鳩山総理と小沢幹事長の辞任が突発的に起きましたが、僕には予兆みたいなのはあったのです。
実は、徳島牛という高そうなお肉を頂いたので、亡くなった姉が親代わりと慕っていた天理教の会長さん夫婦にお裾分けしてきました。高齢なので心配もありましたが、約10年ぶりです。案の定、「小沢の人相は駄目だけど鳩山は…」と情弱老人の見本。それで、民主党と朝鮮半島の関係などいろいろと吹き込んだので、すっかり改心した模様です。
これが月曜日の事で、これで鳩山擁護のわずかな糸も切れたのです。問題は、掲示板で囁かれているように、首班指名で自民党が民主党の前原氏に投票するかですね。これで前原総理が誕生なら、即座に解散総選挙でしょうけど。
ところで、世間にはいろいろな陰謀論があるようで、1985年の日航機墜落事件も陰謀ではないかと見解を求められました。どうやら、キリスト教系の左巻きが糸を引いているみたいですが、陰謀論に惹かれた根拠は、落ちた場所が御巣鷹山ではなく本当は高天原山だから、日ユ同祖論のユダヤ人が関係している、という極めて曖昧な理由のようです。落ちた場所が御巣鷹山ではなく高天原山系だというのは、Wikiにも載っている事で隠し事ではありません↓。
陰謀論で使われる、地元の子供達が夕方に日航機と二機のジェット機を見たという目撃談も、当時の時間を再現してみれば様相が分かります。僕がエフライム工房のリンクで紹介している『暦のページ』では、西暦を入力すれば、その日の日没時間が分かるようになっています。現場の長野と群馬の県境でも、東京との時差は7分です。
さて、問題の日航機は夕方の18時12分発ですが、管制塔との交信履歴から12分後の18時24分に爆発事故があったことが分かっています。このとき、事故機は相模湾上空にあり、ここから右に旋回して羽田に戻ろうとします。しかし、油圧系統が全て破損していたため、エンジン出力の調整による姿勢制御しか出来ず、片脚を出して右旋回させています。
日航機が墜落した時間はレーダーから消えた18時56分頃と推定されていますが、地元の子供が機体を見る事が可能だったのは、日没時間の18時41分より前だけです(標高1500m設定でも18時48分)。日没後の数分間は、日航機の照明が視界に入ってくる計算です。子供達が見たジェット機はおそらく、交信を分析した米軍のスクランブル機だと思います。陰謀論に利用されないように、墜落前に帰還命令が下されたのでしょう。
今の時代は、グーグルアースや、古代史でも使っているカシミール3Dという無償の地図ソフトで、落ちた地点を自分で確認できます。落ちた場所を別なところに隠蔽する必然性もありませんし、斜面ですから土盛りをしたりの足場作りは当たり前です。第一、最初から軍事用に発電所が予定されている一帯に落ちたのだから、米軍が監視するのも当然だし、機体に使用されていた劣化ウラン封じ込めが急がれるのも当然です。
陰謀論のサイトを見てみると、日航機はミサイルで落とされたとか、米軍ヘリも墜落していたとか、この場所でソ連と米軍の交戦があったとか、ほかにも秘密の軍事施設や電力装置が作られているのが問題という程度の陰謀論です。もう少しまともな陰謀論を書けと小一時間…。自衛隊にしろ米軍基地にしろ、極秘の施設があるからこそ、軍隊として機能するのです。情報公開で何もかもオープンにしてしまったら、戦略用の秘密も何もかも中国や北朝鮮に筒抜けとなります。
発表されている交信記録から分かる事は、機長が木更津に向かおうとしていたのに、衝突直前には左に急旋回して落ちた事です。なぜ木更津かというと、羽田は東京という人口密集地にあり、墜落した場合の被害が大きくなるから避けたと考えられます。
機長の立場からすれば、木更津に着いても着陸は困難であり、住民や空港関係者を巻き添えにする危険性を考慮すると、山に落ちた方が乗客と住民の被害が小さくなると思ったかもしれません。制御不能の事故機の機長としては賢明だと思います。
事故後の明け方四時頃、近くにいた立命館大学の教授と学生が下山して地元の消防団に場所を伝え、同時に自衛隊や警察も事故現場を特定して救助開始。死因の多くはベルトによる腹部の損傷ですから、明け方まで生きていた人が多くても不思議ではありません。暗闇で自衛隊員を見たとの目撃談もありますが、山中の夜間にヘリコプターで救助できるわけもなく、自衛隊にその技術があったとも思えません。
こういう想定外の事故が、後に軍事技術の移転により、GPS探査や衛星写真や夜間救助に生かされるわけで、それは縦割りの指示系統の弊害是正も一緒です。救助システムの構築は、天才的なシミュレーターを除けば、実際に起こった事への対応がノウハウとなって確立されるのです。人の動きが局部的にしか見えない人に、陰謀論は浸透しやすいという事です。陰謀論を展開するには、誰が利益を得るのかの考察が絶対に必要という事ですね。
エフライム工房 平御幸
実は、徳島牛という高そうなお肉を頂いたので、亡くなった姉が親代わりと慕っていた天理教の会長さん夫婦にお裾分けしてきました。高齢なので心配もありましたが、約10年ぶりです。案の定、「小沢の人相は駄目だけど鳩山は…」と情弱老人の見本。それで、民主党と朝鮮半島の関係などいろいろと吹き込んだので、すっかり改心した模様です。
これが月曜日の事で、これで鳩山擁護のわずかな糸も切れたのです。問題は、掲示板で囁かれているように、首班指名で自民党が民主党の前原氏に投票するかですね。これで前原総理が誕生なら、即座に解散総選挙でしょうけど。
ところで、世間にはいろいろな陰謀論があるようで、1985年の日航機墜落事件も陰謀ではないかと見解を求められました。どうやら、キリスト教系の左巻きが糸を引いているみたいですが、陰謀論に惹かれた根拠は、落ちた場所が御巣鷹山ではなく本当は高天原山だから、日ユ同祖論のユダヤ人が関係している、という極めて曖昧な理由のようです。落ちた場所が御巣鷹山ではなく高天原山系だというのは、Wikiにも載っている事で隠し事ではありません↓。
陰謀論で使われる、地元の子供達が夕方に日航機と二機のジェット機を見たという目撃談も、当時の時間を再現してみれば様相が分かります。僕がエフライム工房のリンクで紹介している『暦のページ』では、西暦を入力すれば、その日の日没時間が分かるようになっています。現場の長野と群馬の県境でも、東京との時差は7分です。
さて、問題の日航機は夕方の18時12分発ですが、管制塔との交信履歴から12分後の18時24分に爆発事故があったことが分かっています。このとき、事故機は相模湾上空にあり、ここから右に旋回して羽田に戻ろうとします。しかし、油圧系統が全て破損していたため、エンジン出力の調整による姿勢制御しか出来ず、片脚を出して右旋回させています。
日航機が墜落した時間はレーダーから消えた18時56分頃と推定されていますが、地元の子供が機体を見る事が可能だったのは、日没時間の18時41分より前だけです(標高1500m設定でも18時48分)。日没後の数分間は、日航機の照明が視界に入ってくる計算です。子供達が見たジェット機はおそらく、交信を分析した米軍のスクランブル機だと思います。陰謀論に利用されないように、墜落前に帰還命令が下されたのでしょう。
今の時代は、グーグルアースや、古代史でも使っているカシミール3Dという無償の地図ソフトで、落ちた地点を自分で確認できます。落ちた場所を別なところに隠蔽する必然性もありませんし、斜面ですから土盛りをしたりの足場作りは当たり前です。第一、最初から軍事用に発電所が予定されている一帯に落ちたのだから、米軍が監視するのも当然だし、機体に使用されていた劣化ウラン封じ込めが急がれるのも当然です。
陰謀論のサイトを見てみると、日航機はミサイルで落とされたとか、米軍ヘリも墜落していたとか、この場所でソ連と米軍の交戦があったとか、ほかにも秘密の軍事施設や電力装置が作られているのが問題という程度の陰謀論です。もう少しまともな陰謀論を書けと小一時間…。自衛隊にしろ米軍基地にしろ、極秘の施設があるからこそ、軍隊として機能するのです。情報公開で何もかもオープンにしてしまったら、戦略用の秘密も何もかも中国や北朝鮮に筒抜けとなります。
発表されている交信記録から分かる事は、機長が木更津に向かおうとしていたのに、衝突直前には左に急旋回して落ちた事です。なぜ木更津かというと、羽田は東京という人口密集地にあり、墜落した場合の被害が大きくなるから避けたと考えられます。
機長の立場からすれば、木更津に着いても着陸は困難であり、住民や空港関係者を巻き添えにする危険性を考慮すると、山に落ちた方が乗客と住民の被害が小さくなると思ったかもしれません。制御不能の事故機の機長としては賢明だと思います。
事故後の明け方四時頃、近くにいた立命館大学の教授と学生が下山して地元の消防団に場所を伝え、同時に自衛隊や警察も事故現場を特定して救助開始。死因の多くはベルトによる腹部の損傷ですから、明け方まで生きていた人が多くても不思議ではありません。暗闇で自衛隊員を見たとの目撃談もありますが、山中の夜間にヘリコプターで救助できるわけもなく、自衛隊にその技術があったとも思えません。
こういう想定外の事故が、後に軍事技術の移転により、GPS探査や衛星写真や夜間救助に生かされるわけで、それは縦割りの指示系統の弊害是正も一緒です。救助システムの構築は、天才的なシミュレーターを除けば、実際に起こった事への対応がノウハウとなって確立されるのです。人の動きが局部的にしか見えない人に、陰謀論は浸透しやすいという事です。陰謀論を展開するには、誰が利益を得るのかの考察が絶対に必要という事ですね。
エフライム工房 平御幸