平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

フルートの名曲

2012-05-10 04:50:19 | 芸術
 名古屋の試聴会が本決まりとなりました。場所は昨年と同じです。詳しい内容は、21日の金環日食が終わったあとで掲載します。

5月26日 土曜日 13:00~16:00

 時間は午後になっていますが、会場は午前から使えるので、搬入が終わったら午前の部が開催です。時間の都合で午前の時間帯しか来られない方は、申し出て頂けば、モニターするスピーカーや曲を優先的に割り振ります。午後は基本的にプログラム(未定)通りです。

 使用するスピーカーは、マグネシウム振動板のスーパーミカエル、ガブリエル、スーパーガブリエルがメインですが、今年のテーマである反転攻勢から、読者設計制作のバスレフも披露されます。それから女性読者制作の試みのミカエル。ウリのケルビムジュニアも参加するかも。いずれにしても、バスレフは、太陽の磁極が北半球だけ反転したのと変にシンクロします。

 パワーアンプの予備にヤマハのB-2を予定していたのですが、昨日の午後に、名古屋のスーパーミカエルに使っていたフィリップスのアンプが壊れたと連絡あり。「そろそろ壊れる頃だと思っていたニダよ ホルホル」と言うわけで、先立ってB-2とプリアンプのC-6を名古屋に送ることになりました。重いのでギックリ腰に注意汁。

 さて、随分前に紹介したNHK FMの『フルートの名曲』ですが、ようやく当時のFM FANが入手できて、放送した番組とプログラムが判明しました。曲は全部記憶と一緒だったのですが、最初の曲は演奏者が違いました orz。

1990年10月8日 午前7:15 マイクラシック <フルートの名曲(1)>
❶フォーレ/幻想曲 Fl:ジェームズ・ゴールウェイ 指シャルル・デュトワ/ロイヤルフィル ©B R32C 1173

❷イベール/間奏曲 Fl:ペーター・ルーカス・グラーフ G:コンラート・ラゴスニヒ ©K K32Y230

❸フリードリヒ大王/フルート協奏曲第4番ニ長調から 第2楽章 Fl:ジャン・ピエール・ランパル ジャン・ピエール・ヴァレス/パリ室内管弦楽団 ©Cs 32D C873

❹グルック/歌劇「オルフェウス」から 精霊の踊り Fl:ウォルフガング・シュルツ Pf:ヘルムート・ドイチュ ©To C E25-5693
❺ビゼー/「アルルの女」 第2組曲より Fl:ウォルフガング・シュルツ Hp:マリア・グラーフ  ©To C E25-5693

❻ドップラー/ハンガリー田園幻想曲 Fl:パトリック・ガロワ 指ジャック・メルシェ/ルクセンブルグ放送管弦楽団 ©V VD C1147
❼広瀬良平/午後のパストラル Fl: パトリック・ガロワ 指エマヌエル・クリヴィン/南西ドイツ室内管弦楽団 ©V VD C1147

❽ジュナン/ヴェニスの謝肉祭 Fl:ウォルフガング・シュルツ Pf:ヘルムート・ドイチュ ©To C E25-5693

話 : 小林洋子

 この中で手に入らないのは、2曲目、3曲目、4曲目、5曲目、8曲目、の5曲ですが、テープの残りが少なくて途中で切れたヴェニスの謝肉祭を除き、シュルツの吹いた中で、4曲目の精霊の踊りと、5曲目のアルルの女・間奏曲は是非とも聴いてもらいたい演奏です。手に入らないので代替としてラリュー盤を推薦していますが、記憶がフラッシュバックして、SNSでもラリューをシュルツと間違ったりするほどです。オリジナル盤は、ポピュラー・フルート名曲集(THE BEST OF POPULAR FLUTE MUSIC)というみたいですが、こちらのサイトの下の方で紹介されています。

 手に入らない中で、気になるのは3曲目のフリードリヒ大王の曲です。いろいろと探してみたのですが、見つかるのはフルートソナタばかりで、協奏曲の第4番は見つかりません。レーベルは米ロンドンのようで、アメリカなら見つかるかもしれません。アメリカのアマゾンなどで入手できる人は以下のキーワードで探してみてください。プレミア価格でなければ費用は持ちます。ただし、演奏者はランパルに限ります。

Frederick II
jean-pierre rampal
Flute Concerto No.4 in D
ドイツ語 Flötenkonzerte

 この曲は大したことはないのですが、放送内容と同じオムニバスのCDを自家用に作ろうと思っているので、ないと気持ち悪いのです。大半の人は聴いてがっかりすると思いますが、おっとりした曲をいまだに覚えているということは、それなりに個性があるということでしょうか。シュルツの方は、もしかして何処ぞの図書館にあるかもしれず、読者の皆さんの情報に期待します。

 僕がランパルと間違えて記憶していたフォーレの幻想曲。ジェームズ・ゴールウェイのフルートは脂っこく、肺活量が無駄に大きいせいか、息継ぎをしないで次の小節に入るというクセがあります。親日家のせいか演歌調です。僕はこれが嫌いで、それでゴールウェイのCDは持っていなかったのです。ところが、この曲だけは練習曲という性格のためか、それこそお手本のような演奏になっています。それでいて情感たっぷり。「他の曲もこのように吹けよ」と小一時間。CDは手に入ったので、そのうち紹介できるかもしれません。

     エフライム工房 平御幸
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする