ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2002/06/30 「アート・オブ・ウォー」

2002-06-30 12:00:00 | 日記
アート・オブ・ウォー(2000年)

 貿易協定調印の席で、中国のウー大使が何者かに射殺され、
香港の富豪チャン(ケーリー・ヒロユキ・タガワ)も負傷する。
犯人を追跡する、国連秘密部隊のブライ(マイケル・ビーン)が撃たれて死ぬ。
一方、仲間のショー(ウエズリー・スナイプス)も容疑で逮捕されるが、
存在自体が秘密であるため、誰にも助けられず護送される事に。
中国人一味が護送車を襲撃。だがショーは一味を倒して逃走。
トーマス事務総長(ドナルド・サザーランド)も活動停止を命ずる。
大統領が条約締結に乗り出し、このままでは国連の主導権が奪われる。
通訳のジュリアの友人は、大使暗殺を間近で見て殺され、
ジュリアも狙われるが、ショーが助ける。殺された隊員が現場で録音した会話を再生。
ベトナム難民が殺された事件は、協定の阻止と関係しているらしい。
何者かに尾行され、ジュリアの服に盗聴器があると考え着替えさせる。
協定に反対したチャンを怪しみ調査。チャンは大使狙撃前に気づいていたらしい。
ジュリアに組織のリーダーであるエレノア(アン・アーチャ)へ連絡させるが、
実はエレノアこそ黒幕で、ジュリアは命を狙われる。
一方、ショーは狙撃を受け、自らの肩の傷に発信器が埋められたと気づく。
そして狙撃手の犯人は、生きていたブライだった。
彼らは米国を浸食する中国に反発し、チャンを利用して調印式を妨害していたのだ。
ショーは激しい戦いの末、ブライを倒す。
エレノアは素知らぬ顔をするが、裏切りに怒った中国人組織に始末され、
ショーは始末されたフリをして身を隠すが、安住の地を見つけたわけではなかった。

 と言うわけで、スナイプスが活躍するアクションで、そこそこ面白そうと思い見る。
高層ビルからの盗聴やら、事務総長でなくアン・アーチャが黒幕という設定も面白いが
マイケル・ビーンは殺されるシーンすらなく、最初から死んでいない事が見え見え。
最近、いい役がさっぱりないし、スナイプスは凄腕風だったのだが
孤立してからは、何やらキレが悪くなった感じで苦戦。
最後の国連ビル内での対決でようやく盛り返す。
何やらいろいろ入り組んだ感じでわかりにくい部分もあるが、
あまりにもウソっぽい組織で、
何とかもう少しリアルに描けなかったのかという気がする。

TV放送 2002/05/12 BS05 2000-2200

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