またコメントで「青」について本当の意味を考えるようにクイズを出しておいたので、今回は阪神で忘れ去られている、六甲山の山津波について書きます。クイズの答えは明日の予定 (;^ω^)
山津波とは、大雨が引き起こす大規模な土石流のことです。2年前の8月に起きた広島の土石流も山津波に近いけど、神戸駅まで泥沼と化した六甲山の山津波は広島の10倍近い大災害でした。折しも、長崎県で豪雨への注意報が出されている時。大雨の本格シーズン到来の前に書いておかないと気が落ち着きません。
長崎で1時間に115mm、熊本150mmのリアルタイムレーダー画像
六甲山の山津波は、死者が570人以上(公式には731人)で怪我人も3000人。浸水数万戸に、倒壊半壊家屋8600という凄まじさ。ソロモンの豪邸と言われた川崎男爵宅も泥流に飲み込まれたとか→神戸北野ホテル 川崎正蔵男爵邸跡。
この山津波の原因は大雨ですが、何と460mmを超す総雨量。広島の時は安佐北区で287mmですから、その1.6倍の規模。空恐ろしくなります。
三宮駅前の惨状(神戸市のWeb資料館↓から)
この大雨が、六甲山の花崗岩の崩壊時期に重なり、山崩れと巨大な土石流の津波となって家屋と人を飲み込んだ。豪雨に備えた排水用のトンネルである暗渠も飲み込まれたとか。
さらに、神戸市内が泥に飲み込まれたのには別の理由があり、それは地表から見えなくなっていた昔の川の上に人が住んでいたこと。土石流で地表が洗い流された後に、昔あった川が出現していて驚いたとか。川は龍脈ですから、人間の都合で埋めても龍神の怒りを呼ぶだけ。
この山津波についての報道資料ですが、神戸大学附属図書館の新聞記事しか電子データがありません→こちら(左フレームに現代語訳)。簡単な説明と写真は神戸市のWeb資料館にあります。専門的な資料は国土交通省の神戸支部とかで申請すれば見られるようですが、それでは大変すぎます。神戸の大学で卒論に悩んでいる学生があれば、この山津波について調べて論文を書けば優秀な成績で卒業間違いなし (;・∀・)
六甲山系の水害は度々起こっていて、一番古い記録が飛鳥時代の652年にあります→六甲山系災害史。しかし、気になるのは1932年(昭和7年)から1945年(昭和20年)の大東亜戦争・太平洋戦争の時代です。大戦争の契機となった満州国建設が1932年3月で、この年の7月に神戸の水害。2年後には室戸台風で死者281人。
実は、僕が六甲山の山津波を知ったのは、1938年(昭和13年)が気になって調べている最中でした。というのも、掲示板で1938年以来うんたらという書き込みがあり、1938年を調べていたのです。調べていたら、横溝ミステリーの『八つ墓村』の元になった、岡山の津山30人殺しが起こった年でした→八つ墓村予告編。
大きな戦争の前に、世相を反映した猟奇殺人事件が多発する。それと同じように自然災害も頻発する。異常気象が最近のトレンドのように思われていますが、過去にも大災害があったことを忘れないようにしたいですね。
なお、安倍晴明と安倍総理の関係について、少しトンチンカンではありますが、「官打ち」という呪詛で説明しているサイトがあるので紹介しておきます→こちら。これは僕が見つけたのではなく、半分破門中の栗ひよこが見つけたもの。さすがはオカルトマニア Σ(・∀・|||)
東京都知事の舛添要一が辞任し、蓮舫が知事選に担ぎ出されて辞退したとか。他党ですけど官打ちを避けたのかもしれないですね ^_^;
津山30人殺しは、ミステリー作家の島田荘司が、『龍臥亭事件 上・下』の中で、事件の背景として詳しく書いています。長いので読むのは大変ですが、この作者は時系列で登場人物を加齢させながら描いていくので、デビュー作から読まないと登場人物に馴染めないかもしれません。
エフライム工房 平御幸
山津波とは、大雨が引き起こす大規模な土石流のことです。2年前の8月に起きた広島の土石流も山津波に近いけど、神戸駅まで泥沼と化した六甲山の山津波は広島の10倍近い大災害でした。折しも、長崎県で豪雨への注意報が出されている時。大雨の本格シーズン到来の前に書いておかないと気が落ち着きません。
長崎で1時間に115mm、熊本150mmのリアルタイムレーダー画像
六甲山の山津波は、死者が570人以上(公式には731人)で怪我人も3000人。浸水数万戸に、倒壊半壊家屋8600という凄まじさ。ソロモンの豪邸と言われた川崎男爵宅も泥流に飲み込まれたとか→神戸北野ホテル 川崎正蔵男爵邸跡。
この山津波の原因は大雨ですが、何と460mmを超す総雨量。広島の時は安佐北区で287mmですから、その1.6倍の規模。空恐ろしくなります。
三宮駅前の惨状(神戸市のWeb資料館↓から)
この大雨が、六甲山の花崗岩の崩壊時期に重なり、山崩れと巨大な土石流の津波となって家屋と人を飲み込んだ。豪雨に備えた排水用のトンネルである暗渠も飲み込まれたとか。
さらに、神戸市内が泥に飲み込まれたのには別の理由があり、それは地表から見えなくなっていた昔の川の上に人が住んでいたこと。土石流で地表が洗い流された後に、昔あった川が出現していて驚いたとか。川は龍脈ですから、人間の都合で埋めても龍神の怒りを呼ぶだけ。
この山津波についての報道資料ですが、神戸大学附属図書館の新聞記事しか電子データがありません→こちら(左フレームに現代語訳)。簡単な説明と写真は神戸市のWeb資料館にあります。専門的な資料は国土交通省の神戸支部とかで申請すれば見られるようですが、それでは大変すぎます。神戸の大学で卒論に悩んでいる学生があれば、この山津波について調べて論文を書けば優秀な成績で卒業間違いなし (;・∀・)
六甲山系の水害は度々起こっていて、一番古い記録が飛鳥時代の652年にあります→六甲山系災害史。しかし、気になるのは1932年(昭和7年)から1945年(昭和20年)の大東亜戦争・太平洋戦争の時代です。大戦争の契機となった満州国建設が1932年3月で、この年の7月に神戸の水害。2年後には室戸台風で死者281人。
実は、僕が六甲山の山津波を知ったのは、1938年(昭和13年)が気になって調べている最中でした。というのも、掲示板で1938年以来うんたらという書き込みがあり、1938年を調べていたのです。調べていたら、横溝ミステリーの『八つ墓村』の元になった、岡山の津山30人殺しが起こった年でした→八つ墓村予告編。
大きな戦争の前に、世相を反映した猟奇殺人事件が多発する。それと同じように自然災害も頻発する。異常気象が最近のトレンドのように思われていますが、過去にも大災害があったことを忘れないようにしたいですね。
なお、安倍晴明と安倍総理の関係について、少しトンチンカンではありますが、「官打ち」という呪詛で説明しているサイトがあるので紹介しておきます→こちら。これは僕が見つけたのではなく、半分破門中の栗ひよこが見つけたもの。さすがはオカルトマニア Σ(・∀・|||)
東京都知事の舛添要一が辞任し、蓮舫が知事選に担ぎ出されて辞退したとか。他党ですけど官打ちを避けたのかもしれないですね ^_^;
津山30人殺しは、ミステリー作家の島田荘司が、『龍臥亭事件 上・下』の中で、事件の背景として詳しく書いています。長いので読むのは大変ですが、この作者は時系列で登場人物を加齢させながら描いていくので、デビュー作から読まないと登場人物に馴染めないかもしれません。
エフライム工房 平御幸
ロンギヌスの鎗の奥義をありがとうございました。
漢字一字はまったくわかりませんでしたが、なるほどの解説に感服いたしました。
青については、青=主+月で主が尽きるという呪いなのかと考えました。
今回の記事に昭和13年とあり、幻の第12回東京オリンピックがあった事をはじめて知りました。
タイトルが分かり難かったので変更 (~O~;)
1937年7月の北京郊外の盧溝橋事件を契機に東京五輪も中止になりました。
青はその答えだけでは不足 (;^ω^)
災害の警鐘ありがとうございます。m(__)m
六甲山系災害史を拝見しましたが、こんなに多いのかと驚きです。天災は忘れた頃にやってくるという言葉が浮かびました。常に意識したいと思います。
先の方のコメントが正解に近いのにもかかわらず、青は地球が月の主星で青く見え、呪いは重力だろうかと思いました。。。遠ざかってしまい申し訳ございません。m(__)m
三宮の被害写真が凄まじいですね。地下鉄の入り口から地下に浸水しそう。大雨の時は地下から真っ先に逃げ出さないと (;´Д`)
青の答えは旅行後にそのうち書きます。HCA-8000のLEDが切り替わらないので悩み中 ~( ̄C・>
連日の更新と解説有難うございますm(__)m
山津波と言うのを初めて聞きましたorz広島の10倍近かい規模とは驚愕です。。。
「官打ち」も初めて知りました。
大きな戦争の前に自然災害が多発するとのことで、心構えをしっかりしていたいと思いました。
青のクイズですが「十」「二」「月」でイスラエル12部族が尽きる呪いなのかなと考えました。
他に「じゅうに」の変換で「獣に」とも出てきて「獣に尽くされる呪い」も似たような意味で含まれると思いましたm(__)m
スマホでリアルタイムレーダーを見られる時代で良かったと思います。少なくとも豪雨は1時間前に予想できますから。もっとも、サーファーのように好き好んで真っ赤な所に出向く物好きもいますから、危機感を持てない人には無用の長物ですけど (~O~;)
クイズは徳川にも関係しているような(スットボケ)
わたしも十二の月と思いました。月は変換すると、尽き突き憑き吐きとよくない言葉が多いのですね。。
安倍晴明のお話の時にわたしも安倍総理の事をお聞きしたかったのですが、伊勢志摩サミットなど、安倍総理は伊勢神宮に歓迎されているように見えるので、ダークサイドには見えないのですがどうなのでしょう。
余命三年の時事日記という保守系の人に人気のブログでは、安倍総理は策士で自民党内の膿だしをするために、落としたい人をわざと役職につけて自らではなく敵側に失脚させるという話がありました。
ご紹介いただいたブログではいまいち「官打ち」=「安倍晴明」がわかりにくかったのですが、後鳥羽天皇は陰陽道をしていたので、官打ちは陰陽の呪詛という意味でしょうか?
大雨でここまで浸水するとは、本当に津波のようで、恐ろしいです。
試聴会の時に先生が仰っていましたが、昔の文献などで土地を調べておかなければいけませんね。
クイズですが、青→あ お で阿吽?終わりと始まりかと思いましたorz
官打ちの本質は高い官位を与えてルシファーを意図的に作り上げること。高慢になって落ちるのは自己責任。
生命の樹を上るということは、位が上がった時に、打たれて落ちるリスクを承知のうえで行うこと。
ここまで書いて理解できないなら人間として絶対的になにかが足りないということ (ー_ー;)
真央らぶさん( ノ゚Д゚)こんばんわ
HCA-8000が完全に直った。スタンバイからオペレーションへの切り替えにLEDがちゃんと連動する。みいちゃんに不安なし (;´∀`)
希望が丘とか何とかタウンとか夢の島とか、昔は人が住めない危険なところか刑場と相場が決まっています。平の付くところは真逆の崖が多い (;´Д`)
神戸あたりは昔から水害が多いのですね…また、津山30人殺しが大災害と重なるとは…事件は知っていましたが、読み返してみるとなんとも後味悪いですorz
これから雨期なので、災害も事件もないことを祈ります。
青のクイズですが分かりませんでした…
全回の差や着と同じく横三本があることを注目してましたが、関係ないと思いますorz