平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

バレーボール強化~10の提言

2016-08-24 04:26:48 | バレーボール
 リオ五輪で限界を見せた日本のバレーボール。僕は負けてよかったと思っています。というのも、僕のように外野から眺めただけで、ありえない問題が山積しているのが日本のバレーボールの組織だからです。はっきり言って、30年は遅れています。世界からではなく、僕の常識から見て30年という意味ですけど。

 日本が強くなるためには、行き当たりばったりの選手強化だけではダメで、まず協会組織の時代遅れを認識する必要があります。上が時代遅れだから末端のキッズの強化も時代遅れ。遅れていることに誰一人気がつかないお粗末さ。頭は生きているうちに使わないと、世界から取り残されること必至。今回の五輪は、厳しい僕基準ではなく、甘ったるい世界基準からも遅れていることを露呈した。だから改革のためには負けてよかったのです。

10の提言

1. 全日本の監督と選手選考を透明化する(各チームから誰が良いか、その理由とともにアンケートを取る)。

2. 監督選考と選手選考から放送局と広告代理店を排除する。

3. 代表枠に長年勤続の功労者を入れる場合は公表して1大会限定で使う。

4. 衰えた選手やチームから浮いている選手の海外移籍というキャリアロンダリングを容認しない。どの国であろうが、リーグ戦で活躍できなかった選手は代表選考から外す。

5. バレーボール協会とプレミアリーグと各県の協会を一本化して、試合結果などの公式記録を一括して管理する。

6. (特に膝の)怪我防止のために、末端のキッズに至るまで内股禁止、アヒル座り禁止の通達を出す。怪我が発生した場合、怪我した場所(体育館など)と部位と重篤度と原因を新たに設立する専門組織に報告させ、一括して管理してデータベース化し、再発防止策のフィードバックとする。文科省と厚生労働省が協力して新たな財源を作り、選手の怪我と手術に全額支払いの保険を適用する。

7. 特にセンタープレーヤーの攻守と守備陣の強化のためにステップ専門のコーチを養成する。

8. 女子のレシーブ&ディグの練習に男子のアタッカーを使わない(恐怖心が湧くだけ)。全日本がやったブロックも付けない練習は狂気でしかない。

9. 全国の各大会の表彰に、選手とコーチへの技術賞を導入し、なぜ優れているかを説明して模範とさせる。

10. 中学や高校で素質のある選手が有名校に偏らないように部員数に制限を設ける。原則として試合に出ない選手をなくす。練習よりも実戦が大事なので、試合に出られない選手は部員登録から外して転校を促す。有力校の控えより無名校のレギュラーの方が経験を積めるし、飼い殺しを無くすことができる。

参考 
他の選手がアップしている最中に1人だけ腰痛の整体している江畑選手
実は、この後で佐藤あり紗さんが厳しい顔をしていた
僕はこの瞬間に江畑を見限ったけど、シーズン後に海外移籍(キャリアロンダリング)とは (;´Д`)


2014年3月8日 パイオニア戦

    エフライム工房 平御幸
コメント (6)
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