先週の日曜日,ウチの近所の山々を掠めるようにして《神奈川グランフォンド2010》という自転車ツアーイベントがあったとのことだ。何でも,神奈川県内の丹沢,箱根エリアの山岳道路を登ったり下ったりウネウネと縦横無尽に走り抜け,その距離約200km,獲得標高4,200mに及んだものであるという。
少し後になって同ツアー主催者が作られている魅力的な自転車ブログ,ならびにそこからリンクされているいくつか . . . 本文を読む
一昨日のこと,例によって穏やかな陽気のなかを自転車でフラフラと町から町へとあてもなく徘徊していたわけだが(最近はこんなのばっか),その途中で, そうだ,今日は一寸遠くまで出掛けなくちゃならない用事があったんだ! と急に思い出した。危うく忘れるところであった。 イカンイカン,ボケてはイカン。 という次第で急遽方向転換。しかしながらその時点ではタイムリミットが少々迫っていて,自転車でそのまま目的地ま . . . 本文を読む
昨日の午後,渋沢丘陵・栃窪の八国見山(標高319.4m)から大井町・高尾の竹山(標高307.8m)方面へと延びる丘陵の尾根路を自転車で辿った。と申したところで,こんな辺鄙な山道,ほとんど誰も知らないでしょうケレドモ。何しろ道中に名所旧跡があるというわけでなし,といって特段素晴らしい絶景が拝めるわけでもない,ただの凡庸なウネウネとしたサトヤマ道に過ぎないのでありますからして。それゆえに,昨今渋沢丘 . . . 本文を読む
本県西部を流れる二級河川酒匂川の中~下流域一帯は,足柄平野と呼ばれる沖積低地が南北に細長く広がっている。そして川によって東西に隔てられたその低地には,酒匂川の左岸側に国道255号,県道72号,県道711号,右岸側に県道74号,県道720号など,主要道路が何本も南北に通じている。それらのうち,県道720号(怒田開成小田原線)を,昨日の土曜日に自転車で通り過ぎた。文命用水路から斑目,吉田島,曽比,栢 . . . 本文を読む
小田急電鉄小田原線の渋沢駅~新松田駅間の山中に「渋沢6号踏切」という踏切がある。一応警報機と遮断機は備わっているものの,ごく小さな人道踏切である。一日にどれほどの人がその踏切を往来するのかはツマビラカでないが,恐らく利用者は限りなくゼロに近いものと推測する。にもかかわらず踏切のカンカン警報音は,律儀にも正直にも,上り・下りの電車が通るたびに早朝から深夜まで合計250回くらい(推定)は鳴り続けてい . . . 本文を読む
どんなにデスクワークの仕事が詰まっている日でも,夕方になると作業をいったん休止させて,チョットだけ自転車で「外回り」をする。天気が良かろうが,雨降りだろうが,気象条件に関してはあまり気にしない。自転車で走りたい!という気持ちをとにかく優先させる。
一昨日など,家を出るときはパラパラ雨だったが,事前にネット(tenki.jp)の雨雲レーダーでチェックすると強烈な雨雲が西方から接近しているようだ . . . 本文を読む
去年の暮れ頃だったろうか,息子のアキラが,《しまなみ海道》を自転車で走ってみたいなぁ,なんてポツリと言ったことがあった。本州と四国をへだてる美しの多島海,その瀬戸内海に浮かぶ大小の島々をいくつもの個性的な橋梁で結んで渡ってゆくという,あの有名な《しまなみ》である。 ああ,いいね。よし,それじゃあ,今度のまとまった休みの時に二人で行くことにしようか。うん,行こう! お互いの思惑が一致して話は即決と . . . 本文を読む
今から約半世紀前,平塚の市街地から国道1号線を一路西に向かって進み,花水川に架かる橋を渡り,大磯の町なかを過ぎて国府本郷あたりまで来たところで西方を望んだ風景がこんな感じである。街道沿いの集落には萱葺屋根の家々が目立つ。右手前方の奥に見えるのは二宮の吾妻山で,左手奥のやや小高い盛り上がりは葛川沿いの海岸段丘だろう。これも昭和20年代の写真ということだが,いかにも時代を感じさせるセピア色の古い絵葉 . . . 本文を読む
昭和20年代の恐らくは後半の,神奈川県平塚市内における一風景である。広い表通りの両側に賑やかな商店街が形成され,路面の区切られた道路にはクルマと自転車とがそれぞれのポジションでそれぞれのペースで走り,そしてアーケード内には通行人が楽しげに行き交うといった,ノドカといえばノドカな光景だ。高度経済成長期よりも前,モータリゼーションの黎明期には,そこが都会であれ地方であれ,町というのは概ねこんな感じで . . . 本文を読む
我が相棒のMTBがリフレッシュされてからというもの,自転車で坂道を登るのが以前にも増して好きになってしまった。年齢的なものを勘案すると,これは「ヤバイヨ,ヤバイヨ」と言うべき事態だろうか。
今年の三月半ば頃だったか,冬の終わりとともに重いコートを脱ぎ捨てるようにMTBのタイヤを2.3インチのブロックから1.75インチのスリックに替えた。以来,原則としてスリックタイヤで通している。ただし,悪路 . . . 本文を読む
昨日の昼頃,唐突に梅雨が明けたということだ。人によっては悲喜コモゴモかも知らんが,何はともあれメデタイことである。で,昨日午後,小田原方面に仕事で一寸出掛ける用があったので,梅雨明け記念として自転車で行って参りました。ただし,あんまり暑いんで酒匂川CRなどを経由しちゃいましたが。
用事を終えてからの帰路は,最初は国道1号を二宮町押切まで走って,そこから中村川沿いの県道709号を遡上し,中井の . . . 本文を読む
以前このweblogのどこかに記したように思うが,現在,私は3台の自転車を所有している。いや,そげん大層なシロモノではなく,いずれもごく慎ましい,低価格のスポーツ自転車であります。購入順にその内訳を示せば,クロスバイクが6年前,マウンテンバイクが4年前,フォールディングバイクが2年前と,都合3台である。ナントカ号などという愛称は特に付けたりしてはおりませぬが,それぞれ分け隔てなく愛着を持ち大事に . . . 本文を読む
昨日は,4年前に事故で死んだ兄の誕生日だった。時の経つのは早いもので,生きていればこの日で還暦を迎えるはずであったのだ。正確には事故からちょうど4年と4ヶ月が過ぎた。その間オマエは一体何をしてきたのだ,と,吹き来る風に問われても,相も変わらず凡庸な日々を訥々と過ごしている愚弟としては,まったく返す言葉もない。
春の彼岸を前に,自転車に乗ってひとり墓参に出掛けた。墓は東丹沢の伊勢原・日向薬師の . . . 本文を読む
昨日の夕方,茅ヶ崎市郊外の小出川沿いの道を下流から上流方面に向けて自転車を走らせていた。何処かに行くための通過ルートというわけではなく,あるいは何処かに出掛けた帰りの道というわけでもない。ただ単純に川を眺めるために,川沿いの夕暮れ細道をトロトロと遡上していたのであります。
この川は今から約10年ほど前,主として下流部エリアを対象に,魚や昆虫や植物などの生物調査を行ったことがある。春・夏・秋・ . . . 本文を読む
国道や県道・市道のような幹線道路ではなく住宅街を通じるごくあたりまえの生活道路,それほど道幅は広くない,いわゆる裏通りと呼ばれるような道を自転車で走っているときに注意すべき事項について,とりわけ遭遇する車両との対応についての個人的心構えなんぞを一寸述べさせていただく。 (またクルマの話題かよ!と申すなかれ)
私が日々自転車で走行する市街地およびその周辺地域の生活道路には,当然ながらその道路に . . . 本文を読む