平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

竹島の蛇神?

2010-07-31 18:34:00 | Weblog
 その名も和歌山から始まった『万葉集』ルートは、蒲郡の西浦町御前崎にある万葉歌碑で終わろうとしてます。

 今日は竹島へ行ったのですが、橋から海に目をやると、何やら水棲怪獣を小さくしたようなものがプカリプカリ。最初は蛇に見えたのですが、どうやら倒木が沖に流されているようです。樹皮の剥がれたところが、蛇の腹に見えたのです。さすがに龍神の弁財天ですね。使いを遣わしてくれたのでしょうか。



 竹島ではすべての社でお祈りしたのですが、『千載和歌集』の編者である藤原俊成を祀った社もあり、僕も文才が増すようにお願いしてきました。そういえば、駅の山手側には御幸町という地名があり、「何だ最初から縁があったじゃないか」と独り言。帰りには生命の海科学館に立ち寄ってみました。首長竜プレシオザウルスの複製もあり、さすがに龍神の町だと納得。でも、今日は物凄い暑さでTシャツもズボンもビッショリ。クタクタなので、予定を変更して駅前の港ホテルに泊まることになりました。満室だらけで、五軒目で見つかってホッ。



 改めて蒲郡を調べてみると、始めに書いたように御前崎に万葉歌碑が並ぶ散歩道があるらしい。これで、明日の朝に見てから帰ろうと決心しました。なお、前々回に書いた有間皇子ですが、アリマでは意味が通らず、「アル・イマ」か「ア・リマ」なら、ヘブライ語やエジプト語などで解析可能となるのです。『万葉集』の完全解明には、一万年という時間が必要かもしれませんね。

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松阪ベルライン

2010-07-31 07:21:55 | Weblog
 和歌山から南海電車で北上し、鶴と亀さんが手配してくれた泉佐野の全日空ホテルに入り、さすがに疲れが出たので、生まれて初めてマッサージを呼んでもらいました。マッサージ師のおばあちゃんによると全身がこっていたそうですが、自民党ファンだというので、しっかりとミンスの本性を教えておきました。中川さんの功績や死も含め、マスコミが伝えないことを教えたので本当に驚いていました。

 鶴と亀さんが仁徳天皇陵を車で案内してくれたのですが、巨大すぎて全体像が把握できません。やはり、この古墳は空から見てもらうために作られたと思いました。それから、早めの昼食の後で、古代史でも書いている道明寺を訪れたのですが、随分と小さなお寺で、中門もあちこちの斗拱がはずれています。修理するお金がないのでしょう。訪れる人が少なく、瀟洒な佇まいは良いのですが、国宝の十一面観音像を定期公開するときは賑わうのかもしれません。

 近鉄の道明寺で鶴と亀さんと別れ、二上山をすり抜けて奈良県に入りました。クルクルの唐古・鍵遺跡を見たいと思ったのですが、下車した石見(いわみ)駅はタクシーもバスもなく、遺跡から遠い、一つ前の田原本に戻って出直すのもおっくうなので、そのまま帰ることにしました。

 しかし、特急電車のタイミングが悪く、名古屋行きは待ち時間が長いし、とりあえず松阪までの特急券を買って乗り込みました。伊勢でも良かったのですが、帰りということで、松阪肉を食べておかないことには話のネタになりません。でも、松阪には巧妙に誘導されたようです。

 というのも、観光案内所でパンフレットをもらったら、愛知のセントレア行きの高速艇ベルラインが出ています。松阪牛からのイメージで、松阪も港町であることを忘れていたのです。これで、一年前のルートでまだ訪れていない、蒲郡の竹島弁財天が導いていると確信しました。しかし、弁財天は気難しい女性の神様ですから、手ぶらで訪れるわけに行きません。ということで、『万葉集』の旅の歌である羇旅(きりょ)を倣(なら)い、下手な歌を作ってみました。

羇旅(きりょ)の歌
旅から帰る途、恋しき人を思う歌一首

君が待つ 竹島恋し いざ行かむ
          舟の速けく 浪の速けく


 この歌は、舟と浪が隠語になっていて、弁天様なら分かるだろうという構成になっています。セントレアから名古屋に出て、そこから竹島ですが、弁天様が嫉妬するといけないので、今回は一人で訪れることにします。旅行に出てからスワローズは一軍も二軍も負けていなかったのですが、昨日は二軍が負けたので、何やら不穏な予兆。無理して、天理の兄に会ってきた方が良かったかなと。

 ということで、土曜日に帰る予定ですが、ご支援いただいた皆様には感謝申し上げます。お陰様で、予定の延長と、行く先の変更ができました。暑い中を案内してくださってありがとうございました。『万葉集』編を書き上げなくては申し訳ない心境です。

      エフライム工房 平御幸
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