 というお問い合わせを頂いたばかりです。

だから、土地選びの時には近隣を訪問することをおすすめします。『この近辺で土地を探しているのですが、地盤とか、町内会とか、いかがですか。』 と。

その時の会話でその本人を含めた、多くのことを知ることができるでしょう。

龍ヶ崎ニュータウンにに土地をお考えの方は、藤ヶ丘7丁目はおすすめですよ。私も居りますし。。。。。。おすすめです。

ではまた。

おさむ
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ひとつのことをやり通す

2006年11月03日 16時45分39秒 | Weblog
昨日は八原小学校からの依頼で、希望者6人に柔道の体験教室を行いました。

それはそれで楽しく、充実していたのですが、感じたことは別のことでした。

それは 『ひとつのことをやり通すことって大事だなぁ』 ということです。

私は高校生までしか柔道を本格的にはやっていませんが、特に高校生のときは 『柔道三昧』 といっても過言ではない日々でした。

そのお陰で、全国どこに行っても寂しい思いをすることはありませんし、こうして地元に帰ってきても自分の居場所があるんです。つらく厳しい練習ばかり思い出しますが、ほんと、続けて来てよかったと思います。

『これはみんなよりちょっと上手』 とか、『これなら自分が輝ける』 と思えるものをひとつでもいいからもつことができたら、素晴らしいことだと思います。そのためには 『ひとつのことをやり通す』 ことが重要です。あっちフラリこっちフラリでは、いつもゼロから。中途半端で終わってしまいがちだからです。

ちょっと偉そうなことを書いてみたりしてしまいました。

ではまた。

おさむ
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昨日の朝

2006年11月02日 08時16分50秒 | Weblog
昨日の朝7時ごろ、母が自宅に尋ねてきました。

母はいつも誰かの誕生日のときには 『赤飯』 を炊いて持ってきてくれます。

昨夜の社員さんによる父のお誕生会のことで話が盛り上がりました。

そこで私は、なんの気なしに昨日のブログを読み上げました。


~以前の私は、父が会社に来てその場を取り仕切られるのがとても嫌いで、できれば会社には来て欲しくないなぁ、という感情がありました。二代目社長の私としては、父にライバル心もありましたし、でもやっぱり実力が全然違いますから、それを見せ付けられるようで避けていたんでしょうね。

父もそれを察知していたのか、次第に会社には来なくなってしまいました。居心地も悪かったのでしょう。

でも、会社を思う気持ち、社員の皆さんを思う気持ち、そして私を思う気持ちは、誰もがいつも感じていました。それが、野菜となって届き、旅行のお土産となって届き、先日はやわらかくておいしいお肉のかたまりとなって一人ひとりに届けられました。

で、誰からともなく 『会長のお誕生会をしよう』 ということになったのです。

食事をしながら、自分の生い立ちや、大工見習いの頃の話、創業当時の話や苦労話、施主様との数々のドラマを話してもらいました。

私は何度も何度も聞いた話なのですが、今回はとても新鮮に聞くことが出来ました。

今の北澤工務店しか知らない、或いは私の口からしか聞いたことがない 『北澤工務店の生い立ち』 の話に、社員さんは時に涙し、時に大笑いし、釘付けになって聞き入りました。

仕事の話をする父の姿は、正直なところ、『かっこいい!!!』 と思いました。2日前のブログと同じ感覚です。人はやはり、仕事で輝かせてもらっているのだと実感しました。

父の仕事、立場を奪った私。対立心をずーっと抱いてきた自分が情けない。~



ふと母を見ると、ぼろぼろと涙を流しているではないですか。

『おめぇよぉ、オヤジが元気なうちに気がついてくれてよかったよ。オヤジがどんだけおめぇのごどがかわいくて、どんだけ心配していたことか。おめぇらが年中けんかしているときに、間に入ったおれがどんな気持ちでいたか。オヤジが倒れたのもおめぇのせいなんだど。んだけど、よかったぁ。。。。』 と。

気丈な母のうれしそうな表情。一生忘れられません。

何歳になっても親は親、子供は子供。

ではまた。

おさむ
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お誕生会

2006年11月01日 04時39分37秒 | Weblog
昨日は、『お誕生会』 を社員の皆さんが開催してくださいました。

誰のお誕生会かというと、父であり、前社長である 『会長』 です。昭和10年11月1日生まれです。

弊社で施工した 『長寿庵』 さんで行いました。

以前の私は、父が会社に来てその場を取り仕切られるのがとても嫌いで、できれば会社には来て欲しくないなぁ、という感情がありました。二代目社長の私としては、父にライバル心もありましたし、でもやっぱり実力が全然違いますから、それを見せ付けられるようで避けていたんでしょうね。

父もそれを察知していたのか、次第に会社には来なくなってしまいました。居心地も悪かったのでしょう。

でも、会社を思う気持ち、社員の皆さんを思う気持ち、そして私を思う気持ちは、誰もがいつも感じていました。それが、野菜となって届き、旅行のお土産となって届き、先日はやわらかくておいしいお肉のかたまりとなって一人ひとりに届けられました。

で、誰からともなく 『会長のお誕生会をしよう』 ということになったのです。

食事をしながら、自分の生い立ちや、大工見習いの頃の話、創業当時の話や苦労話、施主様との数々のドラマを話してもらいました。

私は何度も何度も聞いた話なのですが、今回はとても新鮮に聞くことが出来ました。

今の北澤工務店しか知らない、或いは私の口からしか聞いたことがない 『北澤工務店の生い立ち』 の話に、社員さんは時に涙し、時に大笑いし、釘付けになって聞き入りました。

仕事の話をする父の姿は、正直なところ、『かっこいい!!!』 と思いました。2日前のブログと同じ感覚です。人はやはり、仕事で輝かせてもらっているのだと実感しました。

父の仕事、立場を奪った私。対立心をずーっと抱いてきた自分が情けない。

送迎の車の中で、『ありがとうな、おさむ。ありがとう』 を連発していた父。じわーっとあたたかい心になりました。

ではまた。

おさむ
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