平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

真央のレクイエム

2008-06-24 22:09:25 | Weblog
 真央ちゃんの新曲が、タラソワ先生のコーチ就任のニュースと共にもたらされました。ショートプログラムは、ショートで才能を発揮するニコルさんが振り付けるドビュッシーの『月の光』。これは、今シーズンの初戦となるグランプリ・フランス大会を見据え、フランスの作曲家を起用した感じですね。『月の光』は好きな曲ですが、ドビュッシー自体はプロ好みの作曲家なので、難曲と言っても過言ではありません。バッハ好きの楽理科の友人がドビュッシーを特別視していたくらいですから、1音1音に妥協が許されない曲なのです。流れで表現するのではなく、研ぎ澄まされたテクニックが必要とされるので、演ずる側も最高度の技術が求められます。ニコルさんが提案したのなら、それは真央ちゃんの技術を評価した証となります。

 フリーの『仮面舞踏会』はハチャトゥリアン版のものですが、タラソワ先生の悲劇好きには困ったものです。この悲劇好きが、世界中から亡霊を呼び集めるからです。先の世界選手権でも、ショートプログラムの時は会場が亡霊だらけでした。これは、平家の亡霊に取り憑かれて琵琶を奏でた耳なし芳一(みみなしほういち)と同じく、芸術によって鎮魂が行われるためです。真央ちゃんは芸術家として完成されているので、嫌でも鎮魂という舞台に立つ訳です。亡霊は慰められる以外は何も要求しませんから、変に怖がる必要はありません。むしろ、天に霊が帰る手伝いをした事で霊格が上がるのです。

 さて、真央ちゃんと僕の古代史がシンクロしている事は、ここの読者には自明です。今回も例外ではありませんでした。というのも、ハチャトゥリアンの出身地はカフカスです。カフカスとはコーカサスの麓にある地名で、実は聖徳太子や法隆寺と密接な関係にあります。詳しくは『私だけの古代史第三部・法隆寺編』を読んで頂きたいのですが、忍者で有名な甲賀はコーカサス、高市皇子が居た鹿深(かふか)はカフカスの音訳なのです。高市皇子は、息子の長屋親王と共に聖徳太子のモデルの1人であり、聖徳太子と密接な関係にあった蘇我氏も、巷奇と呼ばれたようにコーカサス出身なのです。

 法隆寺は、カフカスから南に下った、アルメニアのフリプシメ教会にルーツを持つ原始キリスト教寺院でした。アルメニアと言えばラファエル・アルトゥニアン。そう、真央ちゃんの前コーチの出身地であり、舞さんの誕生日にノアの箱船が漂着した場所です。奈良は2年後に平城遷都1300年を迎えます。バンクーバー五輪の年ですね。ちなみに、頭に角を生やして顰蹙(ひんしゅく)を買ったキャラクターのセント君ですが、デザインしたのは芸大寮で同じブロックにいた彫刻科の俗物です。

 法隆寺は、唐から最新式の建築技術が入ってくる前に建てられた、ある意味で異様な建築物なのですが、それは元々仏教寺院ではなく原始キリスト教寺院として建てられた必然です。聖徳太子が建てた熊凝(くまごり)道場の熊凝は、実はロシア系の人名イーゴリに漢字を当てたものです。正しくはイウゴリ、あるいはユウゴリですね。これが聖徳太子の本名です。

 このように、真央ちゃんはハチャトゥリアンの曲を選ぶ事で、イスラエル12部族が古代日本に渡ってきた道を辿っている訳です。もちろん、法隆寺に祭られた、カフカス出身の高市皇子の子・長屋親王(夢殿・救世観音像のモデル)や、真央ちゃんにそっくりな妻の吉備内親王(中宮寺・半跏弥勒像のモデル)などの霊に呼ばれたからですが。真央ちゃんの鎮魂の旅は、長く広範囲にわたり続けられるでしょう。そのうち、スペインにも招かれるかもしれませんね。

     エフライム工房 平御幸
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真央の新曲

2008-06-24 18:46:29 | Weblog
 真央ちゃんのコーチにタラソワ先生が決まりました。同時に、フリーの曲がハチャトゥリアンの『仮面舞踏会』、SPはドビューシーの『月の光』と判明しました。

 『月の光』は有名ですから説明不要と思いますが、『仮面舞踏会』については、こちらで試聴できます。とりあえず速報です。

       エフライム工房 平御幸
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