先日,アキラが「オトウシャン,これあげる!」といって,こんなものを父に差し出した。
ん?何ジャラホイ?と尋ねれば,《携帯用ティッシュペーパー入れ》だという。改めてそう言われてみれば,確かに紛れもなくそのような形をしている。「でもティッシュは1枚しか入らないから,1回使ったらまた詰めるんだよ!」と念をおされた。ハァ,ナルホドね。アキラとしては,多少は利便性が損なわれたとしても,あくまでコンパクト&スタイリッシュである方をよしとしたわけか。
時まさにゲージツの秋であります。そしてアキラのゲージツ精神は,相変わらずの独自路線を堅持しながら,気紛れでヘンテコリンな作品をポツリポツリと生み出してゆく。それらを日々眺めることは父にとってささやかなる喜びである。「こどもチャレンジ」(進研ゼミ)などが求める正解レベルからは外れているかも知れないが,アキラとしてはそれなりに一本筋を通しているように思う。
そうそう,昨晩アキラは「寝違え」で首がツレて動かせなくなってしまい,今日は幼児園をお休みした。5才児でも寝違えなんかするのだろうか? 多分アキラは夢の中でもかなり頑強な自我を貫いているのだろう。キカンボウぶりを発揮しているのだろう。
アキラの未来予想図,この調子じゃマダマダ・ゼンゼン描けやしないな。