横綱 白鵬

横綱・白鵬が史上最多の３３度目の優勝を決めた

ついこの前まで、昭和の大横綱・大鵬の記録は破られないものだと思っていた。

子供の頃、どの家にも大相撲の番付表と星取り表があって、
実況を見聞きしながら、○を塗りつぶしたりして明日の予想をしている親父達がいた。

少年時代の大鵬の強さは圧倒的であり、大鵬が負けると
テレビの前の家族は、夕食を前に大騒ぎだった。

相撲が大好きな１０歳違いの兄貴が言うには、大鵬と取り組んだ力士は、
まるで像と組みしたようで、叩かれると押しつぶされるような感じだったらしい。

巨人、大鵬、卵焼き！　こんなにも時代を鮮やかに表現した言葉は
今も十分に輝いていると、自分なりには納得していて格言に近い言葉である。

あの大鵬の優勝回数を超えた力士・白鵬は、勝ち名乗りを受ける土俵の上で、
手刀を切る仕草が大鵬を思い起こさせてくれる。

大鵬を彷彿させる雰囲気を醸し出していて、
負圧を突き抜けて、遠くを見ている表情が印象的である


平成の大横綱・白鵬の宮城野部屋は横須賀出身の力士・廣川関が
親方を務めたこともあり、三浦半島人としては、そんな誇らしさもある。

いろんなスポーツが国際的であるが、国技大相撲こそが、
何の違和感もなく、最も国際的ではないだろうかと本気で思えるのです。

久しぶりのエネルギー

完全退職してもうすぐ１年である

年に数十日間、最後に勤めた職場の仕事を手伝ったりする。

夏の期間と１月下旬からの冬期間が仕事の時期であるが、
昨夏時期は退職して数か月であり、身体のコンデションも通勤することに抵抗はなかった。

ところが、この冬に勤務地に向かうことを意識し過ぎて、数日前から、
何回も予定を確認しないと不安だったり、早起きすることを必要以上に意識したり、
事務局との待ち合わせ場所はここでいいのだろうか、などと余計な心配もしてしまう。

神奈川県内の何処かに出向くので、午前中からの勤務の時はかなり朝が早い。
朝５時３０分に起床すると、世間はまだ暗く雨もふっていて、寒い！！

薄暗い駅のプラットホームで電車を待つ人達の景色を半年ぶりに体感した。

小生もこんな感じで４０年間通勤していたんだなと思いながら、
横浜、川崎と乗り継いでいると、電車の中はぎゅうぎゅう詰めの立ったまま、
懐かしい感傷はいきなり現実に引き戻されてしまった。

三浦半島人が来た久しぶりの川崎駅は、何と人が多いことか


ひと仕事終えて、遅めの昼食はやはりラーメンになってしまう。
元職の頃から行ってみたかった、ラーメンシンホニーという地下ストリート、
こんな店舗がワンフロアーを占めていてラーメン好きにはたまらない魅力である。

周りのお客さんが多いと、何となくデジカメを出す勇気が出ない。
そんな訳で、看板を撮ってしまった。中華そばの店、美味しかった。
どの店も満員である、行列ができている、人気のフロアーであろう


朝、雨の日も仕事が終わったときには晴天に


久しぶりの緊張感、エネルギーを使って背筋が伸びたような一日でした。

海外との距離感

海外との距離感を感じさせない最たるものは時間である

全豪オープンなど何となく、あたり前のようにライブ放送で見ているので、
それほど感激することではないが、改めて、凄いことだと再認識した。

先日、市役所の教育委員会から娘あての連絡文書が、我が家に転送されてきた。

４月に子供・孫が小学１年生に入学するのだが、以前海外居住を連絡していたので
海外居住者が提出しなければならない就学状況届けを送ってくれたのである。

この届け出を怠ると、日本国に住民票がある国民の中に
義務教育を受けない児童が存在することになる。

住民票は、３月に一時帰国するときに移動手続きをすることになっているが、
就学状況届けは早めに出した方がよかろうと、上海の娘に連絡することにした。

この連絡・手続きが距離感ゼロなのである。

市役所からの連絡文書一式をプリンターでスキャンして、
メールにファイル添付して上海に送信する。

それを見た娘は、上海から市役所・教育委員会に電話する。
上海から電話を受け取った担当者はどんな感覚だったろうか？

その担当者とのやり取りで届出書の記入内容を確認して、
結果をメールで返信してくる。代筆で大丈夫とのことで、
小生がメールの内容を確認記入して教育委員会学校教育課に提出したのである。



「そんな訳で届出にきました」「お預かりします。担当から連絡するときはどのように」
「拙宅にお願いします○○方と電話番号を記載しています」
「わかりましたわざわざご苦労様でした」と、こんな感じで５分もかからない。

最初に連絡文書を受け取ってから、手続きに費やした時間だけを合計すると
市役所への移動時間を除いて１５分位だろう。
こんな流れを振り返ってみると、国内で行ったり来たりするよりも早いのである。

そんな用事を済ませながら、晩御飯の買い物にスーパーに立ち寄り。
雨の日は駐車場も満車であるが、濡れない所がいい、今夜はしゃぶしゃぶ


帰宅してテレビを付けると、イスラム国に拘束された日本人のニュースが流れていた。
世界中の距離感が狭まって、何処にでも、どのようにでも活動できる地球儀になった。

自分には現代の感覚や推察力が不足しているのだろうか？
過激で残虐な思想集団と関わる状況に至る、気持ちが理解できないのです。

塩ラーメンだけのラーメン店

家電製品を購入するため横須賀にドライブ

横須賀・平成町から久里浜にかけて大型量販店がとにかく多い、
この地域にこれだけの店舗が存在して、よく成り立っているものだと感心してしまう。
相当の競争が行われているのだろう。

とそんなことを思いながら用事を済ませて、昼食は相変わらずラーメンを食べようと
お目当ての煮干しラーメンを目指したら、定休日であった。

それならば、久しぶりに近くの塩ラーメン専門店に行ってみよう


カウンターの７席ほどのラーメン店、一人で切り盛りしている。
無理のない調理と経営であろう、メニューも塩味のつけ麺と塩中華そばだけである。


塩中華そば、大盛り、シナチクをトッピングして注文、見た目が上品である。
チャーシューは二種類載っていて、鶏の燻製のような感じでさっぱりチャーシュー、
麺はストレート細麺、透明なスープであるが味わい深い。

シナチクも薄味で小生好みである




以前、勤めていたときに食べた時よりも美味しくなった感じがした。

小規模のお店で、シンプルなメニューを見るとオーナーのスタンスを感じる。
自分ができる範囲を見極めて、味を落とさずに営むことができるのでしょう。

新年会は盛会で

今年も何回かの新年会に出席している

そんな中で、この新年会が最大、最強、最盛況だろう。
出席者数も毎年２００人近くの人数で、来賓も豪華なメンバーが揃うのである。

地域の人達の平穏を守るべく長い間活動をしている大勢の人達が、
新年に集い、これだけの人数であるから開催日も他の新年会よりも若干遅めで、
各地域の新年の行事が終わった頃に行われている。

午後６時からの開催である、ゆっくりと横須賀駅から歩いて会場に向かう。
久しぶりに夕方のウエルニー公園を歩くことができた


ダイエー前の歩道橋も冬の夜ムードがいい感じ


来賓の挨拶や紹介が終わって、乾杯！会食、人の熱気が会場いっぱいに広がり、
さすが普段から地域で活躍している面々、実にエネルギッシュである。


いつも感心するのは地元神社の氏子会若手が聴かせてくれる、笛、太鼓


見せてくれる、獅子舞なども客席を練り歩いて盛り上げて、
舞台ではオカメやひょっとこ達が楽しい踊りを見せてくれる。


平穏な年であることを願って、万歳三唱で盛会裏にお開きである。

皆々様のさらなるご健勝とご活躍をご祈念し、
この新年会にお誘いいただいたことに感謝した夜でした。