平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

日立大会2日目~MBの横の動き

2019-11-18 16:24:40 | バレーボール
土曜日に日立選手を酷評した効果か、日曜日の岡山戦は俄然やる気を出してフルセット。負けた原因はMBの横の動きが劣るからです (@_@;)

日立の多治見監督は現役時代にミドルブロッカー(以下MB)だったし、トヨタ車体の全日本代表MB荒木選手は知り尽くしているはず。荒木選手は年齢が年齢なので、速い相手の横の動きには付いていけない。それでもブロックが多いのは、年の功で相手の攻撃パターンを読んで待ち構えているから。体力の衰えを頭脳でカバーする老獪さがあるからです ♪~( ̄ε ̄;)

ところが、日立の新戦力タップ選手には日本のバレーボールの経験がないし、膝に爆弾を抱えているように見える。最初からパオリーニ級の活躍は望めない。ブロードはスピードと高さが足らないし、ブロックは横の揺さぶりに弱い。

日曜日の岡山戦はサイドの2階席から見ていたので、MBの横の動きはよく見える。ここでビデオカメラを構えればよかったのですが、疲れていて気力なし。そこでダゾンの動画から参考画像を切り出そうとキャプチャしている最中 (^_^;)

岡山のMBは居村選手と及川選手。この2人は相手のレフト攻撃をブロックするのがメイン。日立のライト攻撃は窪田選手で高さがないから変則攻撃でたまに点を取られるのは想定内。エースアタッカーを止めれば勝ちという割りきったアキヨシ采配。

そこに、セットを重ねるごとに日立のタップ選手は動きが悪くなり岡山のセッターに振られる。ライトの窪田選手とタップ選手の間は1mも離れることしばしでブロック体勢に入れない。レフトは1枚ブロックで岡山に撃ち抜かれる。これでは勝てない。


1番 上坂選手 5番 タップ選手


4番 窪田選手 5番 タップ選手
こういうシーンがやたら目立った


日立はもう一人のMB芳賀選手が奮闘して動き回るから何とか試合になっていたけど、芳賀選手は攻撃面でスピードが足らない。ブロック体勢を取れるので守備陣が的を絞りやすく、専守防衛には合格。

結局、日立は岡山采配のミスからフルセットに持ち込むのが精一杯。4セット目途中に決定率の低い佐々木選手を下げて若手の西村選手にさっさと替えていれば岡山の楽勝でした。岡山はバレーボールが好きだから orz

ということで、日立の課題は相変わらず守備とつまらないミス。タップ選手が入ってから勝てなくなったような印象には根拠があったのです (_ _;)

なお、岡山の守備が良いのは練習段階から工夫が見られるから。日立は強打なら強打だけのレシーブ練習。岡山は強打とフェイントを織り交ぜてのレシーブ練習。練習段階から差があるのだから実戦で差がつくのは当然。岡山の8番のMB及川選手もMBとは思えないくらい守備が良い。ブロックも良いし僕なら全日本に呼びます。

また、18番の金田選手は顎の線がスッキリするほど絞れて素質開花。頭もバレーボール脳になってきたようです (^o^;)


日立駅のシーバーズカフェで暇つぶし
日立は黒潮なのか海の色が2色
サーファーが遠くに見えた (@@;)
コメント (8)
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