浅田真央論~その7、世界を照らす鏡
世間では、スポーツキャスターの松岡修造氏による発言がしばしば話題となるようです。例えば、女子カーリング選手の練習に対して「そんなことしかしないの…」と発言して顰蹙(ひんしゅく)を買ったとか。僕は実際の映像を見ていないので憶測に過ぎませんが、松岡修造という人間は良い意味で単純なのだと思います。というのも、カーリングはハードに肉体を鍛える必要はなく、そんな競技がオリンピックに存在することが不思議なのだと思います。真央ちゃんの限界に挑戦する練習を観た彼には、カーリングはスポーツとして映らないのだと思います。それが不謹慎発言に繋がったとしても、古典的(褒め言葉)なスポーツ選手に属す彼を責めることは出来ません。正直、少し苦手なタイプですが。
誤解といえば、フィギュアの城田強化部長も誤解されているような気がします。安藤美姫選手を選んだのは、息子がロッテに入社し、トヨタからセルシオをもらったからだ。あるいは、山田コーチと仲が悪いので、山田コーチが育てた中野選手と恩田選手が外された、などなど。
真相は分かりませんが、僕なりに情報を分析すると、城田さんはシロのようです。と、此処で駄洒落をかますところではないのですが、オリンピックの代表選考会には電通が出席していたようです。それで、安藤選手を外したい城田さんの意見が却下され、城田さんは安藤捨て駒作戦を思い付いたのだと思います。いずれにしても、ポイント制にこだわれば、中野選手が選ばれると落ちるのは荒川選手だったのです。
城田さんと山田コーチの不仲説も、真央ちゃんを見ていると感じません。グランプリシリーズ中国大会の時、真央ちゃんは屋台でカバブのようなものを一口食べて、「おいしい」と言ってから城田さんの口に持って行ってました。前回のソルトレイクで山田門下の恩田選手を推薦したのも城田さんとされています。二人が本当に不仲なら、成り立たないエピソードばかりです。
このように、真央ちゃんを介在してみると、松岡発言も城田疑惑も氷解します。これも真央ちゃんの美徳の一つではないでしょうか。伊藤みどりさんも、真央ちゃんの解説の時だけ別人のように振る舞うことが出来ます。解説よりも応援だという外野の声はありますが。いずれにしても、真央ちゃんの人徳で救われるケースが目に付きます。
真央ちゃんのトリプルアクセルが注目されたことで、先駆者である伊藤みどりさんにもスポットが当てられました。今見ても、それは本当に凄いジャンプです。そんな偉大なみどりさんが、精神的に不安定なのは周知の通りです。しかし、真央ちゃんのことになると自分の妹のように生き生きと話します。みどりさんが着たコスチュームを、ジュニアの頃の真央ちゃんが着ていたのは有名です。日テレの企画で、みどりさんの解説付きで二人の比較をやっていました。こんな意地悪な企画にも、みどりさんはニコニコして「真央ちゃんの方が可愛い、真央ちゃんの方が似合う」と繰り返していました。真央ちゃんは、みどりさんにとって大切な精神安定剤でもあるのです。
真央ちゃんを鏡として用いることによって誤解や偏見が無くなり、みどりさんの愛すべき性格も理解されるのです。(何故かヒドイ外斜視の)テリー伊藤氏が斜視と批判したらしい真央ちゃんの目は、実はいつまでも子供の純粋さを失わない人に特有のものなのです。その目を真正面から見た松岡修造氏の心は、全ての女性に物足らなさを覚えるほどショックを受けたのではないでしょうか。真央ちゃんを家族のように思える人、真央ちゃんに憧れる小さなスケーター、ロリコンと罵倒されようと応援するオジサン達、「マオに萌えー」のアキバ系若者達。実にいろいろな人達が真央ちゃんを愛しているのです。その愛は集められて一つの光となり、真央ちゃんという鏡で反射され世界を照らすのです。実現すれば、どんなにか素晴らしいことでしょう。それが、オリンピックという晴れ舞台であることを、心から願わずにはいられません。
浅田真央論~その1、商業主義の解毒剤
浅田真央論~その2、天真爛漫を演ずる大物
浅田真央論~その3、才能の本質
浅田真央論~その4、箱船に乗った姉妹
浅田真央論~その5、疑惑の発端
浅田真央論~その6、暴かれた陰謀(悪魔に包囲された天使)
浅田真央論~その7、世界を照らす鏡
エフライム工房 平御幸(Miyuki.Taira)
世間では、スポーツキャスターの松岡修造氏による発言がしばしば話題となるようです。例えば、女子カーリング選手の練習に対して「そんなことしかしないの…」と発言して顰蹙(ひんしゅく)を買ったとか。僕は実際の映像を見ていないので憶測に過ぎませんが、松岡修造という人間は良い意味で単純なのだと思います。というのも、カーリングはハードに肉体を鍛える必要はなく、そんな競技がオリンピックに存在することが不思議なのだと思います。真央ちゃんの限界に挑戦する練習を観た彼には、カーリングはスポーツとして映らないのだと思います。それが不謹慎発言に繋がったとしても、古典的(褒め言葉)なスポーツ選手に属す彼を責めることは出来ません。正直、少し苦手なタイプですが。
誤解といえば、フィギュアの城田強化部長も誤解されているような気がします。安藤美姫選手を選んだのは、息子がロッテに入社し、トヨタからセルシオをもらったからだ。あるいは、山田コーチと仲が悪いので、山田コーチが育てた中野選手と恩田選手が外された、などなど。
真相は分かりませんが、僕なりに情報を分析すると、城田さんはシロのようです。と、此処で駄洒落をかますところではないのですが、オリンピックの代表選考会には電通が出席していたようです。それで、安藤選手を外したい城田さんの意見が却下され、城田さんは安藤捨て駒作戦を思い付いたのだと思います。いずれにしても、ポイント制にこだわれば、中野選手が選ばれると落ちるのは荒川選手だったのです。
城田さんと山田コーチの不仲説も、真央ちゃんを見ていると感じません。グランプリシリーズ中国大会の時、真央ちゃんは屋台でカバブのようなものを一口食べて、「おいしい」と言ってから城田さんの口に持って行ってました。前回のソルトレイクで山田門下の恩田選手を推薦したのも城田さんとされています。二人が本当に不仲なら、成り立たないエピソードばかりです。
このように、真央ちゃんを介在してみると、松岡発言も城田疑惑も氷解します。これも真央ちゃんの美徳の一つではないでしょうか。伊藤みどりさんも、真央ちゃんの解説の時だけ別人のように振る舞うことが出来ます。解説よりも応援だという外野の声はありますが。いずれにしても、真央ちゃんの人徳で救われるケースが目に付きます。
真央ちゃんのトリプルアクセルが注目されたことで、先駆者である伊藤みどりさんにもスポットが当てられました。今見ても、それは本当に凄いジャンプです。そんな偉大なみどりさんが、精神的に不安定なのは周知の通りです。しかし、真央ちゃんのことになると自分の妹のように生き生きと話します。みどりさんが着たコスチュームを、ジュニアの頃の真央ちゃんが着ていたのは有名です。日テレの企画で、みどりさんの解説付きで二人の比較をやっていました。こんな意地悪な企画にも、みどりさんはニコニコして「真央ちゃんの方が可愛い、真央ちゃんの方が似合う」と繰り返していました。真央ちゃんは、みどりさんにとって大切な精神安定剤でもあるのです。
真央ちゃんを鏡として用いることによって誤解や偏見が無くなり、みどりさんの愛すべき性格も理解されるのです。(何故かヒドイ外斜視の)テリー伊藤氏が斜視と批判したらしい真央ちゃんの目は、実はいつまでも子供の純粋さを失わない人に特有のものなのです。その目を真正面から見た松岡修造氏の心は、全ての女性に物足らなさを覚えるほどショックを受けたのではないでしょうか。真央ちゃんを家族のように思える人、真央ちゃんに憧れる小さなスケーター、ロリコンと罵倒されようと応援するオジサン達、「マオに萌えー」のアキバ系若者達。実にいろいろな人達が真央ちゃんを愛しているのです。その愛は集められて一つの光となり、真央ちゃんという鏡で反射され世界を照らすのです。実現すれば、どんなにか素晴らしいことでしょう。それが、オリンピックという晴れ舞台であることを、心から願わずにはいられません。
浅田真央論~その1、商業主義の解毒剤
浅田真央論~その2、天真爛漫を演ずる大物
浅田真央論~その3、才能の本質
浅田真央論~その4、箱船に乗った姉妹
浅田真央論~その5、疑惑の発端
浅田真央論~その6、暴かれた陰謀(悪魔に包囲された天使)
浅田真央論~その7、世界を照らす鏡
エフライム工房 平御幸(Miyuki.Taira)