修学旅行の季節

野暮用を済ませながら鎌倉を散歩してきた

秋の行楽シーズンだからか、久しぶりに晴れたからか、ずい分と人出が多い。
小町通りなどは日曜日と同じように、往来の人同士が擦れ合うように歩いている。

用事を済ませてぶらぶら散歩していると、中学生・小学生のグループが多い。
そうか、修学旅行で鎌倉見物にきた生徒達だろう。

修学旅行で鎌倉に来るのは何県からか、どこの市町村なのだろう
などと思いながら小生時代の修学旅行を思い出す。

当時はどこを歩くにも、担任の先生が引率して長蛇の行列で見物・見学したもので
あるが、今の生徒達は７、８人のグループで行動している。

事前に、グループごとで見物先を調べているのだろうが、初めての街を自分達だけ
で歩くことを不安がらずに、時間通りに行動できるものだと感心してしまう。

現場にいない担任の先生も心配ではないのだろうか？　などと思いながら一緒に
歩きながら生徒同士の会話を聞くと、なるほどと納得できる。

グループの中にリーダーがいて、しっかりとスケジュールや目標を指示している


「この鳥居の上がお社」「○時に帰ると間に合うよ」、そんな会話が聞こえる。
どうもリーダーは女の子のようである


グループを見ていると女の子達の方が、背丈も大きく、しっかりしているように
見えるし、会話がはっきりしているように感じる。

男の子はヤンチャに見えて、こんなトンネルを通るときは活躍するようである


修学旅行の一団と会ったのも久しぶりで、自分の子供達も思い出させてくれる。

そんな子供たちを見ていると、見学方法は小生達の時代と様変わりしているが、
子供達のわいわい感は相変わらずで、現代の少子化を忘れてしまいそうになります。

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