ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2020/06/27 「ボヘミアン・ラプソディ」

2020-06-27 00:00:00 | 日記
「ボヘミアン・ラプソディ」

フレディ・マーキュリー クイーンのボーカル(ラミ・マレック)
メアリー フレディの恋人
ポール クイーンのマネージャー
ジム・ハットン フレディの恋人
レイ レコード会社幹部(マーク・マイヤーズ)

起:フレディは学生バンドに加わり、バンド名をクイーンとする。
承:型破りのクイーンに、ファンは熱狂する。
転:ソロ活動をする為にフレディは離脱。一方でエイズ感染が判明する。
結:ライブエイド参加でクイーンに復帰。エイズによって死ぬ。

 1970年ロンドン。
若きフレディは学生バンドを気に入り、彼らの楽屋へ。
シンガーが抜けたと知り、バンドに加わる。
フレディは女性店員メアリーを気に入り、彼女と付き合うようになる。
 1年後。フレディは上を目指そうと言い出し、クイーンはアルバム制作に挑戦。
新しいバンド名はクイーンとする。
フレディとメアリーは、双方の家族に会う。
厳格な父親は、フレディが家族の名を捨てて改名した事に不満を漏らす。
 クイーンはBBCの番組に出演。
曲はチャートインし、米国ツアーも決まる。
レコード会社は、ヒットした「キラークイーン」を超える曲をリクエスト。
だが、フレディは二番煎じは嫌だと拒否。
オペラを取り込むと言い出し、幹部を困惑させる。
 1975年。フレディらはアルバム制作に取り組む。
そんな中、マネージャのポールにキスされ、フレディは動揺する。
フレディは、完成した「ボヘミアンラプソディ」を傑作だと言うが、幹部は困惑。
ラジオでかけられる曲は3分とされていたが、出来た曲は6分だったのだ。
歌詞も呪文のようだと、幹部のレイは批判。
失望したフレディらは、レコード会社と縁を切る。
フレディらはラジオ局に直接売り込み、例外的に流される。
曲は評論家には平均的と酷評されるが、人々には受け入れられる。
 1976年。クイーンのステージに観客は熱狂。
クイーンは、世界各地をツアーで回る。
一方で、フレディはメアリーにゲイだと告白。だが、彼女と生きていたいと話す。
 1980年。フレッドはパーティを続け、メンバーはついていけないと感じる。
知り合ったジム・ハットンは、君には本当の友達が必要だとフレディにキスする。
 フレッドは録音に遅れ、他のメンバーだけで曲作りを始める。
客にも参加させる「ウィ・ウィル・ロック・ユー」は評判に。
 一方で、フレディにはソロの話が浮上する。
メアリーはフレディにもらった指輪を外し、新しい恋人を作っていた。
それを知ったフレディはショックを受ける。
 再びソロの話を持ち出され、フレディは言い出したリードをクビにする。
フレディは曲調を変えると言い出し、メンバーともケンカに。
ゲイが集まる店に出入りするようになる。
 1982年。アルバム発表の会見が開かれるが、記者の質問はフレディに集中。
女装で歌った曲は、MTVで放送禁止に。フレディはソロ活動する事を決断する。
 1984年。フレディは曲作りに取り組むが難航。
ゲイのパーティに出入りする一方、吐血するようになっていた。
 フレディは薬漬けで曲作りを続け、メアリーを心配させる。
メアリーは、世界最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」について話す。
だがフレディはライブ・エイドを知らされていなかった。
怒ったフレディは、ポールをクビに。
全部ばらすと脅されるが、フレッドは番組で、自らゲイである事を認める。
 クイーンのメンバーはまだ怒っていたが、何とか再会。
今後のギャラを均等とし、曲はクイーン名義とする事で復帰が許される。
 ライブエイドは世界中に中継される事に。出演するのは大物ばかりだ。
 フレディはメンバーに、エイズだと告げる。
残された時間で音楽を作りたいと話し、再びクイーンは結束する。
 1985年。ライブエイド。
家族もフレディを誇りに思うと話し、テレビで中継を見る。
メアリーも、恋人を連れてフレディの楽屋を訪ねる。
クイーンはステージへ。フレディの熱唱に観客は熱狂。
寄付の電話が続々とかかる。
 1991年。フレッドはエイズによる肺炎で死亡。
ジムとは死ぬまで恋人関係を続けた。
ボヘミアンラプソディは、フレディの死後に初めて1位に。
それは発表から数十年後の事だった。

 と言う訳で、クイーンのフレディ・マーキュリーを描いた作品。
ボーカルが不在になった学生バンドに参加したフレディは、
独特の発想でバンド、すなわちクイーンを人気バンドに躍進させる。
そうこうしていると、マネージャがフレディを独立させようとして
メンバーとの間に軋轢が生じる。
さらには、女性の恋人がいながら、ゲイである自分に気付くと言う展開。
フレディに思い入れがある人ならばいざ知らず
そうでもない者からすると、成功も没落も今一つ盛り上がらない。
最後に大観衆の前で、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」を大合唱するのかと思ったら
それはなくて(前の方で曲自体は登場するが)、
クイーンの有名な曲でも使われてないのが結構ある気がする。
コメント
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