爆弾低気圧

夜中に爆弾低気圧・大嵐が通り過ぎた

朝起きて家の周りを見たら、花の小鉢やヒバ木の鉢などが倒れている。

庭の隅には葉っぱが、わざわざ掻き集めたように溜まっている。

やはり相当強い風が吹いていた。
小生宅は家の並びや裏の崖地などから比較的風が通り抜けにくい地形で、
強風の影響は受けにくい場所にあると思っているが、
今回のように飛んできた草木や雑品が散乱しているのは、
台風の時でも、なかなかお目にかからないのである。

昨夜の低気圧はその名のとおり、相当の威力だったのだろう。
それにしても「爆弾低気圧」とは分かりやすい名称である。

初めてこの名前を聞いたときは、アナウンサーが視聴者に分かりやすくするため、
勝手に命名して解説しているのかと思ったほど素人にもイメージできる名称で、
強烈な低気圧・大嵐が来ることを予感させる言葉であった。

自然現象の危機に関する言葉は、各種の注意報や警報、特別警報、
避難勧告、指示など何種類あるのだろうか？

一言で身に迫る危機の種類と状況を表す言葉を考え出すのは、
相当の直感力・ひらめきが必要であろう。

ただ単純に現象を並べて言葉にした注意喚起では、
聞く者が肌で感じることができないし、行動につながらないだろう。

気象予報上の正式な名称かどうか分からないが、
「爆弾低気圧」という言葉は、いささか過激な気もするが、
他の気象情報などと異なる響きと切迫感を理解させてくれるのでです。


（気象庁ホームページから一部転載）

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