平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

注目されるヤコブの預言(666)

2009-06-08 03:06:26 | 古代史と聖書
 麻生総理が、北朝鮮の弾道ミサイルを警戒するコメントを出しました。北の出方によっては、朝鮮半島に戦火が戻ることも有り得る状況になってきました。もともと休戦状態なのですから。

 安田記念を驚異の強さで勝ったウオツカは、牝馬初のGⅠタイトル6勝目です。またしても6が出てきました。2着のディープスカイは6番枠で、しかも四位騎手が36才。3着のファリダットまでの馬番合計が13。余りに不吉ですね。北朝鮮ではクーデターが失敗して、一時は死亡説も流れた三男の正雲が後継者に浮上。最も温厚で知的な長男の正男は、後継者レースから脱落して亡命説が出る始末。しかし、この時期にですから、正男をバックアップしていた中国も面子を潰された感じです。北を止める国は火中の栗を拾う覚悟が必要となりました。親北の日本の政治家ですら逃げ腰ですから、アメリカは北のミサイル発射を想定しているということでしょう。

 『創世記』において、ヤコブの祝福と呼ばれるものは、何処が祝福なんだと首をかしげる内容が多いので知られています。僕が知った奥義の解釈を交えて書いてみましょう。原文は随分と違います。

 「長男のルベンは優れた者ではない。太陽に近付きすぎて干涸らびた金星のようだ。次男のレビと三男のシメオンに、他の兄弟は加わるな。彼らの剣は暴虐の剣。レビは金融を支配し、シメオンは武器を支配して、共謀して世界を滅ぼそうとするからである。四男のユダには鉄の杖が与えられ、立法を守る。しかし、目はワインで赤く、歯はミルクで白い。五男のイッサカルは逞しいロバ。六男のゼブルンは海辺に住み…」と続きます。ここまでは、正妻レアの子供たちです。

 このブログに度々登場するヨセフとベニヤミンは、レアの妹でヤコブが愛したラケルの子供たちです。ヨセフは北イスラエル王国のエフライムを出し、ベニヤミンは初代イスラエル王サウルを出して、分裂後は南ユダに属します。

 さて、ラケルの仕え女ビルハの子にダンがいます。「ダンはマムシ、おのれの民を裁く」とあるように、北イスラエルに属したダンから仏教が出て、そこからマムシに喩えられる邪教が生まれ、おのれの民を苦しめることになります。このマムシが、仏教系カルトの祖である日蓮宗と、派生した立正公正会や創価学会なのです。天理教で、近所迷惑も考えずにドンチャンと宣伝すると指摘されるのが団扇太鼓です。ダンから出た邪教のシンボルだから団扇太鼓なのですね。ちなみに、天理教ではユダ族系の扇を使います。ですから、団扇太鼓に嫌悪を感じていた人は、ヤコブの祝福をちゃんと読めば納得できるのです。

 古代イスラエル末期、ユダ族の特権を認めたソロモン王に対して、アンチテーゼとしてエフライムによる北イスラエル王国が建てられました。これは、エフライムの子孫である平将門の思想(天皇批判)に酷似していますが、エフライムがダンとベテルに建てた金の仔牛は、出エジプトの時にモーセの怒りを買った金の牛そのものだったのです。仏教には、最初から反権力の根があったのです。天理教の教祖はこれを謀反の根と呼んでいます。

 このように、「天皇は神聖にして侵すべからず」という言葉は重いのです。僕が書くことをねじ曲げられて天皇批判に利用されるのは嫌なので強調しておきますが、天皇や日本の歴史を正しく理解することは、天皇制を批判することではありません。日蓮が国家権力に対するアンチテーゼとして立ち上げた民衆救済ですが、創価学会の平和を錦の御旗とした主張と似ています。

 ヤコブの祝福で「かき裂く狼」と形容されるベニヤミンと、「マムシ」と形容された邪教思想が結びついたのが関東軍であり大東亜戦争なのです。戦後の東京裁判で死刑宣告が当たり前の石原莞爾と同胞は、裏切りの主張で無罪になり、東京裁判が悪魔の裁判である事を立証しました。今のこの時代、第二の石原莞爾や板垣征四郎が出てくるのかも知れません。要注意です。明治22年(1889年)1月18日生まれの石原莞爾は、西暦の数字を足すと見事に36に収束します。1+2+3+…+36=666。誰が第二の石原莞爾なのでしょうかね?

     エフライム工房 平御幸
コメント (6)
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