平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

アメリカ戦を終わって

2016-08-17 03:23:50 | バレーボール
ストレート負けでした。選手の皆さんお疲れ様でした&最後の粘りを見せてくれてありがとう m(_ _)m

茨城に台風7号が豪雨をもたらしているように、佐藤あり紗さんには涙雨の幕切れでした。まだやり足りないとは思いますが、この悔しさをどの方向に持っていくのか、またずっと見守りたいと思います (; ・`ω・´)

試合の率直な感想として、もっとボロ負けすると思っていたので、2,3セット目の接戦は意外でした。日本は現有戦力下では健闘したと思います (・∀・)

敗因は色々ありますが、簡潔に書いてみたいと思います。以下、敬称略。

1. まず選手選考の段階から、衰えの目立つ木村・荒木ありきで不透明。そこへ持ってきて、不安定な宮下の子守枠で高齢の山口を入れてセンター線が崩壊。

2. 木村は絶対に下げないという放送局用の起用で、アタッカーの競争原理が崩壊。尻拭いは若手に押し付け (;´Д`)

3. 守備の相互信頼が最後まで形成されなかった。

4. 宮下のトスの限界。岡山の鈍いMBとバックアタック無しでしか上げられないから、センターがスピード不足でバックアタックも安定しない。スピードのないセンターは荒木と山口の限界でもある。

5. サーブの良い選手を選考から軒並み落としたので、サーブで見劣りした。座安の選考も無駄枠。

6. 監督の采配の酷さによる、迫田の立ち位置不明。ロンドン五輪組で唯一成長したのは迫田だったのに出番が少なかった。攻撃の軸を木村中心ではなく迫田中心で組み立てるべきだった。

7. 木村と東レ中心のメンバー選考に加え、監督が選手にイエスマンを求めた結果、最後まで不協和音が続いた。放送局の要望で木村をキャプテンに据えたのがそもそも間違い。

ということで、終わったから書けますが、センター攻撃を重視する僕としては、トヨタ車体の藤田夏未・平松美有紀コンビや、日立の佐藤美弥・井上奈々未コンビが見たかった (T_T)

日本が強くなるには、限界のある古賀や宮下という特定選手押しはやめて、セッターもセンター陣もアタック陣も、才能のある選手の発掘から始めないとダメだと思います。メンタルの弱い宮下はセッターには向いていません。

センターは特にスピードが優先されるので、ステップの良い選手を正しく教えると使えるようになると思います。

ウイングは日立の渡邉が怪我でどうかですが、渡邉のパワーと勝負強さは魅力。古賀は選手として一番大切なもの(頭脳)が足りない。

高校や大学の若手がどれだけ伸びるかですが、何度も書きますが、選考段階から透明性の担保が欠かせないのです。今の不透明な協会に、所属チームが安心して選手を送り出せるかは甚だ疑問です。スポンサーの言いなりにならないように、監督選考を透明化しましょう。選手に嫌われないのも大切なチェック項目です。

ちなみに、ミズノ製ユニフォームのロシアもセルビアにストレート負け。セルビアのサウスポーの19番ヴォシュコヴィッチは右手故障で、利き手の左手でボールを上げて強烈なサーブを連発。完全にエース格でした。これは見るべき (;・∀・)

女子ロシアxセルビア準々決勝
http://sports.nhk.or.jp/video/element/video=27475.html
コメント (11)
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