ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2021/04/04 「カジュアリティーズ」

2021-04-04 11:01:14 | 日記
「カジュアリティーズ」

エリクソン上等兵 (マイケル・J・フォックス)
ミザーブ軍曹 エリクソンの上官(ショーン・ペン)
ハッチャー上等兵 エリクソンの戦友(ジョン・C・ライリー)
クラーク伍長 エリクソンの戦友
ディアズ上等兵 エリクソンの戦友(ジョン・レグイザモ)
ライリー中尉 上層部(ヴィング・レイムス)

起:エリクソンはベトナム戦争に参加する。
承:軍曹らは村の娘をレイプするが、エリクソンは加わる事を拒否する。
転:エリクソンは上層部に訴えるが、なかなか取り合われない。
結:軍曹らは有罪になるが、エリクソンは無力感を感じる。

 1969年。列車に乗るエリクソンは、
アジア系の女子大生を見て、ベトナム戦争を思い出す。

 ベトナム戦争でエリクソンは、激しい砲撃を受けていた。
敵の塹壕にはまったエリクソンだが、上官であるミザーブ軍曹に助けられる。
 エリクソンはベトナムの村人にも敬意を払うが、戦友たちはその態度を批判する。
敵の襲撃を受けて撃ち合いに。撃退するが、戦友ブラウンが重傷を負って搬送される。
補充としてディアズが隊に加わる事に。
戦友たちは、村人がベトコンをかくまっていると騒ぐ。
 軍曹は村から娘を調達すると言い出す。
エリクソンは本気にしないが、実際に嫌がる娘を連れ出した為に困惑。
誘拐だと批判する。
ディアズも困惑するが、軍曹は娘がベトコンだと称してレイプする。
エリクソンは加わる事を拒否。
上官には逆らうないと、ディアズは不本意ながら加わる。
戦友は次々とレイプし、エリクソンはこれは軍隊ではないと叫ぶ。
 敵が現れるが、娘が咳をして見付かりそうに。
軍曹は娘を始末しようとするが、エリクソンがわざと発砲して撃ち合いに。
だが、撃ち合いに紛れて娘は射殺されてしまう。
 負傷したエリクソンは、軍のキャンプに収容される。
別の隊の同僚に話すが、戦場で見た事は戦場に置いていけと言われる。
ライリー中尉はすべてを忘れろと言い、
訴えれば国際問題になると、大尉も取り合わない。
 トイレにいたエリクソンは爆殺されかかるが、事前に感付いて難を逃れる。
エリクソンは牧師に告発。ようやく事件が調査される事に。
軍事裁判となり、ハッチャーらは容疑を認める。
軍曹は、殺さねば殺されると主張。結局4人が有罪となる。
だが軍事裁判で有罪となっても、刑務所行きにはならないのだ。
エリクソンは無力感を感じる。

 女子大生がハンカチを忘れたと気付き、エリクソンは彼女に手渡す。
エリクソンを見た彼女は、悪い夢を見ていたみたいと告げるのだった。
 後に4人の内のハッチャーが上告し、自白は無効とされ無罪となった。

 と言う訳で、ブライアン・デパルマ監督作によるベトナム戦争を舞台にしたドラマ。
マイケル・J・フォックス上等兵は、上官になるショーン・ペン軍曹らと行動。
戦友が殺されたのは村人にベトコンがいるからだと言い出し
一行は正当化して村の娘をレイプしてしまう。
マイケル・Jだけはそれを許せず、一人だけ加わらず、上層部に訴える。
だが上層部は、戦場ではよくある事だと取り合わず、
ペンらは目障りなマイケル・Jを始末しようとする。
実際にあった事件を題材にしているらしいが、
マイケル・Jって、そういうシリアスな世界とは別に生きてる印象で違和感があり
最後にペンらを懲らしめるあたりは、ちょっと物足りない。
コメント
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