一本の桜が満開でした

鎌倉市役所前の玉縄桜が満開でした

曇天の日、市役所に野暮用があって歩いていたら、寒々しい空と緑の樹木の中に一本だけ桜が咲いている。

遠くから見た時は梅かなと思ったが、ここに一本だけ早咲きの桜があるのを思い出した、確か玉縄桜という品種だったと思う。

青空だったらもっと目立つだろうけど


この一本だけが華やか


どうしてここに一本だけあるのか不思議であるが、この桜に関わる由来などを検索してみて新しい発見があった。
こんな身近な場所なのに、今まで気にもかけなかったことが不思議だった。

玉縄桜は大船にある県立フラワーセンターで、ソメイヨシノの早咲きのものの中から選んで育成して品種登録もされている。
昔フラワーセンターの近くにあった、玉縄城にちなんで名づけられたとのことである。

鎌倉生まれの桜品種であった


この桜は鑑賞期間が長く、気温の低い２月中旬頃に咲いて３月上旬に見頃になるとのこと、正に今頃である。

きっと貴重な品種で数も少ないのだろう、もしこの桜で並木道を創れたらソメイヨシノの開花と連続して、長い期間さぞかし綺麗な景色を楽しめるでしょう。

もうすぐ春本番を体感した日になりました。


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