栄子ママの箏だより

時々お箏のお稽古をしています。

ようこそ! 『栄子ママの箏だより』にお越しいただきありがとうございます。

2005年の夏、ふとしたご縁でブログを書き始めました。
今までお世話になった方たちに近況報告のつもりでほぼ毎日更新しています。
<坂の上の雲>の街に住んでバタバタと暮らしている<栄子ママのこと>を書き加えていきたいと思っています。

季刊「銀花」

2005-11-06 21:27:31 | Weblog
雨の日曜日、だらけた気持ちを立て直そうかと
秘密の本棚を開けました。
昭和52年12月30日文化出版局発行「銀花」
第三十二号が(定価900円)初めての出会いです。
20代の私が、内容を理解して楽しんでいたとは思えないのですが
表紙を見たときの衝撃は忘れられません。
1983年第56号(特別定価1100円)
佐藤勝彦、金太郎プラス佛様(肉筆書画を挿入)
の特集号は、2冊も購入しています。
《中学生の頃、金太郎ちゃんと呼ばれていたからでしょうか?》
重要文化財・冷泉家住宅が初めて一般向けに
公開されたと聞きました。(10月28日~31日)
1982年第52号に「冷泉家の貝合せ植物圖譜」の
特集記事がありました。
藤原定家の流れをくむ和歌の宗家に眠っていた貝合せ。
図柄は、野の花や山草など2百種を越えているとか・・
姫君さまの声が聞こえてきそうな貝合せの写真に
冷泉布美子さんの和歌が添えてあり、ページをめくるたびに
別世界にいるような気がしました。
野辺の春 深山の秋を絵にとどめ 昔を語る貝のかずかず

昭和57年この冬号をH.Hさんに
「必ず読んでね!」と貸し出したことを思い出して懐かしく
読み直していたところ・・
思わぬページに彼女からのメッセージがはさんでありました。

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